今回も「くさやんさん」のコレクションから。
まずはドロップハンドル用のブレーキレバー。
アルミ製のブレーキレバーで形も、ごく普通の物です。
(ダイアコンペと比べると少しぼってりとしている?)
「例の赤いアライステッカー」貼られていますね。
よく見るとステッカーが貼られている部分が「バッチ風?」になっています。
実は、この部分に機能上の理由があります。それは・・・
よく見るとステッカーが貼られている部分が「バッチ風?」になっています。
実は、この部分に機能上の理由があります。それは・・・
この画像(くさやんさん撮影)を見ていただくと赤いステッカーの貼られた部分が
実はワイヤーニップル受けになっている事がわかります。
外見上は良く似ているダイアコンペなどとは少し違った構造になっていたのです。
ついでに右横のワイヤーに注目してください。
アウターストッパー小物が赤く着色されていますね。
また、ドロップハンドル用ブレーキレバーなのに、いわゆるタイコ型ワイヤーニップル
なのが面白いですね。
アウターストッパー小物が赤く着色されていますね。
また、ドロップハンドル用ブレーキレバーなのに、いわゆるタイコ型ワイヤーニップル
なのが面白いですね。
アライに限らず、この頃(1970年代前期頃まで?)のブレーキレバーに時々見られるのが、この刻印。
「F」、「R」
フロント用、リヤ用ということでしょうか?
だとしても、わざわざ、ここまでする必要はないと思うのですが。
もしかしたらアメリカ輸出用?として必要だったのでしょうか?
くさやんさんが先のブレーキレバーとセットとして保管しているのは、
このサイドプルブレーキ本体です。
材質はスチールで、どう見ても一般車用で、たいした品質の物ではありません。
せめてアルミ製だったら・・・
よく見るとアライを表す「A」の文字も入っています。
JISナンバー6546に続く数字「-4 05」は何を表しているのでしょう?
もしかして製造年月日?そうだとしたら64年製?74年製?
今のところ、くさやんさん、田爺さんともスチール製のサイドプルだけで
他の形式のブレーキの実物は入手出来ていないようです。
ところが大阪のサイクルショップ、トモダさんの古いカタログを見てみると
センタープルブレーキセット(と単品)が小さな写真で載っています。
(画像はトモダさんのカタログを撮影、拡大した物)
センタープルブレーキセット(と単品)が小さな写真で載っています。
(画像はトモダさんのカタログを撮影、拡大した物)
ブレーキレバーは、はじめに紹介した、くさやんさんのブレーキレバーと同じもののようです。
また、チドリ、前後アウター受けも用意されていたようです。
また、チドリ、前後アウター受けも用意されていたようです。
アウターストッパー小物が黒っぽく見えています。
これはアルミ色だったのではなく少なくとも着色されていることを証明する物だと思います。
もしかしたら、先の、くさやんさんのサンプルと同様、赤く着色されているのかもしれません。
これはアルミ色だったのではなく少なくとも着色されていることを証明する物だと思います。
もしかしたら、先の、くさやんさんのサンプルと同様、赤く着色されているのかもしれません。
さて、やっと本体の方ですが(笑)
どうやら画像の作りから想像する限りアルミ製のように見えます。
この形状で材質がアルミなら、かなり趣味性が上がってくる製品?と思われます(笑)
これは、ぜひお二人に探し出してほしいものです。
どうやら画像の作りから想像する限りアルミ製のように見えます。
この形状で材質がアルミなら、かなり趣味性が上がってくる製品?と思われます(笑)
これは、ぜひお二人に探し出してほしいものです。
※ブレーキ編 つづく。
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