サイクリング報告などで、しばらくお休みしましたが
ミヤタ エディメルクスの紹介を再開いたします。

今回は1975年製と思われるミヤタ エディメルクス ロードレーサー「MX-RRDX-B」の
部品を見ていくことにします。

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部品それぞれを見る前に・・・・当ガレージに来た際の全体像を。
画像では、あまり感じられないかもしれませんが初めは結構ひどい状態でした。

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たとえばブレーキ回り。
ひどいサビです。

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総バラシしてサビ落とし+磨き上げていきます。

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ヘッドパーツもバラして点検後磨きます。
ヘッドパーツはデュラエースです。
目立たないのでコストダウンの為に安い物が付けられている事が多いヘッドパーツですが
ミヤタ エディメルクスは、ちゃんとオール デュラエースです(笑)

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一通り磨き組み付けたところ。1枚目の画像と見比べてください。
「えっ、あまり違わないって?」
それは厳しいなぁ、結構がんばったんですけど(笑)

(※サドルだけは綺麗にならないので撮影に用に他の中古に付替えています)

それでは、気を取り直して各部の部品を見てきましょう。
(画像は入手時の状態のままの物と磨き後の物と混ざっています)

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デュラエース チェーンホイールのブラックリングを穴明け加工した物。
もちろん、後で付替えたり加工したのではなくメーカー(ミヤタ)でアッセンブルされた物。
穴は貫通しておらず途中で止まっています。かえって加工が面倒くさそうです。

そういえば同時代のツノダ サターンエースにも同様のチェーンリングが付いていました。
あれって、どういったものなのでしょうか?同じ物???
(それぞれを詳しく比較検討は、まだしていません)
①ミヤタ、ツノダで、それぞれ独自に同じような加工をしていた?
(それぞれの社内、あるいは別々の外注工房)
②ミヤタ、ツノダで同じ所が製作していたものを仕入れて使っていた。
(シマノ製?それともシマノ以外での同じ工房での加工なのか?)
③その他

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日東パールステムとサカエ シートピラー。
両者とも肉抜き加工の後、同じ色目のペイントが入れられています。
これは、ミヤタの指示にもとづくものなのでしょう。
パールは4本の溝が掘られていますが、これが意外に深くて見た人(さわった人)は、
皆さん驚かれます。
日東でサイドに溝を入れた(左右で2本の溝)「パールG」というタイプもありましたが
エディメルクスにアッセンブルされた、こちらの方が肉抜きは、かなり大胆ですね。

サカエピラーは8本もの溝が掘られていますが、こちらは、肉厚の関係もあるのか、
それほど深く彫られていません。

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栄製ピラーのヤグラ部分を上から見たもの。
ヤグラ部分の真ん中を前後切通し状?にゴソッと肉抜きするのはサカエの特徴。
カンパの古いレコードピラー(鉄製)にも同じような加工がされていました。
ヤグラ部分の小物4点(サドル受け、ベースワイヤー押さえ)は、もともと黒く
アルマイト加工されていたようですが長い時間で色あせてしまったようです。

※つづく