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前回の画像と見比べてみてください。
かなりのアルミ腐食が出ていたアルミリムもこの仕上がり。
錆びていたはと目も綺麗になりました。
(画像ではわかりませんが磨いても取れない深い腐食痕は所々にあります)
ただ、新品時よりも綺麗?になってオーバーレストレーション(やり過ぎ?)
かもしれません。
適度に表面が枯れてきて?ちょうど良くなったところでそれを
維持するように手入れすることにしましょう。

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1972年製のカンパ レコードピストハブ。
イタリア部品のホイールとタイトルに書いていますが・・・
目ざとい人には「スポークが国産じゃん」と突っ込まれそう。
スポークぐらいは勘弁していただきたい、またはイタリアのピストに似合う
適当なスポークをお持ちでしたら譲っていただきたい(笑)

この頃のカンパハブは、もともと綺麗な仕上げなので少し磨いても、
こんなに光ってしまいます?(笑)
自分は基本、「新品状態より綺麗に仕上げない主義」?です・・・
(もちろん、とことん綺麗に磨く楽しみ方を否定するものではありません)
いくら、もともと綺麗な古いカンパレコードハブと言っても、これは綺麗に
なりすぎてしまったかも。
これもオーバーレストレーションですね。
これも適度に枯れるのを待つとしましょう、と言いながら一応、表面保護の為、
軽く車用の液体ワックスを塗っておきました(笑)

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タイヤを貼る方法はリムセメントかリムテープにするか、まだ決めかねていますが
古いリムセメントもはがしておきました。
これはグラインダーにスチールブラシを付けて力ずくではがしています。
その為、リムにもかなりのキズが。でもリムセメントにしろテープにしろ、
このキズで食いつきが良くなるのではと。

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ほとんど乗っていないものの回転が思ったよりスムーズでは
なかったので(適度に乗っていた方が回転もよかったかもしれません)グリスを注入。

デッドストックを使う前にオーバーホールした時のグリスは見た目、
それほど劣化しているようではなかったので分解洗浄はせず、グリスを
追加するだけにとどめました。
(手抜きと言った方が適当なのかも)
思いきりたくさん?注入し後で、はみ出したグリスをふき取る作戦。
使っているグリスはデュラエースなどより、うんと粘度が低く
「回転が軽く感じる」もの。
以前、ベアリングを購入した時にベアリングメーカーでいただいたものなので
銘柄は不明。
油膜はデュラの方が強いと素人には思えますし粘度が高くないので雨の
レースなどには向かない気がします。
でもなんといっても、回転の軽さ(感)に通じる、その「ゆるさ」が逆に
魅力ではあります。


これで、作業は終了。
(あとはどんなタイヤをどうやって貼るか)
分解、磨き、組み立て、振れ取りで8時間弱。
(磨きも手磨き)
やはり自分の場合、分解して磨いたほうが効率がよかったと思います。
でも、まだ磨かなければホイールが3台分ありますけど(笑)