先日、久しぶりに奥三河の花丸峠に行ってきました。
この峠、何度かたずねていますが、まだ通ったことのないルートもあります。
また一度通ったルートも年月がたち印象も薄れていますので、これから、
また何度かたずねることになりそうです。
奥三河の小峠に過ぎない花丸峠に、なぜ、こだわるのかと
言われる方も見えるでしょう。
しかし、この峠は奥三河の、いくつかの里、海老、田口、東栄、豊根などを結ぶ
ルート上にあり車移動、車輸送が中心になる以前は、多くの人が歩いて越えた
重要な峠の一つなのです。
この峠、現在は、迂回する形で自動車の通れるルートが整備された為、
険しい地形にある花丸峠は昔のまま(開発もされず)さびれていき今では
踏み跡すらあやしいほど荒れています。


この際ですから花丸峠周辺の道について書いておきましょう。
まず峠を中心に4方向にルートがあります。
北側には田口方面に向かう道があり、これを①北西ルート、
北側には、もうひとつ豊根方面に向かう②北東ルートがあります。
峠から東には東栄町に向かう③東ルート、峠から南には④南ルートがあります。
(ルート名は私が勝手につけたもの)
また峠は通らないものの南ルートの途中から分岐して東に抜ける険しい
ルートなどもあります。

この中で南ルート+北東ルートは郵便物も運ばれていたと地元の方に
聞いたことがあります。
その方法は海老方面から自転車で花丸峠の麓まで来ると、そこから徒歩で峠を越え
反対側の麓においてあるもう一台の自転車に乗り換えて更に先に
配達に行ったのだそうです。
(海老側の仏坂峠は、どうしていたのでしょうか? やはり徒歩しかないような)
また北西ルート+東ルートは現在の豊田市、足助町地区方面から花丸峠を
こえて東に向かい東栄町から浦川を通り更に山越えして天竜の秋葉神社に向かう
信仰の道でもあったようです。

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海老地区から四谷の千枚田を眺めながら仏坂峠を目指します。

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仏坂峠に到着。

このあと、今回は先にご説明した4ルートのうち北西ルートから峠を
目指すことにします。
本来なら古道は南ルートを登るのですが悪路なのは判っているので
回り道をしてでも楽と思われる、そして初めて通る北西ルートに回りこみます。

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今回、乗ったのは、どうせ峠の古道では押すことになるし・・・
アプローチの舗装路を重視したスイスクロス。
タイヤはパナレーサーのパセラ、トレッドは舗装路向けなながらアメサイドで
丈夫なので悪路も、そこそここなせます。

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地形図で目星をつけておいた辺りに来ると右に登っていく道を発見、
これは順調、順調(笑)

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最初は車で入れる道でしたが、それもまもなく終わりシングルトラックになりました。
更に進んでいくと、いかにも古道の跡らしい良い雰囲気の道になってきました。
こんな石積みのところもあります。

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尾根も近くなってきて、これは楽勝かな~、なんて思いだしたら、こんな様子に。
以前、峠に登ったときには北西ルートが一番道が、
しっかりしているように見えたのですが・・・
「まさか、ここまで登って道が違った?」

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自転車を置いて探索に出かけると・・・
荒れてはいましたが峠に至る道に間違いないことがわかりました。
やれやれ(笑)

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ここが花丸峠です。(北側から見たところ)
峠自体がここまで荒れているのですから、峠道も荒れてしまっているのも
仕方ないことでしょう。

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峠を南側から見たところ。
わずかな切通しが古道。中央の高い所に茶店があったようです。
茶店の手前、右手方向に東ルートがのびています。


さて、これからどうするか・・・つづく。