20日の土曜日は午後用事がありますがお昼までに帰れば良いので
午前中、3時間走ることにしました。

場所は昨日も走った田原市の三河湾沿い(笑)

本日も(昨日と同じく)豊橋市と田原市の境界近くに車を置いて走り出す。


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まずは蔵王山の北西側の白谷(しろや)集落。

ここには、かつて石灰岩の採石場があって、その採石作業や船への積出し作業で、
意外に地元が潤っていたことは聞いた事がありました。
(周辺の集落はかつて半農半漁で現金収入は少なく厳しかったらしい)

しかし、現在は採石は蔵王山の、すぐ西側のみになってしまっていたと思っていたのですが・・・
現在でも白谷で採石が行われていました。
(画像の現場は道の狭い白谷集落の中に入って行かないと見えない場所にある)
(現在のメインルートからは、採石場は、ほとんど見る事が出来ない)


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採石場の見える白谷の公民館(かつては他の施設だったらしい)の前に置かれた石ですが・・・
よく見ると鍾乳石のようです。
白谷の石灰岩採石場にも鍾乳洞(多分、規模は小さかったのでしょうが)があったのでしょう。


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昼には家に帰らなければなりませんから今日は伊川津海岸までで、あきらめることにします。
画像は伊川津海岸から渥美湾をはさんで見た小中山の火力発電所。

昨日と同じくのどかな海です。これが21日になると・・・


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例によって最後は遺跡シリーズ(笑)
北屋敷貝塚(縄文時代中期中頃)のあったところ。
(田原市石神町北屋敷  国道259号線 石神交差点の西側)

考古学に詳しい方なら東海地方の縄文時代中期中頃の土器の基準のひとつともなっている
「北屋敷式土器」を思い出されるかもしれません。
その割には一般的に資料がなく、その北屋敷式貝塚の場所がここだったとは
つい最近になって知りました。

貝塚があったところは国道沿いの住宅になっていますが、かつては波打ち際だったと思われます。
手前は近年埋め立てられて分譲住宅地になっていますが以前は低地で田んぼなどでした。


さて走行時間が1時間30分近くなってきたので(今日の走行時間は3時間しかない)
引き返すとしましょう。