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4月6日、第13回古典ロード走行会を行いました。
ご参加、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
(残念ながら参加できなかった皆さん、秋の走行会をお楽しみに)

豊田市でも少し山間部に入る今回のコースでは桜がちょうど見ごろでした。

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走行会を無事終了後の記念撮影。
所要の為、途中で帰られたデモどりさんが写っていませんので11名にて。
(12名参加)

ここから全員の自転車とはいきませんが何台かの自転車を取り上げてみます。

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今回のトピックはFrenirecordさんが持ち込んでいただいたスペインの雄、ZEUS。
ゼウスの部品も、もちろん、お持ちとのことでしたが現在はカンパ、ストロングライトなど
好きな部品を組み込んで楽しんで見えるとのこと。
このゼウスは胴抜きのバランスも格好良く当時の雰囲気を感じさせて、とても素敵でした。

自分も大好きなゼウスですが(一時ピストを買おうとしたこともある)
ほかの参加者の方も好きな人が多く注目を浴びた一台でした。
Frenirecordさん遠路はるばる、ご参加いただきありがとうございました。
お疲れ様でした。

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benalpeuさんがレストアされた1960年代前半?のプジョー。
イデアルの穴がボコボコ開いた(笑)板ベースサドルや
サンプレックスJUYエクスポールRD、マファック デュラルフォージなど
素晴らしい1台でした。

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草やんさんが最近入手した何台めかの?(笑)ツノダ サターン(70年代中ごろ)
デュラエースの部品を使用、展示車だったらしく程度は抜群。
(RDはクレーンからデュラエースに移行した時期のもの。EXではない)

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田爺さんのツノダ サターン エアロ。82年式?
年式はレギュレーションを余裕でクリアするものの厳密にいえばブレーキレバーから
ブレーキワイヤーが露出しない点がレギュレーション違反(笑)
ただし、私があえて参加を要請しました。

現在ではエアロブーム時代を、あまり評価しない雰囲気がありますが
(シマノのエアロパーツ攻勢も営業的に大失敗とされている)
オール、エアロパイプ使用のフレーム、パーツはやはり実物を目にすると当時の
熱い思いを感じて感慨もひとしお?
ぜひ、皆さんに見てほしかった一台。
デュラエースAXフルアッセンブル、アラヤエアロリム、日東エアロハンドル、ステムなどで構成。

ブレーキ本体、サドルが換装されておりオリジナルでは、ないのが残念ですが、
いずれオーナーが見つけ出し修復されることと思います。
エアロボトルも当時のものではありませんが、形状はほぼ一緒なので、
これはまあ良しとしましょう。
使いにくくて変えられてしまうことが多かった為、失われやすい
ナイロン製純正トウストラップが残っているのは素晴らしい。

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他の参加者の方には申し訳ないのですが「ツノダ サターン祭り」が裏テーマ?でしたので
(草やんさん、田爺さん、私だけで決めた・笑)
ここに私の乗っていったツノダ サターンロードをご紹介させていただきます。
70年代中ごろのフレームで自分の好みでサンツアーシュパーブ系の部品を中心に組んであります。
(RDはシュパーブプロ)
シュパーブにはステムもありましたが手持ちが長すぎ、かわりに少し珍しい
スーパーコンペ(グランコンペではない)を使用。
サンツアーにはハンドルもありますが今回はサカエを組み合わせてみました。
ホイールはシュパーブハブか、せめて三信で組みたかったものの時間がなく、
いつものデュラエースハブホイールになってしまったのが残念(笑)

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当日、誰にも気づかれなかった?(指摘されなかった)のが悔しいので、
ここで画像をアップ(笑)
FDは、ごくわずかしか市販されなかったらしい最初期のアルミプレートのもの。
なかには「アルミプレートFDはプロトタイプで市販されていない」などといわれる方も
みえるようですが、うちには複数ありますので、わずかながらも市販されたのでしょう。

アウターリングは、もちろんシュパーブ、アウター歯数(49T)は昔買っておいた
自分をほめたい(笑)、52Tじゃ(歳とった今では)使えませんもんね。

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滝ちゃんが初めて買った本格的ロード、ケルビム Vウルトラ。
石渡の超薄肉クロモリパイプ015を使用。

最近出た本「ジャパンメイドの底力」今野仁氏追悼特集の中で「アルファ」という
モデルを製作したと書かれていますが私の記憶が確かであれば「アルファ」は
石渡015のサブネームでケルビムの015を使ったフレームは
当時、Vウルトラと呼ばれて販売されていたと思います。

以前、友人が直接、ケルビムに確認したところ
530ミリを50本、550ミリを25本生産したと聞いたそうです。
私も以前、530ミリを2本所有していたことがあります。

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懐かしい人も多いと思われるマ・ハロさんのBSユーラシア。

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こちらも懐かしいkokoさんの富士オリンピック。

そのほか、載せられなかったすみません。

※次回は秋、愛知県渥美半島(田原市周辺)を予定しています。
 昨年、お祭りで通行止めの為、登坂できなかった蔵王山もコースに入るかも?