部品をほぼ外したフレーム、フレームのラグを中心に
観察してみましょう。

ヘッド回りは以前にも書いたと思いますが「ヘッドチューブ+上下ラグ」が
全て一体式に作られたプレスラグになっています。
このラグは高級車フレーム用に作られたものではないようで、
結構おおざっぱな作りになっています。

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ヘッドラグ回りの画像4枚。
プレスしたラグを後ろ側で溶接して作った跡が、はっきり残っています。
これは、どう見ても「プレスラグの味といえる範囲ではなく」(笑)
手を入れたくなります。
このフレームをオーダーした方に聞くと
「ビルダーさんは普段あまり細かいところに拘る人ではなかった」
と言うことと「それよりも重要」なのは?
「フレーム値段を出来るだけ安くと、お願いした」(笑)
らしくラグの仕上げにはあまり気を使っていないようです。

(余談ながらヘッド小物は交換を前提に新品を仮組しています)

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シートチューブとトップチューブ部をつなぐラグの様子。
仕上げはともかく、意外に錆が浮いてきていることがわかります。
お金は余り掛けたくありませんが再塗装について、
いよいよ考えざるを得なくなってきたようです。

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ボトムブラケット部分。
泥除け隠し止めネジが付けられているのに泥除けは付けられて
いなかったので汚れがひどい状態でした。
この部分は掃除してみると意外に状態は良好でした。

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シートチューブの上部ラグ。
厚みがあって段差が大きいことがわかります。

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フォーククラウンのサビも結構ひどい。
多分、塗装をはがすとサビはもっと広がっているでしょう。
いよいよ塗装の剥離、再塗装を決断せねば・・・

クラウンとパイプの段差を削りたい誘惑にかられましたがクラウンは
中空になっており削ってしまうと強度に心配があるので、あきらめましょう。

次回は思い切ってラグなどに「削り」と「磨き」を入れていきます。