BSモールトンのフロントサスをオーバーホールしました。
うちのBSモールトンは2010年式、BSMーR9のカスタム車で走行は6500キロ以上。
走行距離も結構多いし、ついついダンシングしてしまうせいか5000キロ走行の
頃にはフロントのエラストマーがヘタってしまいました。
しばらくはBSオプションの強化キットを入れてごまかしていたのですが
ノーマルエラストマーの乗り心地に戻りたく交換してみることにしました。

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BSから取り寄せたエラストマー。
「クッション」、「BSM-FC」などとラベルには書かれています。
「BSM-FC」のFCはフロントクッションの略なんでしょうね。
それにしても一つずつ梱包されているんですね。
これを買う時は1台分、六個で買うので六個一袋で良いような
気もするんですけどね。

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フロントフォークを下から見たところ。
フロンとブレーキを外すとシャフトに共締めされているアルミ部品が外れ
エラストマーが抜けてきます。

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外した部品。
左上にあるのがブレーキシャフトに共締めされているアルミ部品。
黄色っぽい円筒形のエラストマーとエラストマーの間に入る白いスペーサーが
あります。
そのほかに黒く細い筒状のものが見えます。
これが強化部品です。
エラストマーは「ちくわ状」になっており、この黒い筒状のものを
入れることによって固く調整することになります。
ちなみに、この部品は黒い物以外に透明状のものもありました。

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上列が新品、下列が6500キロ以上走行した中古品。
意外にも全長はそれほど変わっていませんでした。
これは強化キットを入れて乗っていたかもしれません。
強化キットを抜いて走ると全長が縮むのかもしれません。

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こんな感じで組み上げてフロントフォークの中にセットすればエラストマー交換、
オーバーホールは終了です。
そうそう、可動部分には樹脂やゴム製品に対応するグリスを
塗っておく必要があります。

ちなみに、BSモールトンはヘッドチューブが長くて適正なポジションが取れない
という小柄な人が見えますが・・・
(170cmの自分もフラットバーなら、もっと下げたいくらい)
これだけの長さのエラストマーが入っていますからヘッドチューブの長さは
カットして短くするわけにはいかないんですね。


エラストマー交換後の感じは・・・
結局ちゃんと走れていないので、まだわかりません(笑)