久しぶりの自転車部品ネタですが・・・
私のことですから誰も必要としていない、ひねくれたネタをアップします(笑)
私のことですから誰も必要としていない、ひねくれたネタをアップします(笑)

今回は杉野の3アームクランク、マキシィⅡの「最大歯数はいくつか?」
という疑問。
ほとんど誰も興味がないと思うし、分かったとしても役立つこともないという・・・
私らしい、ひねくれたテーマの記事(笑)

その前にマキシーⅡのギヤ板パターンについて述べておきましょう。
1976年頃と思われる杉野の総合カタログにはマキシーⅡのギヤ板
パターンは2種類あります。
画像の直線基調のパターンはカタログではTパターン、そしてマニア間では
ルネパターン?とも呼ばれる曲線基調のパターンはCパターンと書かれています。
ちなみに↑これはマキシィーⅡの「Tパターン」ギヤ板。
歯数は比較的、大きな51Tです。
歯数は比較的、大きな51Tです。
「Cパターン」は・・・1枚もうちにサンプルがありませんでした(泣)
そして76年?のカタログを見ると
※Tパターンの歯数バリェーションは
(マキシィⅡには厚歯もありますが厚歯は今回は除く)
アウター48、49、50、51、52、53、54、57Tの8種類
インナーは
32、33、36、40、42、43、44、45、46、47、48Tの11種類。
※Tパターンの歯数バリェーションは
(マキシィⅡには厚歯もありますが厚歯は今回は除く)
アウター48、49、50、51、52、53、54、57Tの8種類
インナーは
32、33、36、40、42、43、44、45、46、47、48Tの11種類。
そして
※Cパターンの歯数バリェーションは
アウターが48,50,52,54Tの4種類。
インナーが32,33、36、40、42,44、46,48Tの8種類。
となっています。
※Cパターンの歯数バリェーションは
アウターが48,50,52,54Tの4種類。
インナーが32,33、36、40、42,44、46,48Tの8種類。
となっています。
※インナーの32T~42TはTパターン、Cパターンとも共通品番なので同一部品と
思われます。
思われます。
※アウターとインナーともに48Tが存在していますが品番は違うので同一部品では
ない可能性があります。(チェーンラインの関係で作りが違うとか???)
ない可能性があります。(チェーンラインの関係で作りが違うとか???)


ギヤ歯数のバリエーションを長々と書きましたが・・・
最初のテーマに戻ると・・・ギヤ歯数のバリエーションにあったように
マキシィⅡの最大歯数は「Tパターン」の57Tという結論でいいでしょう。
ちなみに「Cパターン」の最大歯数は54Tという事ですね。
(この時代ですと特注品の可能性もありますが・・・)
マキシィⅡの最大歯数は「Tパターン」の57Tという結論でいいでしょう。
ちなみに「Cパターン」の最大歯数は54Tという事ですね。
(この時代ですと特注品の可能性もありますが・・・)

マキシィⅡクランクにマキシィⅡ最大歯数の57T(Tパターン)を装着したところ。
ちなみに
マキシィⅡチェンホイールの場合、カタログ上のシングル、ダブル、トリプルで
呼び名(品番)が違います。
シングル SJX―2
ダブル WJX―2
トリプル TJX―2
になります。
上の画像はシングルですからSJX-2になります。
ダブル WJX―2
トリプル TJX―2
になります。
上の画像はシングルですからSJX-2になります。
また、マキシィⅡのクランク長は76年?のカタログを見ると165ミリ以外に
短い152ミリ、長い171ミリがありました。
その他、クランクには、いろいろバリェーションがありますが複雑になり
過ぎるので、ここでは触れずにおいておきます。
(ダブル用、トリプル用、表面仕上げによるものなど)
短い152ミリ、長い171ミリがありました。
その他、クランクには、いろいろバリェーションがありますが複雑になり
過ぎるので、ここでは触れずにおいておきます。
(ダブル用、トリプル用、表面仕上げによるものなど)

46Tと57Tとの比較画像。

最後にTパターンの最大歯数57T(左)2番目に大きな歯数の54T(右)の画像も、
ご参考までにアップしておきます。
比較してみると・・・
どうでも良い話ですが(笑)外周の穴の数が57Tは15個、
54Tは12個しかありません。
穴の大きさも微妙に違い54Tの穴の方が横に長いのです。
ですから全体のバランスも考えて外周の穴もデザインされていることがわかります。
(ただ、その分、金型のコストなども増大するはず)
どうでも良い話ですが(笑)外周の穴の数が57Tは15個、
54Tは12個しかありません。
穴の大きさも微妙に違い54Tの穴の方が横に長いのです。
ですから全体のバランスも考えて外周の穴もデザインされていることがわかります。
(ただ、その分、金型のコストなども増大するはず)
また、その内側の通常パターンも微妙に大きさが違うので57Tと54Tは別の
金型を使ってアルミ板を打ち抜いていることがわかります。
金型を使ってアルミ板を打ち抜いていることがわかります。
※マキシィⅡの記事は、これで終わり。
※間違いなどお気づきの点が御座いましたら遠慮なくご指摘ください。
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