前編の浅間峠から一旦スタート地点の方へ戻る。

再度、新城市中宇利地区から今度は風越峠を目指すことに。
この峠は地元でも、ほとんど知られておらず超えたと言うサイクリストの
話は聞いた事がなかった。

ところが先日、「すーさん」のブログを拝見すると関西から遠征し
アタックしたとあるではないか!!
ただ、残念ながら西側の黒田の村に抜ける事が出来なかったとある。

自分も近いうちに挑戦する予定だったので今回登ってみることにした。

とりあえず、林道入り口手前に「宇利城跡」があるので見に行くことにする。
ここも気になっていながら今まで一度も尋ねた事がなかった。
古戦場ではあるが今は気持ちの良いハイキングコースといった感じである。
ただ、地形を見ながら、かつての、戦いを想像すると複雑な気持ちにもなる。


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これが城跡の遠景。
中央の高いところに館があり、その左側の低いところは、お堀だったようだ。
城と言っても、普通にイメージされる城のように立派な物ではなく
「砦」に近い物だったようだ。
その為、石垣などはほとんどない。自然の崖などを利用し堀などを
追加構築した物らしい。


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これが宇利の戦いの案内板。


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かつての宇利城の様子。


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さて城跡に歩いて登った後(これが結構脚に来た 笑)は、風越峠を目指す。
城跡から、すぐに未舗装の登りになる。
すーさんはインナー、ローで登ったそうだが
自分は、結構な坂に何度か足を付いてしまった。
やがて、すーさんのブログ画像にも有ったゲートに出る。


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ゲートを越えて、1キロほど登ると、やはり林道は終点。
後で調べると、ここは八名林道(ヤナ林道、地元に八名という地名がある)
とのことだった。


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林道終点からも道はあるが、険しいのと、やはりどう考えても風越峠ではない
ようなので、ここから引き返す。


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登る時に、怪しいと思われる道を探しておいたが、ここも違うようだ。



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結局、先ほどのゲートまで下る。
ゲートの少し下に道跡がある。ただし、ここは峠道の可能性は薄いと考えていた。
念の為、調べるが完全に夏草に覆われ踏み跡も消えてしまう。
あきらめかけ出直しか、と思い始める。
が、少し登ると最初の印象とは違い回りの様子は完全に旧道っぽい。
カーブを曲がると大きな掘割の峠が現れた。
画像は東側から西側を見たところになる。


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掘割を過ぎ峠の西側から東側を見たところ。
画像の右隅に石碑があるのがお判りになるだろうか。


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峠の碑か馬頭観音かと見てみると・・・
紀元2600年記念植林 昭和15年とある。
残念ながら風越峠と確定する資料にはならなかった。
(紀元節とは・・・興味がある方は調べてみてください)
帰宅後、道路地図を確認すると八名林道との位置関係から、やはり風越峠はここのようだ。

そこでスタート地点の富岡に住む友人に電話で確認してみる(行く前に電話すればいいのに)。
その結果、やはり、ここが風越峠との事だった。
友人は、さすがに自転車で超えたことはないそうだがランニング!!
で越えた事が何度かあるそうだ。
また、車が普及する以前は地元の人が近道として歩いて超えることもあったそうだ。


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峠から西側にいくつかの道筋があった。
悩んだ末、2枚目の画像の向かって左側の道をたどる。


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結局、これが正解。
ただ、下るにつれて前方の道は、やや怪しくなって来る。


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なんとか田んぼ跡に出る事が出来た。
あとは、あぜ道をたどれば楽勝だと思ったのだが
ここからが実は大変だった。
田んぼ跡は土砂が流れ込み完全に打ち捨てられている。
その為、あぜ道もほとんど壊れ歩くところもままならない。

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やっとのことで農道まで出る事が出来た。
農道で、ほっとしながら、来た道を振り返る。
中央の低いところが風越峠と思われる。



本日の走行距離  約35キロ(前編後編合計)
5時間もかかった割には、大して走っていない(笑)。
ただ、両峠とも押し区間が結構あったのと(道にも迷った)
宇利城を歩いて登ったので脚にかなり来ていた。

とりあえず、念願の?浅間峠、風越峠をやっと超える事が出来た。

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最後に本日の相棒。
リッチーのスイスクロスというモデル。(1996年)
もともとはシクロクロスのレース用。最近部品を変更。

kokoさんや、すーさんとのサイクリングではロード用タイヤを履いていたが
今回は、未舗装区間がかなりの距離で予想されたのでミシュランのオフタイヤを
履かせている。

ちなみに「さわるな」とあるのは自転車のことではない(当たり前か)。
良く見ていただくと稲のまわりに上下、2本の電線が見える。
これは、いのしい、鹿などの動物対策の高圧電線。
最近、奥三河などイノシシがかなり増えているそうだ。
その他、場所によっては鹿、サルなどの被害も多いとの事。