先日、「ヤスリ」を買ってきました。
たかが「ヤスリ」といって笑ってはいけませんよ。
その名も「BRIGHT-900」です。
その身は荘厳なシルバーで光り輝いています(笑)
その名も「BRIGHT-900」です。
その身は荘厳なシルバーで光り輝いています(笑)

これが究極のヤスリ、「BRIGHT-900」です(笑)
とは言っても、これでピンと来る人は
よほどの工具マニアか製造業関係の方でしょう。

まずはヤスリのことを学習研究社 「工具の本」で調べてみると・・・
(下記の記事にも、一部、この本より引用しています)
日本国内で使用されるヤスリの9割は広島県呉市仁方(にがた)で作られているのだそうです。
仁方にある約40社!?のヤスリメーカーの中でも全国シェア40%以上という
トップメーカーの「TSUBOSAN(つぼさん)」が開発したのが、
この「BRIGHT-900」なのです。
仁方にある約40社!?のヤスリメーカーの中でも全国シェア40%以上という
トップメーカーの「TSUBOSAN(つぼさん)」が開発したのが、
この「BRIGHT-900」なのです。
コルサは見ていませんが、この製品、昨年、TVの人気番組で取上げられ、
大ブレーク中なのだそうです!?
大ブレーク中なのだそうです!?

このヤスリの特徴は・・・
ヤスリが切れなく(削れなく)なる原因の目詰まりを防ぐ為の特殊加工です。
ヤスリの目立て時に発生するバリのような物をケミカルで処理後、
独自のコーティングを施すというものだそうです。
この特殊加工により耐久性は従来品の3~6倍、
木、プラスチック、アルミ、ステンレス、銅などの軟質材から硬質材まで
一種類のヤスリで対応できるという夢!?のヤスリだそうです。
独自のコーティングを施すというものだそうです。
この特殊加工により耐久性は従来品の3~6倍、
木、プラスチック、アルミ、ステンレス、銅などの軟質材から硬質材まで
一種類のヤスリで対応できるという夢!?のヤスリだそうです。

早速試してみます。
アルミ材でも柔らかめの部材を夢のヤスリ、「BRIGHT-900」で削ってみましょう。
確かに目詰まりは見受けられません。
違うメーカーの一般的なヤスリでも試して見ましたが、そちらは、やはり
少々、アルミの削りカスがヤスリ本体に付着していました。
違うメーカーの一般的なヤスリでも試して見ましたが、そちらは、やはり
少々、アルミの削りカスがヤスリ本体に付着していました。
ヤスリ自体の切れ味(削り感)は、一般的なヤスリと、それほど変わりません。
正直言いますと「BRIGHT-900」で最初、アルミ部材を固定せずに軽く削ってみた時には
「かかりが悪い」(削れない)ような感触でした。
しかし、画像のように部材を固定して一般的なヤスリと交互に試すと感覚の
違いが良くわかってきました。
正直言いますと「BRIGHT-900」で最初、アルミ部材を固定せずに軽く削ってみた時には
「かかりが悪い」(削れない)ような感触でした。
しかし、画像のように部材を固定して一般的なヤスリと交互に試すと感覚の
違いが良くわかってきました。
先にも書いたとおり、ヤスリ自体の切れ味(削り感)は、一般的なヤスリと、
それほど変わらないような気がするのですが「BRIGHT-900」は何と言うのか
「当たりが柔らかい感じ」がします。
切れ味の違いはともかく感触の違いははっきり感じられます。
それほど変わらないような気がするのですが「BRIGHT-900」は何と言うのか
「当たりが柔らかい感じ」がします。
切れ味の違いはともかく感触の違いははっきり感じられます。
切れ味(削り感)が従来のヤスリと、ほとんど変わらず(コルサは、そう感じた)、
その上で「目詰まり」せずに長く使える(耐久性は3~6倍といわれる)のなら、
これは、やはり「夢のヤスリ」と言っていいでしょう(笑)
その上で「目詰まり」せずに長く使える(耐久性は3~6倍といわれる)のなら、
これは、やはり「夢のヤスリ」と言っていいでしょう(笑)
ちなみに価格は従来の物と変わらないとは言えず、結構お高くなります。
(上記画像の3本セットで4300円ですからホームセンターで見かける
ヤスリセットよりずいぶん高い?)
(上記画像の3本セットで4300円ですからホームセンターで見かける
ヤスリセットよりずいぶん高い?)

今度は「木材」を削って試してみました。
右が従来のヤスリ、目詰まりしやすい木材ですから、すでに削りカスが
ヤスリ目に詰まっています。
左の「BRIGHT-900」には・・・銀色のせいか、正直、良くわかりません(笑)
ヤスリ目に詰まっています。
左の「BRIGHT-900」には・・・銀色のせいか、正直、良くわかりません(笑)
念の為、両方のヤスリを紙の上でブラシで、こすってみると従来のヤスリに
比べて「BRIGHT-900」の方から落ちる削りカスは極端に少ないようでした。
(目に詰まるカスが少ないと言える)
比べて「BRIGHT-900」の方から落ちる削りカスは極端に少ないようでした。
(目に詰まるカスが少ないと言える)

ケースに「5本組セット 中目」と書いてあります。
もちろん、中目というのはヤスリの「目の粗さ」を表していて
「荒目」「中目」「細目」「油目」があります。
ところで、先の画像には3種類の形のヤスリしか出ていませんでしたよね、
なぜでしょう。
なぜでしょう。
実はヤスリにおける「5本組」というのは「5種類セット」とは、まったく
意味が違うことを表しているのだそうです。
ヤスリにおける「5本組み」というのは簡単に言えば
日本独自のヤスリの形状を現す呼び名で、
「5本組み」以外に「8本組み」、「10本組み」、「12本組み」などがあり
数値が大きくなるほど本体の幅が細くなるらしいのです。
意味が違うことを表しているのだそうです。
ヤスリにおける「5本組み」というのは簡単に言えば
日本独自のヤスリの形状を現す呼び名で、
「5本組み」以外に「8本組み」、「10本組み」、「12本組み」などがあり
数値が大きくなるほど本体の幅が細くなるらしいのです。
ですから「10本組の荒目」と「5本組の中目」の目の粗さは一緒という、
ややこしいことになるそうです。
ややこしいことになるそうです。
ショップの店長の話によれば
画像の、このケースには、もともと「5本組み中目」と言う「目の粗さ」の、
まったく同じ形状のヤスリが5本入っていたのを、
お客さん用に3種類の形状のヤスリセットに組替えて販売している、
とのことでした(もーほんとに、ややこしい)
画像の、このケースには、もともと「5本組み中目」と言う「目の粗さ」の、
まったく同じ形状のヤスリが5本入っていたのを、
お客さん用に3種類の形状のヤスリセットに組替えて販売している、
とのことでした(もーほんとに、ややこしい)
ちなみにヤスリの形状は「平」「半丸」「丸」「角」「三角」の一般的な物の
他に「シノギ」「先細」「楕円」「刀刃」「腹丸」「ハマグリ」「両甲」等があるのだそうです。
他に「シノギ」「先細」「楕円」「刀刃」「腹丸」「ハマグリ」「両甲」等があるのだそうです。
さて、このヤスリ、ほんとうに「耐久性は従来品の3~6倍」なのでしょうか?
楽しみですが・・・データーを取っているわけではないですから
結局、感覚的なものになってしまいますね(笑)
楽しみですが・・・データーを取っているわけではないですから
結局、感覚的なものになってしまいますね(笑)
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