みなさんは自転車のクランク長をどうやって決めていますか?
ちなみにコルサは身長170cmで、
ロード、MTBは170ミリ、ピストは165ミリを使っています。



イメージ 1

クランク長の選び方を雑誌などで見てみると・・・

だいたい、ロードだと「身長の10分の1を目安に」などと雑誌などには書かれています。
それに対しピストレーサーのクランク長はロードより短めが良いとされています。

たとえば実業団の選手でロードもピストのレースにも参加しているような人に聞いてみると
身長170cm前後で「ロードは170ミリ、ピストは165ミリ」なんていう答えが
結構多かったりします(あくまで10年ぐらい前までの話ですが)

競技部の指導者なども昔は「ピストは回転なんだ、だから短めがいいんだ」と
言っていたようです(最近の指導は知らないんですが)

また、身長が私と同じくらいの競輪選手に聞いてみても165ミリのクランクの
使用者が多いような気がします。
コルサが高校生だった70年代中頃には170cmぐらいで168ミリのクランクを
使っていた競輪選手も多かったような記憶もあるんですが(たまたまかなぁ)
※スギノのマイティコンペクランクは3ミリ刻みで165、168、171ミリが
 販売されていました。

以前から思っていたのですが登りがなければロードも回転重視でいいんだし
ピストでも、ある程度の回転(高いレベルで)が維持出来るなら少々長いクランクで
少しでも重いギヤを踏んだ方がいいんじゃないのかなぁ、と思っていました。


まあ、私は、もともとヒルクライマーでピストレースには、まったく興味がなかったので
今まで、ほとんどピストを速く走ろうなんて努力はした事がなかったのです(笑)
ところが数年前から「朝、短時間で集中してスピード練習」できるということで
ピスト練習に通うようになりました。
もともと、スプリント力もスピードも、たいしたことはありませんから速くはありません。
でも一緒に仲間と競争すれば、どうしても少しは速く走りたくなります(笑)


それで、いろいろギヤやホイールを変えてみたいのですが・・・・

機材で一番効果がありそうなのはカーボンのディープリムや軽いディスクホイールだと
思われます。
でも、これらは大変高価だという障害があります。

そこで、今回、やってみたのは手持ちがあった167,5ミリのクランクに変えてみることです。
これで、今より、もう少し重いギヤが踏めるようにならないかなぁ~と(笑)
もちろん、回転が落ちてしまっては意味がありませんけど。


余談ですが・・・メーカー車のクランク長はひどいものがあります。

メーカー車のカタログを見てみると適応身長160~180cmなどと書いてあります。
確かにスローピングフレームで長いピラーが付属していますから
サドルの位置は対応できるでしょう。
でもその他の部分は大丈夫なんでしょうか?
ステム長、クランク長、ハンドル幅、ハンドル高など、そのままで適応身長に
対応できるわけありません。
その点については何もカタログに断り書きされていません。
「身長によってはステム、クランクの交換が必要です」とか断り書きがあるカタログって
 見たことありますか?

コルサが以前買ったアメリカの大手「T社」のMTBはM・L・XLの3サイズの中から
一番小さい「Mサイズ」(フレームサイズ 445㍉)を選んだにもかかわらず
クランク長は175ミリでしたから(XLには何ミリのクランクが付いていたのでしょう?)
これでは身長170cmのコルサはもちろん、それ以下の人に
対応できるわけありませんよね。
「クランクが長すぎて膝を痛めた」とか言って訴訟を起こしたら勝てるかなぁ(笑)