探し物をしていたところ、フラットブレーキレバーの箱が出てきました。
そこで、今回はフラットブレーキレバーのご紹介をさせていただきます。
ただ、手持ちがあったと思う(笑) マファック(デルリン、アルミ)が残念ながら、
見つかりませんでした。

またインベルセタイプ(逆レバー)、ギドネットタイプは今回、対象に入れませんでした。



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ごくごく一般的だったダイアコンペ2種。
手前のタイプは固定バンドのボルトが表に出ずシンプルで好ましい。
上のタイプは、固定ボルトが表に出て、ちょっとシンプルとはいいがたい。
でも、手前のタイプより、便利で・・・
理由は次の画像で。



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前の画像の手前のタイプ。
固定ボルトが、ここに有るため、ワイヤーをセットした状態ではブレーキレバーの
取付角度が調整しにくいのです。



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手前は最近、手に入れた赤色着色されたレバー。
奥は先に取上げたダイアコンペ。



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上の画像と、その前の画像を、よーく見てください。
細かく見ると違いが、たくさん有りました。

①レバーの形が違う。
②固定バンドの形状が違う。
③本体の形が違う。
④本体内部の構造(補強板のある、なし)。
⑤本体にメーカー刻印のある、なし。

赤色着色レバーもダイアコンペのバリエーションだと思っていましたが
違いがたくさんありますし、何よりダイアコンペの文字が見られないので
ダイアコンペの製品かどうかも判らなくなってきました(笑)



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これはダイアコンペ?



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ドロップハンドル用レバーと比較。
曲げる前の製品なのか、曲げた物を伸ばした物なのか(笑)



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これも、よーく見ると違いがたくさん有って
(たまたま年式が違うとかの理由でしょうか?)



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ダイアコンペ「146C」 
この手のグランコンペバージョンもカタログにあったような?
(アジャスト部に黒いゴムの付くタイプ)
このレバーの存在は80年代初めから知っていましたが
ずっと見かけることもなく、最近やっと手に入れた物。

フラットバーハンドルにセットしても、パットの部分は普通、握りませんよね。
実用より、高級感を出す為のパットゴムなのでしょうか?



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これは、どこのメーカーの製品か、おわかりになりますか?

これは「吉川」の製品です。「吉貝」ではありませんよ。
ヨシガイではなくヨシカワ(くどいって 笑)。

本体、バンド部分はスチール製で素朴なデザインになっています。

これはセンタープルブレーキ本体+小物ワイヤーもセットになって発見されましたから
機会があったら、一式、ご紹介します。



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これは、あまり知られていない3ttt(イタリア)の製品です。
バンドに小さな刻印が入っています。
当時、ブリスターパックで売られていました(80年代前半頃だったか)。

レバー単体で見るとイタリア製らしい、小粋なデザインに見えないこともありませんが
フラットバーハンドルにセットするとレバー先端が大きく開き少々使いにくいものでした。
(当時、使っていたのですが、長時間乗ると手がつりそうになって)



紹介した、これらのフラットブレーキレバーを使って作りたい
自転車の構想(妄想)も、たくさんプランが有るんですけどね(笑)