前回は2回にわたってアライのハブを取上げました。
今回はアライの製品の中でハブの次に一般的に認知されていると思われる?
(私個人の考えですが)ペダルを取上げます。


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くさやんさんから、お借りした物を中心としたアライのペダル群。
多くは一般車、ジュニアスポーツ用自転車を対象にしていると思われるレベルの製品に見えます。
(その為、私は今までアライペダルに特に注意を払っていませんでした)

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先の画像の左奥にあった、この2点などはスポーツ用に見えなくもありません。
特に左の物は競輪の認定部品であった極東のピスト用ペダルに良く似ています。

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そこで箱絵を見てみると・・・
ペダルの写真が入っている画像を確認してみましょう。
手前の物には「SPORTS PEDAL」、奥の物は「DELUXE PEDAL」と書かれていました。
やはり、先に関した印象どおり手前のタイプはメーカーでも(競輪用まで考えたかは別として)
「SPORTS PEDAL」、一応?スポーツ用として意識していた製品だという事が
箱書きから、わかりました。

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今度はデラックスペダルを見比べてみましょう。

まず一目瞭然なのはゴムの色の違いです。
そして次にリフレクターの固定方法の違いも目に付きます。
白ゴムの方はプラスネジで黒ゴムの方は「かしめ」による固定になっています。
また、先ほどの箱絵を見てみると、これは、マイナスネジで固定されています。

その他の違いを探してみるとキャップの形状も違う事がわかります。
箱絵のキャップ形状も確認してみると、これまた、サンプルの二つとは違いがあります。

箱絵のほうはキャップの先端にスパナで回す為か六角径のプレスが施されているのです。
ちなみに画像の2点(六角径のプレスがない物)のペダルキャップのはずし方は以前
取上げていますが、それはネジは切られておらず、はめ込んであるだけでした。

ペダルキャップの外し方→ http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/37143625.html

箱絵のデラックスタイプの物は、六角径のプレスがありますからスパナで回す構造なのでしょうか?
(ネジ切り?)

ただ、この「六角径のプレス形状」の現物が、まだ手に入っていませんから、
ネジ切り式なのか、どうか以前に実際に販売されたか、どうかすらもわかっていないのですが。


キャップと言えば先日、「CR110さん」から、このような情報をいただきました。
CR110さんの手元にあるアライペダルのキャップには下記の様な刻印があるのだそうです。

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画像は残念ながら不鮮明で、わかりにくいのですが・・・「CHAIR ☆ JAPAN 64-9☆」とあります。
「CHAIR」は前回のハブの記事で書いたとおりでアライのブランド名でしょう。

注目すべきは?「64-9」の文字でしょうか?
これが製造年を表すとすると1964年9月製造と言う事になりそうなのですが。


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そうそう、アライのペダルですから、もちろん各ペダルには例の「椅子」の刻印があります。
(他に右左を表すRまたはLの文字が刻印されています)



ここまでアライのペダルの記事を書いておいたところ
またまた、くさやんさんからビッグニュースが入ってきました!
「新種のアライペダルのサンプルが手に入った」というのです!!
そのペダルに関しては次回にて。

※アライと言う会社、アライ製品に関して、ご存知の方はご教授いただければ幸いです。