先日、「1979? コルナゴ スーパー その3」と題した記事でコルナゴの
ネーム入りストラップ、2種をご紹介しました。


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コルナゴのストラップ、2種類

その記事には下記のように書いたのですが「 メカJBさん」より、
「軽量化ストラップを是非ハカリにかけて、重量を比較を希望します」
とコメントいただきました。
言われてみれば、ごもっともな話で(笑)早速、重量を比較してみることにしました。
ただ、コルナゴの2種類だけ比較するだけでなく、当時の主流だった?ビンダも計って
みることにしました。
早速、ビンダを探していると、他にも、いろいろなストラップも見つかりました。
どうせやるなら見つかった手持ちのストラップの、全ての重量を比較してみることにしました(笑)



記事に書いた文章写し

「当時、革に穴をあけても、たいして軽量化にならないだろうと冷静に思う気持ちもありましたが
反面、「ここまでやっている」のだという「強烈なスペシャル感」に、まいってしまったのも
事実です(笑)」


まずは今回、見つかった手持ちのストラップをざっと、ご紹介していきましょう。



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例のコルナゴ、ネーム入り2種類
上の方が見るからに気合十分、穴だらけの「Super leggera」
両方とも製造メーカーは不明です。
いずれもコルナゴのネームは入っていますが金具の形状など、まったく違いますのでメーカー
あるいは製造年代が違うのかもしれません。
さて、注目の重量はノーマル46,0gに対してSuper leggeraは48,0g!?
あれ?Super leggeraの方が重いじゃん(笑)
Super leggeraは樹脂がサンドイッチされているし、その関係で重いのかなぁ、
いずれにしても、ちょっと肩透かし(笑)



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当時の主流?ビンダ。
上の方が一枚革のノーマル品。下側が革の間に樹脂を挟みこんだビンダ エキストラ。
画像を良く見ていただけると革の間に樹脂が挟まれているのがお分かりになると思います。
ビンダ43,0~53,5g平均48,7g程度。
エキストラは50,5gでノーマルよりやや重い。
コルナゴと同じく一枚革のものより樹脂をサンドイッチしたものの方がわずかに重いようです。



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これは金具にチネリ(イタリア製)の刻印が入ったもの。革には「ベルナール イノー」の
文字があります。
チネリが作ったイノーネーム入りとは、どういった経緯の商品なんでしょうか?
重量46,0g



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これはフランスの完成車、メーカー、「ルジュン」のネームの入ったもの。
ペダルにセットした後、革の先端を穴に差し込んで使います(締めやすい)。
このような形状の物は同じフランスのパトロードなどにもあったと思います(今回サンプル見つからず)
金具を見ると「AFA  LAPIZE」の文字があります。
重量53,0g



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近年、良く見かける物。
下側セットは2本とも「クリストフ」ネームですが上のセットは「クリストフ」+「AFA」セットで
売られていました。
金具は前者が「zefal」、後者が「Pm」の刻印でした。
ちなみに「zefal」刻印の物で革のネームが「lapize」の物も見かけます。
重量平均44,5g

このへんのストラップの存在は手に入らないよりましで、ありがたいのですが・・・
かつてのビンダなどを知っていると、ずいぶん頼りなく思え(革が薄く、しなやかさに欠ける)
サドルの下にチューブラタイヤを付けるぐらいの用途にしか使いたくなくなってしまいます。
(失礼ながら)



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今度は国産を、ご紹介しましょう。
探しても意外と見つからない?極東ペダルのストラップ。
金具に「KKT」の刻印がありますが革にはネームは入りません。
重量48,5g



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三ヶ島の物。
これは比較的、新しい製品と思われ「MKS」の刻印入り。
革は厚く丈夫そうには見えますがビンダと比べ、しなやかさに欠けています。
重量平均59,0g
他にも緑、赤、黄、茶などいろいろな色が用意されていました。

この他にも国産ではキャットアイの樹脂製などが売られていたこともあります。
(下で紹介する織物ではなくビニール?のような一枚ものの樹脂)


現在ではビンディングペダルの普及で、あまり使われなくなったストラップですが
競輪ではビンディングペダルの使用は禁じられている為、今でも競輪用(アマ競技者も使いますが)
として高性能?なストラップが存在します。
「三ヶ島」「藤田」、「フジトシ」等のメーカーが信頼性の高い製品を供給しています。
(公営ギャンブルの競輪ではトラブルは極力、避けなければならない)
それらの中には1セット、一万円近い物もあります。
(片側2本のバンドが1本にまとめられたダブルバックルという製品は一万円を越えます)
コルサは、ずいぶん前からピストもビンディングにしているので今は高価な競輪用のストラップは
持っていません。
(サンプルがあると良かったんですが)



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そうそう、MTBブームの頃から、いろいろなメーカーより革製ではないナイロン製の物も多く
売られるようになりました。
三ヶ島には「MS-200」と言う製品があります。
重量41,5g
三ヶ島の革製のもの(59,0g)より、ずいぶん軽量ですね。



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今度は金具部分を比較してみましょうか?
これは全てビンダの物。

あまり違いはないのですが・・・・
黄色の物だけ、ローラー部分の色が白いですね。
また赤い物だけは革に食い込むギザギザの部分が「5山」なんです(笑)
他の物は「4山」何ですけどね。

そう言えば良く見ると革の部分も違いがありますね。
その前に今まで紹介し忘れていましがビンダには、こんな製品もありました。
一番下なのですが革の上の表面にナイロン?のような生地がセットされていています。
(これだけ、中古の為、少々、汚れサビあり)
赤、黄、黒には「BIANCHI DINO」の文字があります。
これは何を表すんでしょうか?人の名前なんでしょうか?
(上の2本、白系のものには入っていません)
ビンダも他に青などの色があったはずです。
表面ナイロン?のビンダの重量は50,0g



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こちらは上からチネリ、ビンダ、コルナゴ(ノーマル)、コルナゴ「Super leggera」
画像が悪くて見にくくてすみませんが一番上のものにはチネリの「C」マークが入っています。
(先に紹介したとおり革にはベルナール イノーの文字)
2番目は先ほども紹介したビンダ。
コルナゴと比べると微妙に形が違う事がわかります。
ですからコルナゴは、やはりビンダ製ではないのでしょう。
3番目はコルナゴ ノーマル、金具にCOLNAGOの文字と先端に小さな「クローバー」マークが
入っています。
一番手前のコルナゴの「Super leggera」は革部分だけでなく金具先端にも小さな穴が
あけられています。



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上から順に三ヶ島 ナイロン製、三ヶ島ノーマル、極東ペダル(KKT)、革にルジュンネーム入りのAFA、
ゼファール、そしてPmになります。

なんと言っても特徴的なのはルジュンマークのAFAですね。
他が似たり寄ったりの金具なのに対して、独特な形状をしています。

また三ヶ島ノーマルと極東ペダルは金具と革をつなぐのにリベットを2個使うといった特徴を
持っています。
三ヶ島のナイロンは一本リベットになっていますが上部の金具部分はノーマルの物と共通のようです。



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さて最後の最後にご紹介する(笑)このストラップをご存知でしょうか?
重量の軽さで言ったら、このストラップの右に出るものはありません?(笑)
なんと言っても重量、実測21,5gしかありません。
今回、計測した、どのストラップに比べても20g以上、軽いことになります(その重量、半分程度)
コルサは、いつか超軽量マシンを作る日の為に、このストラップを80年代に購入しておきました(笑)


このストラップは国産です。皆さん、どこの製品か、ご存知ですか?


このストラップは1980年頃、シマノ デュラエースEXシリーズが独自の規格でDDペダルを発売した
時に作られたものです。
ですからデュラエースのストラップということになりますね。
のちにデュラエースAXが出た時も受け継がれラインナップされていたと思います。
ただ、使いにくかったのか実際、使用しているのを見た記憶はほとんどなく、
DDペダルを使っていた、みなさんは(私も)普通のストラップに交換してしまっていたようです。

この製品は革をナイロンに置き換えたと言う単純なものではなく金具の形状も他の物とはまったく
違います。
金具部分でナイロンベルトを折り返してからマジックテープで固定するようになっているのです。
(青色の濃い部分がマジックテープ部分)
画像の(金具の)左側部分で長さを調整する事が出来、マジックテープが適正な位置に来るように
調整する事が出来ます。



さて、今回はトウストラップを紹介してきました。
ストラップを紹介したなら次回は当然、トウクリップ?
でも、ストラップのように地味な特集は、あまりテンションが上がらず?
記事作りも結構、疲れるんですよ(笑)

ということでトウクリップの特集は・・・・あまり良いサンプルもないと思うし探すのも
大変なので(ちゃんと整理していない)多分、やらない?(爆)

※私の間違いなどありましたら遠慮なくご指摘ください。