1月2日、今日も夕方までには帰るという約束で朝からサイクリングに
出かけました。
豊川市の「ぎょぎょランド」に車を置いてMTBでスタート。

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国道1号線を渡って「東三河ふるさと公園」を過ぎると古道に入ります。
このルートは豊川市の御油あたりから蒲郡に抜ける古道の一部です。

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今シーズン、はじめて「コルサ探検隊」と名乗っても恥ずかしくない?
雰囲気になってきました(笑)

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灰ノ坂峠に到着。

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灰ノ坂からはいくつかルートが選べますが、今回は最も手短に県道に
出るルートを選択。
目的地の五井山、国坂峠方面を見たところ。

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豊川市と蒲郡市の境界、国坂峠。

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道が3段に折り重なるような急坂。
国坂峠から五井山は意外にきびしい登り坂が続きます。
きつい登り坂ではありますが、もともと車も登れるような道である為、
頑張れば大丈夫。
やがて山頂に到着します。
(このまま登ると自転車で山頂まで辿り着くことができます)

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五井山山頂からの三河湾、蒲郡市街地。
この絶景を求めて今日も十人前後のハイカーが山頂に登っていました。

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もう少しズームして三河湾を見て見ましょう。
中央手前の島が竹島、左手の大きな島が大島ですね。

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途中で立ち寄った三河国分尼寺跡。
周辺には国分寺、国府の跡も存在しています。
(この三つのが揃って確認されているのは全国でも珍しいとのこと)

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そして衝撃的だったのが船山1号墳。
この古墳、研究者はもちろん、考古学ファンには三河地方最大級の
前方後円墳として知られています。
ただ、昭和4年、街道開削の為、後方部分が削られていました。
「現在なら、三河地方最大級の古墳が、こんな無残な破壊にあうことは
 なかったろうに」
と常々思っていたのですが・・・
今回、更に、それも大幅に前方部分が削り取られていました。
ちょうど通りがかった地元の方に聞くと、どうやら道路拡幅工事に
かかってしまったようです。
たしかに、この奥に大規模な住宅地が開発されていることは知って
いましたが、まさか船山1号古墳の様な大きく有名な古墳が、この時代に
(全体ではありませんが)
壊されてしまうとは思いもしませんでした。
残念でなりません。
(今日のサイクリングの楽しさが、吹っ飛んでしまうような残念な出来事でした)