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次は御旅所古墳、こちらも県指定遺跡になっています。
円筒形埴輪がめぐらされていたという事です。
直径30mの円墳で円筒形埴輪などから5世紀末から6世紀
初め頃に築造されたと考えられています。

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かつては円筒形埴輪がめぐらされていたという事ですが現在は
白山神社の一部として整備?され古墳と言う雰囲気は
あまりありません・・・

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3基の古墳がある二子山公園、ハニワの館があります。

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内部の様子。
古墳、埴輪などについて簡単な展示がありました。(もちろん無料)
3基の古墳からは多くの埴輪が出土しているそうで、
その為、埴輪類の展示もありました。
ただし、手前の埴輪群は出土品のレプリカなどではなく
近年、作られたもので形状も特にモデルがあ
るわけではなく
作った人の想像による部分も多いようです。

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次に向かったのは先にご紹介した3基の古墳からは西に
少し歩いたところにある春日山古墳。
後円部側から見たところ。

こちらは特に指定されていないようですが前述の
二子山古墳(国指定遺跡)、味美白山神社古墳(県指定遺跡)、
御旅所古墳(県指定遺跡)の計4基の古墳で味美古墳群を
構成しています。
しかし、かつては春日井市味美から名古屋市にかけて
数十基の古墳群集する大規模なものだったそうです。

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画像の中央奥が後円部、左手に前方部が広がっています。

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春日山古墳から二子山公園に戻る際に見た白山神社方面。
奥の森に手前、御旅所古墳、その奥に白山神社古墳があります。
信仰厚い神社のようで手前から鳥居がいくつも続いていました。


今回の味美古墳群は短時間で興味深い古墳が4基も観察する
ことが出来ます。
石室などを観察できる古墳はありませんが、かつて尾張北部に
支配下におさめた豪族を偲ぶのも良いかと思います。

※間違いなどお気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘ください。