先日、田爺さんと訪ねた自転車屋さんで古ーい、RDをいただきました。
私はシマノの「ハイマチック8」、田爺さんは「ラークW」です。
(ラークWは、いわゆるツインワイヤー、プルプル式、これも珍しい)
(ラークWは、いわゆるツインワイヤー、プルプル式、これも珍しい)
いずれもシマノの、パンタグラフタイプのRDの、ごく初期の物で多分、60年代の物だと思います。
この時代のシマノのパンタグラフ式変速機は、いろいろ見てみると、なかなか面白そうな物があり、
最近、興味がわいてきている部品のジャンルです。
今までは、サンツアーの方に関心があってシマノには、あまり興味がなかったんですけどね(笑)
最近、興味がわいてきている部品のジャンルです。
今までは、サンツアーの方に関心があってシマノには、あまり興味がなかったんですけどね(笑)
※(私の思い込み、間違いなどありましたら遠慮なくご指摘ください)

私の、いただいた「ハイマチック8」は未使用品でしたが残念ながらプーリーを
固定するボルトが上下2本とも、欠品していました。
どうやら、ボルトのみ、お客さんの修理に使われてしまったようです。
ただ、プーリーボルトなら、家に帰ってジャンクボックスを探せば使える物があるだろうと
気楽に思っていたのですが・・・
探せど、探せど・・・
ネジ径は同じ物があってももネジのピッチが違ったりして使える物が残念ながらありません。
気楽に思っていたのですが・・・
探せど、探せど・・・
ネジ径は同じ物があってももネジのピッチが違ったりして使える物が残念ながらありません。
ところが、後日、くさやんさんがネットオークションで「自転車のネジなど一山」を
落札したとの情報が伝わってきました(笑)
「どんな物があるのだろうか?興味深いなぁ」と、思っていると先日、
その「自転車のネジなど一山」を見せていただく事が出来ました。
落札したとの情報が伝わってきました(笑)
「どんな物があるのだろうか?興味深いなぁ」と、思っていると先日、
その「自転車のネジなど一山」を見せていただく事が出来ました。
これが凄い!あるわ、あるわ、
三光舎のシフトレバーの小物、バンド、古いシマノ(3.3.3)やサンツアー(8.8.8)の
ワイヤーリード、ダルマネジ、メーカーのわからないシャフト、
あげくは自転車の部品かどうかもわからない(笑)ネジまで・・・・
でもこういった小物部品が古い自転車、パーツを直したりする人には助かるんですよね。
くさやんさん、いい物を落札しましたね!(笑)
三光舎のシフトレバーの小物、バンド、古いシマノ(3.3.3)やサンツアー(8.8.8)の
ワイヤーリード、ダルマネジ、メーカーのわからないシャフト、
あげくは自転車の部品かどうかもわからない(笑)ネジまで・・・・
でもこういった小物部品が古い自転車、パーツを直したりする人には助かるんですよね。
くさやんさん、いい物を落札しましたね!(笑)

その中にありました。まさしくRDのプーリーボルト。
同じように見えても太さなど、いろいろ種類もあるようです。
少し錆びている物もありますが、この際、細かいことは言いません。
使えるネジがあるかどうかが問題なのです(笑)
早速、袋ごと、預かり家に帰って「ハイマチック8」に、ねじ込んでみましょう!

なんと、ピッタリのネジがすぐに見つかりました!
ネジ径、ピッチはもちろん、ネジの長さもピッタリでした。
くさやんさんのネジのおかげで60年代の「ハイマチック8」が、よみがえりました(笑)

「ハイマチック8」の詳細を見てみましょう。
赤い色のプラスチック部品が多用されているのが目立ちます。

プーリーも鮮やかな赤で作られています。
やや径が小さいようですが・・・よく見ると9Tで作られています。
最近でこそ、シマノなどは11Tのプーリーも増えていますが、
それ以前は国内外の多くの変速機が10Tのプーリーでした。
それ以前は、このように9Tのプーリーも存在したのですね。
(歯がない丸いプーリーもありましたが)

少しアップで見てみます。
それにしてもワイヤーアジャストのボルトなど作りが丁寧ですね。
自転車の部品ではないように見えます。
ところで、ワイヤーアジャスターの先端、そして先端のすぐ先にある赤い(丸型の)ワイヤーリード?、
そして右側のワイヤー固定ボルトの位置関係に注目してみてください・・・・
ワイヤーアジャスターを出たワイヤーは赤い(丸型の)ワイヤーリード下側を通って右の高い
位置にあるワイヤー固定ボルトに取り回されていたようです。
あまり見かけないワイヤーの取り回しですね。
当時のシマノは、これが効率的だと考えた根拠があったのでしょう。
そして右側のワイヤー固定ボルトの位置関係に注目してみてください・・・・
ワイヤーアジャスターを出たワイヤーは赤い(丸型の)ワイヤーリード下側を通って右の高い
位置にあるワイヤー固定ボルトに取り回されていたようです。
あまり見かけないワイヤーの取り回しですね。
当時のシマノは、これが効率的だと考えた根拠があったのでしょう。

パンタ部などを上側から見たところ。
テンションスプリングを覆う赤い筒型のカバーの赤色が目立ちます。
上部にはスプリングがありませんからシングルテンションだということがわかります。
また「RDプロテクター?」(上部の棒状の物)も先端に金属が付いていて一見、丈夫そうに見えます。
しかし実際は単に赤いプラスチックの先端にアルミのカバーが付いて見栄えが、
よくなっているだけでサンツアーの物(赤い樹脂製)と実用上は大差ないようです。
しかし実際は単に赤いプラスチックの先端にアルミのカバーが付いて見栄えが、
よくなっているだけでサンツアーの物(赤い樹脂製)と実用上は大差ないようです。
ところで今更なんですが「ハイマチック8」って、どういった製品だったんでしょう?
「8」って何? 8速ということでしょうか?
もちろん60年代ですからリヤに8枚のスプロケットが有ったわけではありません。
これが8速を表しているとしたらフロントギヤが2枚のリヤスプロケットが4枚で2×4=8と
言うことでしょう。
当時は3速フリーや4速フリーなんていう製品も存在していましたからね。
もちろん60年代ですからリヤに8枚のスプロケットが有ったわけではありません。
これが8速を表しているとしたらフロントギヤが2枚のリヤスプロケットが4枚で2×4=8と
言うことでしょう。
当時は3速フリーや4速フリーなんていう製品も存在していましたからね。
さて、この変速機を使うなら、どんなシフトレバーと組み合わせれば良いのでしょう。
その他、フリー、チェンホイール、ハブにサドル、ハンドル・・・・
同時代の物を一台分、揃えるとなると大変ですよね。
あっ、そうそう、一番大事なフレームは?(笑)
その他、フリー、チェンホイール、ハブにサドル、ハンドル・・・・
同時代の物を一台分、揃えるとなると大変ですよね。
あっ、そうそう、一番大事なフレームは?(笑)
ああ、フレームから、部品の時代を全て揃えて一台作りたい・・・(爆)
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