サイクリング途中に見つけた古い4輪、2輪をご紹介していく、このシリーズ?
今回は、ユーノス コスモです。
「コスモ」と名前が付くので4代目とされていることが多いのですが・・・
私としては初代、3台目とは大きくキャラが違うように思え連続性は感じません。
特に初代コスモスポーツは純粋なスポーツカーですし3代目は4ドアモデルの
設定もありました。
(2代目は2ドアクーペなので4代目とは共通性があります)
今回、取り上げる4代目はユーノスブランドのフラッグシップ車として販売された
大型高級クーペでバブル景気の影響を感じるものでした。
調べてみると販売期間は1990年から1996年だったようです。
↑ボディは2ドアクーペのみ。
全長4815ミリ、全幅1795ミリ、全高1305ミリ。
見るからに大柄ですが全長4815ミリもあるのですね。
右手に見えるホンダも気になる・・・
↑↑最大の特徴は市販車では世界初となる3ローターの20B-REW型が搭載されたことでしょう。
当初、300馬力を優に超える333馬力で設計されたと言われていますが運輸省の
行政指導により280馬力になったそうです。
3ローター以外には2ローター、13B-REW(230馬力)も搭載されました。
3ローター搭載車は4本出し、2ローターは2本出しマフラーのようですので、
この個体は3ローターと思われます。
ミッションは全車4速ATのみでマニュアルミッションの設定はなし。
↑燃費はとんでもなく悪かったようでバブル時代でも販売は振るわなかったらしく
現存するユーノスコスモは珍しいようです。
このユーノスコスモに積まれた3ローター ロータリーエンジン。
V型12気筒エンジンに匹敵する滑らかさ、と言われていましたが・・・
このロータリーエンジンをスポーツカー用に味付けしMTと組み合わせて
純粋なスポーツカーシャシーに搭載されたなら(ミドシップ)・・・
V型12気筒エンジンより軽量、コンパクト、低重心でパワーは匹敵?
今も世界で語り継がれる高性能スポーツカーになったでしょうね。