その2の記事アップ後、いろいろあって
遅くなってしまいましたが、京都北山の峠その3をアップします。


日曜日の夕方から降り出した雨、月曜日の午前中は降ることが予測
されていましたが、せっかくの休みですから覚悟を決めてカッパを
着て走ることにします。

渋滞を避ける為、早朝の京都市内を北上しスタート予定地点に
向かいます。
京都の市街地を抜けた国道162号線で車を停めたかったのですが、
ちょうど良いところを見つけられず
結局、御経坂峠を越えてしまい杉坂地区まで進んだところで
車を停めました。

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県道31号線、西陣杉坂線から南に向かいます。

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狭い山道の割には交通量が多い道を小雨の中登って行き
京見峠(400m)に到着。

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切通しの峠でしたが、なんとなく雰囲気は良く感じられました。
峠を少し南に下ると杉の木の間から京都の市街地が見られました。
また400年の歴史を誇るという京見茶屋もありますが本日は
閉まったままでした。

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さて、ここから杉坂まで来た道を下り次の峠に行くつもりでしたが
登りの途中にこんな案内板を「見つけて」しまいました(笑)
古道、若狭街道とあります。
雨の中いきなりの茂みですが・・・
見つけてしまったのですから行かなければなりません。

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イノシシ用のわな、自分も田舎の子ですから別に
珍しくもありませんが・・・
道はしっかりしているようですが意外にぬかるみも多いようです。
いずれにしても700-23Cロードレース用のタイヤで行く道
ではありません。

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雨を割り切ってしまえば雰囲気は良い峠道です。

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古道、若狭街道、(旧)京見峠に到着。
奥が京都側になります。
先ほど書いた京見茶屋が400年の歴史があるのなら、こちらの峠から
行くのが本来の道筋でしょう。
この峠道と茶屋の位置関係を向こうに下って確認したいところですが、
さすがにそこまでは断念。

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しかし、静かな峠です。
平日の雨の中ですから当たり前と言えば当たり前(笑)
いずれにしても雨の日、この峠を訪ねる方は雨に強い靴を選ばれた方が
良いかと。

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登りの途中で見かけた神社に立ち寄ります。
道風神社という小野道風を祭神とする神社でした。
創建は平安時代(920年)と意外に古い神社でしたが祭神にあまり
興味がないので、ここでスルー。

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杉坂地区に戻り県道107号線を真弓川に沿って北上。
林道持越線に入ります。

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林道途中から峠方面を見たところ。
後でわかったのですが中央の低い部分が峠そのものの部分でした。
(画像に小さく写っているアンテナ塔が峠にありました)

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どうしても峠道の様子というとヘアピンカーブの画像を撮ってしまいます。
傾斜的には他の場所の方がきついところがたくさんありました。
(撮影は下り時に。基本的に登りの途中は止まらない主義)

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持越峠(394m)に到着。
いろいろ歴史的な話もある峠のようですが今はごく普通の峠の様子。

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峠の西側には途中から見えたアンテナ塔があります。

持越峠を登った後は、また杉坂地区に下ります。
予定では、この後、国道162号線に出て南の御経坂峠、北の栗尾峠などにも
足を延ばす予定でした。
しかし車で越えた御経坂峠が片側交互通行の工事を何か所かで行っていたこと、
雨は小雨になってきたものの路面は濡れて山道の下りは危険と判断し
本日は、この二つの峠(古道の峠を入れて三つ?)で終了、
愛知県まで戻ることにしました。
(まあ体力面、天候面というよりも、なにか気持ちが切れてしまいました・・・)