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宮山古墳の様子です。
後円部の八幡神社から登っていくと竪穴式石室の開口部があります。

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周辺には郵便ポストを利用した中に懐中電灯が。
これで、石棺周辺や内部も観察できるという、うれしい配慮。
ただし開口部は狭く写真撮影もままならない。

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縄掛突起がついた巨大な長持形石棺。
中央の穴は盗掘坑ですが、これで人が出入りできたのか?
と思うほど小さい。

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盗掘坑から見た石棺の内部。

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これは「ゆぎがた埴輪」と呼ばれる形の埴輪。
この手の埴輪以外にも家型埴輪などが並べられ葺石も
施されていたとのこと。


さて、ここで16時、日暮れまでは、まだ時間があるので周辺の古墳を
まだまだ回ることにします。


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国道を北上して見えてきたのは孝昭天皇陵。

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天皇陵は基本、こんな木札が掲げられているだけで特に説明板も(アクセスの)
案内板もない。

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他に遥拝所が設けられているだけです。

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地図を見ると孝昭天皇陵から東(帰路方向)に孝安天皇陵があるので、
そちらに向かって探します。
先ほども書いた通り天皇陵は、まず案内板がないので近くまで来たと思ったら
人に聞くかまわりを観察して最後は勘が勝負です(笑)
結果的に、こんもりとした画像の森が天皇陵でしたが入り口はどちらか?
今回は勘が的中しました。

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こんな道を登っていくと・・・

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孝安天皇遥拝所。
先ほどの孝昭天皇陵も孝安天皇陵も宮内庁管轄で調査されていないので
詳細は一切わからず。

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ここまで順調でしたが、さすがに日暮れが迫ってきたので帰路沿いの
最後の古墳を探します。
地形図の読み違えで少し迷いましたが掖上鑵子塚古墳(わきがみかんすづかこふん)
を見つけました。
白い案内板らしきものが見えるのであぜ道を歩いて見に行ってみました。
案内板によると南葛城地域では今日行ってきた宮山古墳に次ぐ規模の前方後円墳で
全長は約150mあるそうで築造は5世紀後半とのこと。

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墳丘に入ってみましたが、ご覧の通り。
すでに17時過ぎで実際の感覚は画像よりもっと暗く感じ探索は断念しました。

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掖上鑵子塚古墳を別方向から。



これにて本日の古墳巡りは終了。
あとは車を置いてある高取町まで戻るだけです。

明日はどこへ行こうかなぁ~。