先日、友人と「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に行ってきました。

実は、この博物館、2018年3月24日のリニューアルオープンを
目指して工事中。
現在は収蔵庫にてミニ博物館を期間限定で公開中なのです。
その為、現在見られる飛行機は一機のみ。
でも、行かなければならない理由がありました。
それは陸軍三式戦闘機 飛燕(キ61)が「分解展示」されている
からなのです。
※(飛燕の展示は平成29年「秋頃まで」となっているので要確認)

リニューアルオープン後は飛燕も組み立てて展示されることになって
いるそうで分解状態で見学できるのは今だけなのです。
(リニューアルオープン後もエンジンは単体で展示されるとのこと)

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かつてゼロ戦や隼も見学しましたが飛燕は初めて。
アルミ地肌むき出しなのと主脚が外されて目線の高さに機体(胴体)
がある為、すごい迫力を感じました。
ちなみにプロペラ取り付け部分はノンオリジナル。
(先にも書いた通りエンジンは単体展示される為)

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飛燕の展示全景。
日本軍の戦闘機では唯一の液冷エンジンを持つ為、機首が細く
スマートな機体です。
「戦闘機以外では彗星などの艦上爆撃機もある」

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主翼が左右一体で作られていることがわかります。

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主翼と胴体の連結部分。

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主翼の下側そしてフェアリング類。

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尾翼および垂直尾翼まわり。

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機首前方左側。
排気管そして箱型に飛び出しているのは過給機の空気取り入れ口。

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冷却器(ラジエーター)と、そのカバー。

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コクピット廻り。
コクピット内部は残念ながらのぞけなかった。

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コクピットは除くことが出来ませんでしたが計器類は外されて
展示されていました。

つづく。