10日は午後から奈良の古墳をたくさん回りましたが、まだまだ回りたいところが有ります。
しかし、当初の予定通り11日は峠を走りに行きます(笑)


場所は奈良県と三重県の県境、高見峠と高見峠の東側にある加杖坂峠(かつえざかとうげ)です。
奈良県桜井市から国道166号線を東に向かい佐倉峠を越えた辺りで自転車を降ろし走り始めます。

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国道166号線、道は良いものの交通量は驚くほど少なく傾斜を苦にしなければ?
走りやすい道です(笑)
どんどん登っていくと、やがて高見トンネルが近づいてきます。
そのトンネルの少し手前に旧道への分岐がありました。

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旧道に入って後は、がんばるだけと登りはじめたら、すぐに・・・
通行止めになっています。
ゲートのところにあった案内地図を詳細に見てみると
「車はもちろん、歩行者も通行できず」とあります。
どうやら高見峠のある高見山は登山で人気の山のようで歩行者も多いようです。
歩行者もダメと書かれているし(違うルートで登山してくださいとのこと)・・・
今日は月曜日だし(工事関係者がいる可能性が高い)
「今日はあきらめるしかないか」
そうは言いながらも、あきらめきれずに(笑)
案内地図を見ていると「三重県側も通行できません」とあるではありませんか!
残念ながら今回は高見峠をあきらめるしかなさそうです(泣)

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旧道の峠はあきらめ、
国道166号線、高見トンネルを三重県側に出ると、こんな看板がありました。
旧道だけではなく新国道166号線も、三重県側は、すごい道のようです。
(奈良県側は直線の所も多かった)

奈良県側には「三重県側も通行できません」と書かれていたのは先ほど書きましたが、
もしかしたら間違いかもしれませんので(笑)
念の為、三重県側から確かめに登っていきます。
しかし、本当に三重県側にも通行止めの標識が出ており、
仕方なく高見峠は、あきらめることにして次の目的地、加杖坂峠に向かいます。

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加杖坂峠は西側から登ると国道166号線から3キロほどでトンネルに着くはずです。
「まあ、加杖坂峠に登ったら高見峠の代りに一度車に戻り反対側の佐倉峠などを
登りに行けばいいや」などと考えながら国道166号線から道を折れると・・・
何と、こちらも通行止めではありませんか!
ガードマンに聞いてみると「2ヶ所崩壊しているので9月まで通行止め」とのこと。
今日の目標の峠が二つとも通行止めとは・・・
「何とか歩き(押して)でもいけないのか?」とか聞いていると
「東側からなら、峠のトンネルまでは行けるはず」との情報を教えてくれました。

ただ、ここから東まで回ると距離が長すぎて自転車では無理でしょう。
仕方なく一度、車まで引き返して加杖坂峠、東側の登り口まで移動することにします。
(画像は国道166号線まで戻った後、規制をかけている場所を撮ったところ)

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三重県側から見た尾根。
あの低い所が高見峠でしょうか?

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あそこまで登るのか?・・・
三重県側、国道166号線高見トンネル手前。
目標の峠、ひとつも超えず車に戻る足取りの重いことといったら(笑)

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一枚前の画像のループ上のところまで登り撮影地点付近を見下ろした所。

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さて、なんとか高見トンネルを通って車に戻り、東側の加杖坂峠登り口まで移動しました。
国道166号線から少し入った地区に車を置き登りはじめます。
画像の通り、山は険しく・・・天気まで悪くなってくるし・・・不安(笑)