さて、今回は部品類を見ていきます。
今回のアッセンブルのポイントは・・・
フレームが素性不明の為、それに合わせて??定番のパーツアッセンブルは
なるべく避け「外し技」で組もうというもの。

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チェンホイールはもともと、ブロックタイプ(カンパ、TDC)の非常に珍しい
ものが付いていたのですが、この組み合わせも昔からやって見たくて!
カンパGS、鉄の細身のクランク(メッキも綺麗)に国産の高木の組み合わせ。
この君合わせアームの長さはピッタリ合うのにギヤ板の固定穴がなぜか、
ほんのわずかずれています。
その為、ギヤ板をわずかに削る必要があります。
また、もともとのギヤ板の腐食が激しかったのでオリジナルよりかなり
細身に削りこんでいます。

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小ギヤは英国製のビリヤースという会社のものらしい。
この小ギヤは薄歯だったので当然、高木のリングも薄歯、チェーンは
セディスの薄歯を使っています。

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ステムは・・・外し技とは言えませんね。
GBのヒドミニウム。

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ステムにGBを使ったならハンドルも当然と思われるでしょうがGBは
不採用(手持ちはあるのに)
なぜかと言うとGBのハンドルバーはドロップ量が大きく体の固い自分に
は乗りにくい為(泣)
GBのハンドルバーの刻印、カッコよくて好きなんですけどね。
では何を使ったかというと中央に刻印の全くない日東製。
使いやすい!

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サドル、ピラーは、これまた直球ど真ん中!?
ブルックスのB-17スタンダードにカンパレコードの組み合わせ。

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ブレーキはユニバーサル。
選択理由は・・・ピストフレームなのでクリアランスが小さくアーチの
小さいものでないとブレーキゴムがリムにうまく当たらない為。
古風な見た目もこの車輛のコンセプトに合いますし。
ただ、問題は・・・
市販の組み合わせはフロントに小アーチ、リヤ用にやや大きなアーチが
組み合わせられて販売されていること。
その為、2セット購入し(2台分)小さなフロントアーチのみ使っています。

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ブレーキレバーもアーチに組み合わせてユニバーサル。
パットゴムはリプロダクション、アジャスト部分の黒いゴムは
70年代のもの。
ハンドルのカーブも優雅です?

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ハブはフロントがノルマンディ、リヤはミルレモ。
ミルレモ刻印ですが製造はノルマンディでしょう。
エンド幅やチェーンラインはロックナット、ワッシャーなどを交換して
適当にチューニングしています。
どこにでもあるような?ハブですがリアのピスト用は少し珍しい?
というかあまり見かけない。
まあ誰も欲しがらないとは思うけど(笑)
先にも書いた通り、QRはサンプレックスの直レバーを使っています。

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このペダルってどこ製でしたっけ?
刻印は全くありません。ご存知の方、ぜひ教えてください。
中古品を海外から、まとめて買った友人の荷物の中にあったもの。
フランスっぽいデザインですし本体の造りがアルミで格好良いのもポイント(笑)
ペダル枠がアルミ板ならさらに良かったのですけど。

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仮付けしてあるトウクリップはブルックス製。

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ヘッドパーツはフレームの時にも書きましたがオフメガという会社のもの。

※これで終わり