友人がスペインのゼウスのロードフレームを入手、レストアの際に私が秘蔵?
していたサドル(ZEUS 2000)、ピストペダル(クリテリウム)を
お買い上げいただきました。
していたサドル(ZEUS 2000)、ピストペダル(クリテリウム)を
お買い上げいただきました。
しかし、ペダルは70年代後半から80年代前半と思われる年代ものなので
グリスが固まっているようでシャフトが回らない。
グリスが固まっているようでシャフトが回らない。
そこで、分解グリスアップして納品することに。

箱入り未使用なので、状態は良好。
ただし、40年近いと思われる年月の経過にグリスは粘土化している様子。
本体、中央の「ZEUS」マークが格好いい!


ゼウスは、よくカンパのコピーと言われるのでキャップ外しの工具もカンパが
使えるのではないか?と期待していましたが・・・
結果は互換性はありませんでした。
もちろん、プロエースや三ヶ嶋ユニークとも互換性はなく・・・・
こういったところこそ(工具の互換性)、コピーしてほしいよね?(笑)
当時のカタログを見て見るとゼウスにはカンパにも匹敵するような
(BBタップなどの切削工具も含む)
工具セットがありました。
ペダルキャップの工具もちゃんと載っています。
しかし、平成時代の極東の片隅で簡単にゼウスの工具も手に入るわけもなく
途方に暮れてしまいました。
もちろん、プロエースや三ヶ嶋ユニークとも互換性はなく・・・・
こういったところこそ(工具の互換性)、コピーしてほしいよね?(笑)
当時のカタログを見て見るとゼウスにはカンパにも匹敵するような
(BBタップなどの切削工具も含む)
工具セットがありました。
ペダルキャップの工具もちゃんと載っています。
しかし、平成時代の極東の片隅で簡単にゼウスの工具も手に入るわけもなく
途方に暮れてしまいました。

そこで準備したのが、この工具。
大型のプライヤーですが「ソフトタッチ」と書かれているように部品に接触する
部分に樹脂が付いている工具です。
これで作業すれば部品に傷がつきにくいのです。
(ただし、高トルクの場合、樹脂が変形したり削れてスリップしてしまう)
ちなみに先端の樹脂部分は交換式、交換用の部品も売られています。

こういった作業(専用工具を使用しない作業)は部品に工具傷をつけて
しまいやすいので、あまりやりたくないのですが・・・
幸い、固着しておらず案外スムーズに外すことが出来ました。


内部も問題なく分解できそうです。

粘土化したグリスは灯油に付けてもなかなか落ちず苦労しましたが
何とか分解、洗浄完了。
各部分は・・・
カンパ レコードほどではありませんが意外にしっかりした印象。
カンパ レコードほどではありませんが意外にしっかりした印象。
ただ、組み付けの際、何度も玉当たりなどの微調整を繰り返していると
シャフトなどのネジの精度とかは少々頼りない感じがあります。
シャフトなどのネジの精度とかは少々頼りない感じがあります。

シャフトの刻印は「D」と「I」。
普通は「R」と「L」ですがゼウスだけにスペイン語の刻印なんでしょうか?

グリスアップ、完了。
今回のペダルは特に問題なく作業は終了しましたが・・・
次のZEUS部品では、未使用品だったにもかかわらず、
まさかの大事件が発生!!!
果たして、何が起きたのか・・・
次のZEUS部品では、未使用品だったにもかかわらず、
まさかの大事件が発生!!!
果たして、何が起きたのか・・・
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