もう一週間も前のことですが11月21日は笹平遺跡(ささだいらいせき)の
地元説明会に行ってきました。

笹平遺跡は愛知県設楽町小松地区にある縄文時代の遺跡です。
残念なことに現在建設中のダム湖に沈んでしまうと言うことで
今回、発掘調査が行われたようです。

豊橋市に住む自分としては縄文時代の遺跡と言うと海岸部にある
貝塚が思い浮かびます。
今回は山間の縄文遺跡と言うことで興味深く説明会に出向きました。


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設楽大橋の西側から見た笹平遺跡。画像の中央あたり、
境川左岸が遺跡の、大体の位置。

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遺跡のほぼ全体の様子。
縄文時代後期を中心とした住居跡の遺跡です。
(中期の住居跡もあり)

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多くの竪穴式住居の跡、貯蔵穴などが残されています。

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住居跡の一つ。

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住居の中心付近に残された石囲炉跡

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多くの遺物が発掘され展示されていました。

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石鏃

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打製石斧

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磨製石斧

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石錘

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石棒

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岩板(がんばん)
説明によると実用品ではなく祭祀などに使ったものでは
ないかとのこと。

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土偶とされるもの。

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石刀(せきとう)