3回にわたって3/18日の歴史ミーティングの様子を
ご報告しました。
瓜郷遺跡(弥生時代)、東田古墳(古墳時代)、
吉田城(江戸時代)、高松海岸貝化石(新生代)と朝から
いろいろな時代の史跡を見てきました。

私はいい加減、疲れてきたのですが一番弟子は
「まだまだ明るいですよ」と次の史跡を見て回りたい様子。

そこで、国指定遺跡、大アラコ古窯に連れて行くことにしました。
ところが途中、つい「山の上に古墳群があるよ」と口に出したのが
運の尽き?でした(笑)
散々、史跡を巡っての夕暮れであり古墳のあるのは山の上、
そのうえ登る道は草木に覆われた急斜面、さすがに、
あきらめると思っていましたが・・・これからでも「登る」という(笑)

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向山古墳群は芦ケ池の東にある古墳群。
以前、ずっと登り口を探していたのですがなかなか見つけられ
なかったのでした。
何度か無駄足を踏んだ後、やっと登り口を見つけ一度登ったことは
ありましたが、久しぶりにいくと一段と登り口は
荒れてしまっていました。
画像は登り口の荒れたところを突破した後の一息つけるところ?
(これでも・一番急なところは画像を撮る余裕もなく)

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石室を見つけました。
以前、資料で調べたのですが・・・
少なくとも6基はあるという
(もっと?最大22基、ほかの名称の古墳群も含む??)
古墳群の何号基にあたるのかは私にはわかりません。

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ちゃんと軍手持参で何か遺物は残されていないかとさぐる一番弟子。

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すでに17時を過ぎているのですが・・・
疲れより、好奇心が先行するのは感心する。
発掘調査された古墳なので、どうやら、何も見つからなかった様子・・・

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以前、単独で登った時は他の古墳も何基か見ることが出来たのですが
尾根付近は草木が生い茂り行く手を阻まれてしまいました。
さすがの一番弟子も、あきらめるほど(笑)
(わずかに写る右の構築物は古い貯水タンク?の様な物)

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次に向かったのは芦ケ池をはさんで向かい側?にある大アラコ古窯。
この時点で画像でもお分かりになるように、だいぶ薄暗い・・・
すでに18時近い。
「ここは、たぶん発掘されているので何もないよ」
と言うのだが
案内板に「5基の窯が発見され2基が発掘された」
とある文章を見つけた一番弟子は(すっ、するどい・・・)
「3基は発掘されていない?」、「痕跡が、まだ、あるかも」
とあきらめきれない様子。

こういう姿勢は評価しても良いと思うけど時間は18時・・・
女子でなくても普通ならあきらめるけど(笑)

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結局、熱意に負けて「道路だけだぞ」と言って懐中電灯!片手に
陶器片ぐらい落ちてないかと探しに行く(笑)

ところが道路だけのはずが、ついつい一緒になって山林の中まで
探すことに。(何かありそうな雰囲気だったんですよね~)

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さすがに懐中電灯での捜索では、これと言った痕跡、陶器片は
見つからず。
日もとっぷり暮れた18時30分、この日の歴史ミーティングは
やっと終了しました。(今日も長い一日だった?)
ただ、本日の「現場巡り」はこれで終了しましたが・・・

この後はファミレスのテーブルに資料を積み上げての反省会で
さらに数時間(笑)

※間違いなどお気づきの点がございましたら遠慮なくご指摘ください。