新年が始まって最初の自転車ネタは・・・・

なんとも、「人気のなさそうな部品ネタ」を選んでみました(笑)
自ら不人気ネタと言い切ってしまう理由は・・・
実は以前、私自身「ごっそり捨てて」しまった物だからなのです!
(今考えれば、もったいなかったかも)

まあ、年末、フリーホイールネタが続いたのでと無理やりフリーに近い?スポークディスクと、
こじつけると言う手もありますしね(笑)

そう、今回は「スポークディスク」(スポークプロテクターなどとも呼びます)を取上げてみます(笑)
とは言っても積極的に集めているわけではありませんし、先に書いたように、
以前、たくさんあった物を捨ててしまったので手持ちはたいしてありません。
(まあ、この手の部品はジュニアスポーツ車の装備品と言う感じでマニアの方で付けている人、
 集めていると言う人は皆無と言っても良いほどでしょう)

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では早速、年末の大掃除でガレージや納戸で見つけた物の画像を見てください。
ちなみに70年代のカタログを見ると
サンツアーは「スポークディスク」、
対してシマノは「スポークプロテクター」と書かれています。
(今回、残念ながらシマノのサンプルはありませんが)

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この2枚はサンツアーの製品です。
基本的な形状は、まったく同じで右がスチール製、左がアルミ製になります。
材質は違いますが品番は共通のようで「Model:SD-450」と言います。

形状は、まったく同じながらカタログ重量はスチール製45g、アルミ製21gで
材質を置き換えただけでアルミ製がずいぶん軽い事がわかります。
(材料の厚みが違うことも考えられますが)
両者には「PATENT SUNTOUR JAPAN」の刻印があります。

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アルミ製の型は直径約120ミリほどです。
試しに最大歯数24Tのニューウイナーを載せてみました。
モデルSD-450は多分、サンツアーのこの手の製品で最小径の物と思われますが24Tでは、
やや大きく見えます(カタログに適合歯数の表示なし)
21T程度が適合の設計なのでしょうか?

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これもサンツアーの製品です。
品番は「Model:SD-100」で直径は176ミリほどになります。
このタイプはカタログに適用歯数が28Tと明記されていますし、
製品自体にも「SUNTOUR」の文字とともに「MAX28T」と、ちゃんと表示されています。

このタイプの特徴はディスクがプラスチック、座金が軽合金のハイブリット?タイプと
言うことでしょう。
フリーとハブに挟み込まれる部分のみ軽合金で強度を確保し円盤部分はプラスチックで
軽量化(防錆も?)しようと言う事のようです。

ちなみに、最近のスポークディスクはフリーとハブに挟み込むのではなく
スポーク自体にツメで引っ掛ける物が多いようです。
その為に、32H用、36H用などのタイプがあります。
(ディスクの取り付けツメの位置をスポークに合わせる為に)

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直径147ミリ、適用歯数28TのモデルSD-100に28T相当のフリーホイールを載せてみました。

ちなみに同構造モデルで直径を176ミリとし34Tまでに対応する「Model:SD-110」と
言うタイプもありました。

1985年のサンツアーカタログを見ると(スポークディスク)品番だけで
10種類ほどあった事がわかります。
その中には先ほども書いたような同一品番で材質違いと言うモデルもあり
合計14種類ほどが販売されていました。

その中で欲しいと思っているのは(笑)、
唯一、5本スポークの直径150ミリの製品で「Model:SD-600」と言うモデルです。

対してシマノ1977年の総合カタログを見てみますとスチール製のものばかりで
5種類が載っています。

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3枚目の画像はメーカー不明の物。
直径は、かなり大きくスチール製で、いかにもジュニアスポーツ用に見えます。

じつは、これ1972年頃のプジョーPX8Eに標準装備されていたものです。
歯数は最大28Tのフリーが付いていましたが、それ以上の歯数でも対応出来そうな大きさです。

この製品で残念なことはメーカー名など一切刻印がないことです。
でも、この時代のプジョー完成車に付いていたのなら、
このパーツもフランス製の可能性がありそうです・・・

「うん?フランス製?70年代フランスで小物まで、いろいろ作っていた会社と言えば・・・」

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慌ててサンプレックスの総合カタログ(年代不明、多分70年代後半)を見てみると
そっくりな形の物が載っていました。

穴の数、形もそっくりです。
画像では隠れてしまっていますがカタログに19.5cmと書かれているとおりの直径です。

カタログのイラストにはサンプレックスのマークと「MADE IN FRANCE」の文字もありますが、
ここまでそっくりならばマークと文字が省略されたサンプレックスの製品と言うことで
間違いないのではないでしょうか?

実は、これ、「こんな、でっかいのいらない」と、一度は屑箱に捨てた物なのですが・・・
それでも70年代のプジョーに付いていた物なのだからと廃棄直前に抜き出した物なのです。

今になって「サンプレックスの製品かも?」と思うと急に大事に思えてきてしまいました(笑)