巨大豪族、葛城氏の本拠地、御所市、葛城市にも多くの古墳が
あります。

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日本武尊、三陵のうちの一つ、日本武尊琴弾白鳥陵。

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柵の外から墳丘を見た様子。
ここは宮内庁の管理下にあり調査されていませんので古墳としての
詳細は分かりません。

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條ウル神古墳(じょううるがみこふん)。

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條ウル神古墳、現在の見た目はこのあたりなら、どこにでもありそうな
古墳ですが・・・
(古墳の形は築造時を保ってはいないが)
石室、石棺の規模が最大級の大きさを持つということで注目を集める古墳です。
被葬者は巨勢氏一族とする説が一般的なようです。
(私有地の為、見学不可、道路から観察するのみ)

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條ウル神古墳の南西には巨勢山古墳群が広がります。
その数は700基とも800基とも言われる国内最大級の群集墳なのだそうです。
画像は条池支群。

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巨勢山古墳群(条池支群)を偵察に行くと・・・
ヤブ木の間に石室らしきものが見えます。
藪は突破出来そうもないので登っていくと小さな祠がありました。
この裏手に石室に降りていく道がありました。

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條庚申塚古墳(642号墳)の石室が庚申塚のヤブの中に開口していました。
条池支群には続いて二つの古墳がありますが道は草に覆われており偵察は
断念しました。

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そして、いよいよ本日のメイン?宮山古墳。
(室大墳古墳、室宮山古墳と呼ばれることもあります)
大きすぎて画面に収まりません。
向かって右が後円部の巨大前方後円墳、築造は5世紀前半と考えられて
いるようです。
全長約238mもあり南大和最大、全国でも18番目と天皇陵に匹敵する大古墳。
被葬者は葛城襲津彦(かつらぎそつひこ)あるいは、
その父、武内宿禰(たけのうちのすくね)とする説が有力なようです。

※つづく