ダホン オビワン(日本名 ヴィスク/ビスク)のカスタム後の
重量が8.80kgに収まったのは前回ご報告しました。
(重量計測時、メーカーカタログなどと同じくペダル、スタンドは装着せず)

今回から、しばらくは中間仕様から更に重量を削る為に交換した部品について書いていきます。

第一回の今回は、サドルです。
サドルは特別な物を除き、互換性とか、あまり問題になることはなく
(専用ピラーを必要とする物も、まれにありますが)
重量を確認しながら自分の予算と相談しながら選べば良いので記事に
することもないかとも思いましたが・・・一応、書くことにします。
(サドルの座り心地が自分のお尻に合うかどうかというリスクはあるけど)

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今回、選んだのは・・・・セラ イタリアのSLR Flowと言うタイプ。
カタログ重量は160gと軽い物です。
(乗り心地を考えると、もう少し重い物の方が良いかと思ったのですが軽さの魅力には・・・)
もっと軽い物もありますがカーボンなどの剥き出しが多く、
それでは乗り心地が心配です。
まあ、そういったタイプは価格も極端に高く自分の予算では手が出なかったのですが。
セラ イタリア SLR Flowは、かなり軽い部類に入りますが少しはクッションが
入っていますし価格も、それほど高くはなかったので今回、選択しました。

それにしても最近のセライタリアのパッケージは・・・
分厚いプラスチィックにヤグラ金具のような物でネジ止めしてあります。
しかし、このプラスチック、紙が貼られていたりしてリサイクルには出しにくく、
処分もしにくいと時流に合っていない、あまり感心しないと思うのは私だけでしょうか。
(お店としては管理しやすいなどのメリットがあるのでしょうか?)

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早速、重量を計測してみます。
パッケージのSLR Flowの文字の下に160gと小さいものの、はっきり書かれています。
で、実測値は?というと・・・182.5gでした。表示より10%以上オーバーしていますが・・・
表面の革か接着剤は160gに含まれていないのかもしれません。
(その昔、カンパのリムは表示重量より、かなり重く輸入元がカンパに聞いたところハトメは
重量に含まれないと回答したと言う。もちろんハトメはリムに、かしめられていて商品では
外せないのですが)

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ダホンにセットしたところ。
見るからに薄っぺらく軽量そう(その分、乗り心地も悪そう)
入手して最初に確認したのは重量より、クッション材が入っているかどうか、でした(笑)
軽くても、お尻に合わなくて乗れないのでは仕方ありませんからね。
でも、幸い、非常に薄いもののクッション材がはさまれていました。

このサドルにするまでにダホンには、いろいろなサドルをつけていました。
中にはブルックス プロフェッショナルなどの革サドルも付けていたことはあります。
ブルプロはともかくメインに使っていたサンマルコ ロールスと比較してみましょう。
私が使っていたのは80年代のごく普通のロールスで重量は実測、371.5gでした。
今回、導入したセラ イタリア SLR Flowが先に書いたとおり182.5gですから、
サドルで189g、軽量化したことになります。

さて、軽くすることには大きく貢献した、このサドルですが使用感(乗り心地)は、
どうだったのでしょう。
乗り始めの頃は中間部分の幅が広く感じられたのですが、
それにも慣れた最近では違和感なく乗っています。

軽量化に貢献、見た目もカッコ良く?、乗り心地も問題ない。
今回のサドル交換は成功でした。