コルサの毎日がヒルクライム

サイクリング途中に見つけた古い4輪、2輪をご紹介していく、このシリーズ?今回は、マツダのキャロルです。

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↑実は、このクルマ最近見つけたわけではありません。

いつ頃見つけたか、はっきり記憶はありませんが10年以上は経っていると思います。

ここは、かつてのトレーニングコースで、いつも飛ばしていたので?じっくり見る機会がなかったのです。

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↑小さな360
cc時代のボディですが4ドア仕様ですね(2ドア仕様が最初にデビュー4ドアが追加)

販売は1962年~1970年だったそうで私の小学生時代はスバル360、ホンダN-360、スズキ フロンテなどと合わせてよく見るクルマでした。かつてはブルーシートが掛けられロープで縛ってあった痕跡がわかります。

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↑反対側から。リヤウインドウがクリフカットと呼ばれるタイプでリヤガラスがほぼ垂直に立った独特のデザインです。背後にうず高く積まれているのは自転車のタイヤです。なぜ、ここに自転車のタイヤが積まれているのか?背後の倉庫に何が入っているのか?ここに人が居たことも開いていたこともないので不明です。でも自転車のタイヤが大量にあるところを見ると近隣の自転車屋さんの廃材置き場かも?だとすると建物内部には自転車のお宝があるかも?(爆)

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↑フロントに回ってみましょう。フロントにはグリルがありません。実は、このクルマリヤエンジンリヤ駆動なのです。最初の画像を見るとリヤ、リヤフェンダー後部にルーバーが切られているのがわかります。ここから熱を逃がしたり冷却用の空気を取り入れていたのです。

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↑すでに鉄板もかなりさびているように見受けられます。レストアは余程、熱意がないと厳しそうですね。ボディパネルもサビが進行しているので部品取りしても使えるかどうか?

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↑置かれているのはこんな場所。国道からは一本入った田んぼの中の道。地元の人の抜け道として交通量は多少あります。でも買い取ろうという人はいなかったのでしょうか・・・

最近、トレーニングに使っているロードの駆動系がひどく汚れてきました。
私が走るのは田畑の間の農道が多く砂埃や泥はねが多いので特に汚れやすいのです。

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↑今回は閉店した自転車屋さんから引き取った、このオイルを使ってみることにします。

正直、よく知らないのですが・・・
innobike社の105High Tech  KETTENFLUIDという製品のようです。

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↑注意書きです。他のオイルと混じると良くないらしいので駆動系を洗浄することにします。

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↑チェーンは、かなり摩耗していますが見て見ぬふりをしてそのまま洗浄して使うことにします。

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↑↑、↑ギヤ板、リヤスプロケットも灯油で洗浄した後、パーツクリーナーで油分を飛ばします。

その他に画像はありませんがRDのプーリー、プーリーケージ、FDの羽根なども
クリーニングしておきます。

そして組み付ける前に一度スプレーして2日程おいてから走行すことにします。

自分は以前にも、この手の商品サンプル(今回の物ではありません)などをいただいて使ってみたことがありますが耐久性が短く、すぐに異音が出るようになったり防錆効果が弱かったりで、あまり良い印象がありません。
さて、今回のオイルは、どのくらい異音が出ずに使えるか?そして防錆効果はどのくらいあるのか?楽しみです。

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↑右のレバー(RD用)から出たシフトワイヤーは、そのまま右のチェンステーに入っていきます。

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↑シートステーに内蔵されたRDシフトワイヤーは、このように出てきてRDに。

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↑左のレバー(FD用)はシートチューブにさりげなく?入っていきます。

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↑シートチューブの下部からFDシフトワイヤーが出てきます。ということは、FDシフトワイヤーは、ここで180度方向が変わっていることになります。

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↑↑、↑ヘッド固定バンド。ブレーキアウター受けもこのバンドに直付けされています。これも田川さんの手作りですね。

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↑リヤのアウター受けは市販品かと思いましたが、こちらも田川さんの手作りのようです。

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↑田川フォルテ、デモンタブルの各部を5回にわたって見てきました。とても魅力的でサイズが私に合わないのが、つくづく残念です。

まわりにも欲しがる方は多いもののサイズが合う方がおらず、オーナーの意向でネットオークションに出品されることになりそうです。

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↑↑、↑↑、↑ヘッドラグ、シートラグはナベックス コンチネンタルカットラグでしょうか?
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BBラグはコンチネンタルカット風ですがヘッド、シートラグとは雰囲気が違います。

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↑ヘッドマークとフォーククラウン。ヘッドマークはリベット止めもありますが、こちらの方がカッコいいですね。
先に画像でご紹介した通り、ラグはとても良い雰囲気ですがフォーククラウンはマスプロ車のようなもので少々、残念な感があります。

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↑シートステーブリッジ周辺。ブレーキは直付けではなくシャフト取り付けですが泥除けの隠しネジ穴が細工されています。(泥除け取り付けネジが長すぎると当たってしまう)
また、シートステーパイプには補強板が入っています。画像には写っていませんが左シートステー内側にはダイナモ台座と思われるネジ穴もあります。
塗装のはがれから下地がメッキされていることがわかりますが補強板のあたりは腐食が発生しているようです。早く手入れ(レストア、再塗装?)しなくては・・・

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↑エンドはサンツアーのストレートエンドです。

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↑チェンステーの「つぶし」の様子とチェンステーブリッジの泥除け隠し止めネジ穴。

 

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↑フォルテ デモンタブルの当時の広告を見つけました(ニューサイクリング別冊ディレイラーコレクション広告ページより「1981年」)

 

原文のまま書き写すと

全然、手をよごさずにタッタ2分間で分解ができ、フレーム等にキズが絶対つかず、持運びには、車輪そのままで押していける、シンドサを知らない車は、手づくりフォルテだけです。

車輪寸法8~27まで各種制作できます。

ドキッキング法3種パテント申請中

デラックス ¥185.000より

スペシャル ¥250.000より

 

とあります。

広告の画像を見ると前後のハブシャフト部分が重なりステムを回してフロントバッグ、ハンドル部分がサドルの後ろ、後輪の上にうまく納まっていることがわかります。

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↑その前後輪を重ねて収納固定する為と思われる部品が付属していました。

これに前後輪のQRナットをかませて固定していたと思われます。

多分、この部品も広告にあったパテント申請中の一つではないかと思われます。

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↑ステムを緩めてハンドル、フロントバッグを後輪の上に抑える為の工夫がこれでしょう。

六角レンチでバンドを緩めるとステムが動かせステムの向きを変えるのでしょう。

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↑ステムの上はふさがれています。前記のようにステムの固定はバンドで行うのでステムの引き上げボルトは不要というわけです。

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↑↑、↑シートラグの下に変速レバーが直付けされています。通常の場所にWLを取り付けるとフレーム分割の度に変速ワイヤーを分割する必要が発生します。それを避ける為に、この位置にWLを設けています。通常の配置と変わらず右がRD、左のレバーでFDを操作しています。

今回は1981年当時の広告とデモンタブルフレームならではの細部の工作を見ていきました。
次回はフレーム各部などの作りを見ていくことにしましょう。

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