(その1、2より続く)
今回もコルナゴ スーパーに使われている(いた)部品の話などを書いていきましょう。

ただし、今回は、うちのコルナゴのものでない画像も多数ありますが、
どなたかの参考になることもあるかも、ということでアップしておきます。
(私は大のコルナゴファンというわけでも熱心なコレクターでもありませんから、たいした物はありませんが)



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実はコルサが現在乗っているコルナゴのホイールはオリジナルではありません。

リムにニジーが使われていたのですが・・・
ニジーのリムのスペアがないのでオリジナルホイールは保管したままになっていて
中古で組んだ別のホイールを使っています(笑)
(コルサは以外にニジーのリムと縁がない?のです)
完成車についてきたカンパハブのスレッドは単体で日本に入ってきた物と違い
「35×24F」イタリアンの刻印のあるものが付いています。



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79年コルナゴについていたタイヤ。COLNAGOネーム入りになっています。

どこをさがしても製造元らしきネームは見つかりませんでした。
(空気圧の指定のみ表示あり PRESS 7.ATM  100PSI)
入手時、すでに20年以上たっていたものですが、とりあえずエア漏れはありませんでした。
だからと言って、もちろん、使う気にはなれませんから保存してあります。



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うちのコルナゴより古い76年頃のコルナゴ スーパーに使われていた
コルナゴネーム入りのタイヤ。

70年代に限っても、この2種類以外の違うマークが、あったと記憶しています。



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ペダル回りは紛失していましたのでカンパ スーパーレジェ ストラーダ、
トウクリップはイタリア製の「GALLI」を使っています。

GALLIのクリップは、コルナゴ完成車に時々、付いていましたが最近では余り
見かけないので画像をアップしておきます。
ただ、あまりメッキが良くないのか画像から見えない方は、かなりサビが出ています。
今のうちに再メッキして保管しておくか使い切って廃棄するか、思案中(笑)
今でも入手できるなら再メッキすることもないのですが・・・皆さんどう思われます?



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自分のコルナゴにはビンダを使っていますが(笑)
コルナゴは、もちろんネーム入りのストラップを用意していました。
完成車には、もちろんセットしてありましたが単品売りもありました。

上側は普通の一枚革の物。色は他にも用意されていたと思います。

下側はコルナゴ メキシコなどのスペシャルモデルに使われていた軽量モデルです。
(袋にSuper leggeraの文字あり)
この軽量モデル、ストラップは樹脂をサンドイッチしたものになっていて、
革に穴があけられています(笑)
当時、革に穴をあけても、たいして軽量化にならないだろうと冷静に思う気持ちもありましたが
反面、「ここまでやっている」のだという「強烈なスペシャル感」に、まいってしまったのも事実です(笑)

両者のモデルのマークの向きを見ると軽量モデルの方だけは、ご丁寧にも完成車にセットした際、
ネームの向きがちゃんと揃うように考えて入れられている事が判ります。



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ストラップには製造メーカーを表す刻印など両方とも入っていません。
しかしコルナゴネームはしっかり、ここにも入っています。
軽量モデル(Super leggera)の方には金具の先端にも小さな穴があけられています。
ふたつのモデルは金具の形がまったく違いますから別のメーカーのものなのでしょう。
左のモデルは特に金具がくもっていますね(恥ずかしい)、早速、磨いておかなければ(笑)



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サドルにもCOLNAGOのネームが入っていましたが、普通の3tttの物に交換しています。
もともとのサドルはセライタリアにコルナゴのネームが入っていた物だったと思います。
コルナゴ メキシコ等には3tttの軽合ベースが使われていた記憶があります。
シートピンもノーマークの物からカンパに交換してあります。



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コルナゴの刻印のあるレコードとスーパーレコード ギヤ板の比較です。

レコードのギヤ板は内側のアーム?をカットしていますがスーパーレコードでは軽量穴になって
刻印できない部分にも刻印が入れられますから華やかで目立ちますね。
(レコードのギヤ板は76年頃の物)



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インフレーターも前面にコルナゴのマークが入っています。
イタリアのインフレーターといえば、まずシリカですが、
またまたコルナゴやってくれます?、シリカではありません。
横に「EXPORT」という文字が入った物です(イタリア製)。
ちなみにコルナゴのマークの入ったシリカも、たくさん存在します。



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昔、程度の良くない中古のコルナゴを買った際、ショップのおじさんが
「レストアするなら使いなさい」と、おまけにくれたデカール。
(その程度の悪いコルナゴはレストア途中のまま、知人に譲った。現在も、そのままらしい 笑)

一説によると、このデカールはコルナゴとは関係なく作られた偽物という情報もあります(笑)



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こちらは本物と聞いて別のショップさんで買った物(本当か、どうかは不明ですが)

フレームカラーに合わせて2色ありました。
ただ、なぜかヘッド用のマークだけが、ただのシールなんですけど(笑)
こういうデカールって、もう20年以上たっているはずですけど、
今でも使えるものなんでしょうか?



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コルナゴ関連のボトルも、いくつか出てきたので勢いで紹介しておきましょう(笑)
一番右が70年代中頃から後半に良く見かけたタイプで色は別に白等があります。
(レース中の画像でも時々、見かけます)
まん中の物は右の物に良く似ていますが少し新しい物だと思います。
左は見てのとおり、デルトンゴ時代の物ですね。カンパとセライタリアのネームも入っています。

これらのボトル、全て製造メーカーが違います。
右からmariplast(伊)、まん中がALE、デルトンゴはTA(仏)製でした。



※さて、たいした内容もないのに3回に分けて記事にしたコルナゴも今回で終わりです。