もともと、この記事は70年代に良く見られた普及版の
ブレーキレバー、ダイアコンペシリーズを取上げるという、つもりの記事でした。
ブレーキレバー、ダイアコンペシリーズを取上げるという、つもりの記事でした。
今回は少し、趣旨を変えて1987年のダイアコンペのカタログを見て当時の製品を
ご紹介してみようと思います。
ご紹介してみようと思います。
70年代のダイアコンペ社(吉貝機械金属株式会社)のトップモデルは
グランコンペ シリーズでした。
80年代になるとニューグランコンペ、ローヤルグランコンペなど
ブレーキ専業メーカー(ステムなども作ってはいますが)らしい気合の
入った製品を発表します。
グランコンペ シリーズでした。
80年代になるとニューグランコンペ、ローヤルグランコンペなど
ブレーキ専業メーカー(ステムなども作ってはいますが)らしい気合の
入った製品を発表します。
80年代後半にはダイアコンペ144など廉価版部品は作られていなかったのではないかな?
と勝手に思っていましたが
改めて1987年のダイアコンペ カタログを見ると144、160、161、162の
ベーシックもデルも、ちゃんと掲載されています。
(同じ品番でも、この時期のモデルは大きな形状の違いがあります。この件については続編にて)
と勝手に思っていましたが
改めて1987年のダイアコンペ カタログを見ると144、160、161、162の
ベーシックもデルも、ちゃんと掲載されています。
(同じ品番でも、この時期のモデルは大きな形状の違いがあります。この件については続編にて)
グランコンペもコンペ-Gと名前を変えて3モデルが載っています。
1987年のカタログを、よく見てみると驚くのは、その製品の豊富さです。
多分、製品単品でサイクルショップで売られるようなものばかりではなく
完成車アッセンブル用に自転車製造メーカーに納入される物も含まれているのだと
思います。(スポーツ車用に限らず)
多分、製品単品でサイクルショップで売られるようなものばかりではなく
完成車アッセンブル用に自転車製造メーカーに納入される物も含まれているのだと
思います。(スポーツ車用に限らず)
ちなみに、1987年のカタログにはドロップハンドル用ブレーキレバーだけでも
驚くことに 56種類も用意されています。
驚くことに 56種類も用意されています。
そのほかではフラットタイプのブレーキレバーが 14種類
MTB+BMX系が 20種類
ギドネットもちゃんと 1種類、
そして逆レバーと呼ばれるリバースレバー 1種類
MTB+BMX系が 20種類
ギドネットもちゃんと 1種類、
そして逆レバーと呼ばれるリバースレバー 1種類
合計 92種類!!ものブレーキレバーが掲載されています。
その中で、
ドロップハンドル用ブレーキレバー 56種類の内訳を見てみると
ドロップハンドル用ブレーキレバー 56種類の内訳を見てみると
エアロタイプ系のもの 11種類
ニューグランコンペ系が 4種類
COMPE-G系が 3種類(旧グランコンペ)
その他はカタログではスタンダードと、ひとつにまとめられているのですが
スタンダードがなんと 25種類もあります(旧ダイアコンペなどほか)
そしてセーフテーレバー付きの製品が 10種類も用意されています。
そのほかにはタンデム用!が2種類、ジュニア用が1種類見られます。
ニューグランコンペ系が 4種類
COMPE-G系が 3種類(旧グランコンペ)
その他はカタログではスタンダードと、ひとつにまとめられているのですが
スタンダードがなんと 25種類もあります(旧ダイアコンペなどほか)
そしてセーフテーレバー付きの製品が 10種類も用意されています。
そのほかにはタンデム用!が2種類、ジュニア用が1種類見られます。
このページはロイヤルグランコンペなどのエアロタイプです。
COMPACT-SIZEと言う製品が2種類見られます。
上の2段はエアロタイプです。
一番下の4種類はエアロタイプではないノーマルタイプ?の上級モデル、
ニューグランコンペ4種類が載っています。
一番上の段の3種類は「COMPE-G」
実質的には旧グランコンペですね。
2段目からはスタンダードの25種類(このページでは7種類)が紹介されています。
154、155など、あまり記憶にない製品が掲載されています。
154、155など、あまり記憶にない製品が掲載されています。
下段にある144Cは144にパットゴムを被せただけのモデルのようです。
このページはスタンダードモデルの紹介です。
旧ダイアコンペの144、160、161、162も全て掲載されています。
160C、162Cなど基本モデルにパットゴムを被せただけと思われるモデルが
いくつか載っています。
いくつか載っています。
162Hは162のレバーに穴を空けたモデルのようです。
(穴=ホールのHでしょうか)
(穴=ホールのHでしょうか)
上の2段はスタンダードモデル。
完成車などで見かけた事がある物もありますがこんな品番のモデルだとは、
まったく知りませんでした。
まったく知りませんでした。
下段の左下には2種類のタンデム用レバーが用意されています。
さすがブレーキメーカーですね。
さすがブレーキメーカーですね。
下段の右はジュニア用、ドロップハンドルブレーキレバーです。
そしてセーフティーレバー
上段にセーフティレバーが3種類出ています。
ちょっと話がそれますが古いダイアコンペのカタログには確かに「SAFETY LEVER」と
書かれているのですが、この1987年カタログには「EXTENSION LEVERS」と書かれています。
両方ともメーカーのカタログにもかかわらず、なぜ呼称が変わったのでしょうか?
何か理由がありそうですが。
書かれているのですが、この1987年カタログには「EXTENSION LEVERS」と書かれています。
両方ともメーカーのカタログにもかかわらず、なぜ呼称が変わったのでしょうか?
何か理由がありそうですが。
それにしてもセーフティレバーを装備したブレーキレバーが、たくさん紹介されています。
もう一ページにもセーフティレバーを装備したブレーキレバーが4種類も載っています。
2段目からはフラットタイプのブレーキレバー紹介になります。
しかし、フーデット部分にパットゴムが被せられた、これらの製品はほとんど
見かけた事がありません。
見かけた事がありません。
以前の記事で、こんな所にパットを被せても高級感は演出できるが走りには
意味がないと書いた事がありますが「私はここを持って走ります」という方も見えました。
意味がないと書いた事がありますが「私はここを持って走ります」という方も見えました。
このページはまるまるフラットタイプのレバーです。
下段の方はスポーツ車用ではなくて一般車向けのようです。
他にもATB用が1ページ、BMX系が1ページあります。
そして次のページにはギドネット、リバースレバーなども紹介されています。
次回からは、いよいよダイアコンペ ブレーキレバー自体の細かな仕様の違いを
アップしていく予定です。
アップしていく予定です。
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