6月4、5日は信州へカーサイクリングに行ってきました。
今までも何度か書いた事がありますが私は十数年前、信州の峠に通いつめて?いました。
(その後、原因不明の体調不良で峠越えは最近まで休眠)
その頃、登りたいと思いながらも登りそこねた峠がいくつかあります。
今回は、そんな峠を巡ります。
ただし、目的とする峠が点在しますので峠を越えては車で移動を繰り返すという行程になっています(笑)
(5日は仲間と合流して峠に登る予定、一人前日信州入りでした)
今までも何度か書いた事がありますが私は十数年前、信州の峠に通いつめて?いました。
(その後、原因不明の体調不良で峠越えは最近まで休眠)
その頃、登りたいと思いながらも登りそこねた峠がいくつかあります。
今回は、そんな峠を巡ります。
ただし、目的とする峠が点在しますので峠を越えては車で移動を繰り返すという行程になっています(笑)
(5日は仲間と合流して峠に登る予定、一人前日信州入りでした)
まずは御嶽山信仰の人たちが登拝の為に越えたと言う山道(峠)を探します。
御嶽山の東側の中山道から御嶽山に向かう為の最初の峠越えの山道になります。
現在のJR、木曽福島駅のすぐ南に「御影堂」(おえど)という地名があります。
ここから山側に登るのが御嶽街道なのだそうです。
本来なら峠の東側から登りたいところですが御影堂の入口側より、わかりやすいと思われる
西側から峠を探すことにしました。
木曽ダムから中沢川沿いに北上、「下中沢地区」より八久保峠の入口を探します。
もしかしたら廃道化しているかも?と思っていたら舗装道路になっていました(笑)
これなら中山道(国道19号)から御影堂経由で登ればよかった・・・
御嶽山の東側の中山道から御嶽山に向かう為の最初の峠越えの山道になります。
現在のJR、木曽福島駅のすぐ南に「御影堂」(おえど)という地名があります。
ここから山側に登るのが御嶽街道なのだそうです。
本来なら峠の東側から登りたいところですが御影堂の入口側より、わかりやすいと思われる
西側から峠を探すことにしました。
木曽ダムから中沢川沿いに北上、「下中沢地区」より八久保峠の入口を探します。
もしかしたら廃道化しているかも?と思っていたら舗装道路になっていました(笑)
これなら中山道(国道19号)から御影堂経由で登ればよかった・・・
かつて、御嶽山信者で賑わったと言う八久保峠。
木曽福島側から御嶽山側を望んだ所。
近くには「御嶽山登山記念」(明治時代に群馬県の人が20回ほど登った記念?らしい)
などの石碑がありました。
八久保峠から西に、いったん下り、今度は中沢川沿いに登って行きます。
次なる峠への道は中沢集落の手前から舗装道路を外れ山道になります。
次なる峠への道は中沢集落の手前から舗装道路を外れ山道になります。
この画像を撮影、直前、自転車を押して歩いていると左後方でガサガサ音がしました!
「クマ発見!!!!!!!」
振り向くと50mほどの所を小型のクマが逃げていくところでした!!!
今回は熊よけの鈴を忘れてしまったのですが、まさかのクマとの遭遇でした。
今回は熊よけの鈴を忘れてしまったのですが、まさかのクマとの遭遇でした。
道に落ちていた散弾銃(ショットガン)の薬莢。レミントン製。
雷管に激鉄の跡がありません、つまり未使用で火薬が入ったままだということ。
こんなの落としていかないでよ~(発射した後の物はよく落ちているのですが)。
発射していないので当然、弾が残っています。
観察すると鳥等の為の、いわゆる散弾(細かい弾が広がる)ではなく
大型獣用の単発(19.5ミリの10番径?)のものでした。
昨日までの雨のせいもあるのでしょうか?道は所々、川のようになっています。
クマにおびえながら登っていきます(笑)
その後は、クマに遭遇する事もなく合戸峠に。
しかし、問題が・・・合戸峠には、かつて御嶽山信者が行きかい御嶽山遥拝所が有ったとのこと。
近年は通る人もなく寂れたとのことですが、それでも石碑などが残っていてもよいはず。
それが、この峠周辺にはまったく見当たりません。
ご覧のように新たに切り開かれた峠になっていますが、これは林道を作る為に
旧道を痕跡もろとも削り取ってしまったのか?
それとも古道の峠は、こことは別の場所なのか・・・・
それと帰ってきてから気がついたのですが・・・峠、西側には二つの道が有りました。
深く考えもせず、この日の行程が効率よくなるよう車を置いたところの近くに下りる
南側の道を選んでしまったのです。
ですが御嶽山に向かう古道(御嶽街道)は西側の道でした・・・
そちらに下れば古道らしい雰囲気も、まだ残っていたのかも知れないのですが(後悔)
深く考えもせず、この日の行程が効率よくなるよう車を置いたところの近くに下りる
南側の道を選んでしまったのです。
ですが御嶽山に向かう古道(御嶽街道)は西側の道でした・・・
そちらに下れば古道らしい雰囲気も、まだ残っていたのかも知れないのですが(後悔)
さて、まあ、とにかく二つの峠をゲットし、ここから車で40キロほど南に移動します(笑)
今度は中山道の有名な宿場町、妻籠宿から東方向にある峠です。
国道256号線の清内路峠(現在は清内路トンネルが出来た)と、そこから北東にある
大平峠に連なる尾根にある岩魚越峠です。
国道256号線の清内路峠(現在は清内路トンネルが出来た)と、そこから北東にある
大平峠に連なる尾根にある岩魚越峠です。
迷った末、標高差が大きいものの道がしっかりしていそうな清内路村 丸山地区から
小黒川沿いに北上して岩魚越峠を目指すルートにします。
小黒川沿いに北上して岩魚越峠を目指すルートにします。
車道はいずれ行止りで奥に集落もありませんから、どんな状態なのかと登って行きますが
意外に整備された舗装道路が続きます。
しかし、峠まで2、3キロ?で、ついに舗装が途切れます。
舗装は途切れたものの、登山の案内板もありますし、ここでは、まだ道跡は
しっかりしているように見えましたが・・・
ところで、これって、なんて読むんでしょうか?
ちなみに、この山(2.8キロとある)より峠の方が近いはず、峠まで2キロはないと思うのですが・・・
この先、どうなることやら。
小黒川のイワナが僧侶に姿を変え峠の向こうの川に越えた(越えようとした)?と言う
伝説もあるらしく峠近くになっても、ずっと水量は豊富でした。
しかし、ここまでくると峠も近くなりさすがに水量も減ってきました。
でも、道は、どんどん怪しくなってきました。
橋がありますから道は間違えていないようです(笑)
でも、橋以外の部分は道跡が・・・
登山客も渓流釣の人も山菜取りの人も今では、ほとんど入ってこないのでしょうか?
数十キロ離れているものの合戸峠のこともあり、またまたクマが心配になってきました。
あちゃー、自転車より深い?熊笹が密生してきました。
(前輪が地面からずいぶん浮いています)
それでも、前進します。
レーサーパンツの脚はキズだらけです(笑)
もう前方の空も明るく稜線が見え峠は、すぐ目前のようですが・・・
周りを見回しても熊笹だらけで迂回のしようもありません。
熊笹は丈夫で自転車に引っ掛かっても千切れません。
その為、いちいち、手で外さなければならないので、どんどん体力を消耗していきます。
ここまで自転車を担ぎ上げ、ついに、ここから「自転車を置いて歩きで峠まで行く」
気力も使い果たしてしまいました。
クマも怖いので非常に残念ながら岩魚越峠は断念して撤退です。
舗装道路の途中にある国指定の天然記念物、「小黒川のミズナラ」
登っている時には道中、車2台しか会わなかったこの探索。
この樹も下りに立ち寄って「一人静かに樹と対話?」しようと思っていたのですが・・・
帰路に立ち寄ったら観光バス2、3台の大騒ぎに。
こんなことなら登りの時に立ち寄れば良かった(笑)
さて、またまた、車で10キロほど移動して、この日最後の峠を目指します。
※つづく
※つづく
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