13日は名古屋市博物館で行われている古代アンデス文明展に
行って来ました。
古代アンデス文明といってもピンとこない方も見えるかもしれませんが・・・
有名なマチュピチュやナスカの地上絵を含む文明といえば、
わかりやすいかもしれません。
そのなかでも時代や地域が違う文化があり、その中の代表的な九つの
文化を取り上げた展示になっています。

展示は黄金製品、土器、織物、ミイラなど貴重な資料約200点が
展示されていて大変見ごたえのあるものでした。
古代文明に興味がある方には絶対、おすすめの展示会です。
(2018年12月2日まで)


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黄金製品に見入る弟子。
「おうちに一つ欲しいにゃ」

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儀式用のケープだそうです。

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目や歯に象眼の手法が用いられた黄金のマスク。

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不気味な人面土器・・・

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見事な織物。

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これは髑髏(どくろ)をかたどった銀製の葬送用冠なのだそうです。

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土器を一眼レフカメラで撮影する弟子。
彼女の撮影スタイルはディスプレイではなくファインダーで確認して
撮影するスタイル。

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アンデスの文明で興味深いのは文字を持たなかったこと。
ただ、画像のキープというものの結び目で多くのことを記録していたらしい。
ちなみに文字を持たなかったこと以外にも興味深いのは・・・
車輪、ろくろ(見事な土器を作りながら)、製鉄技術などを持たなかったこと。

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土で作られたリャマ像。
祭祀に「いけにえ」としてリャマを埋める例があったが後に、その代わり
として用いられるようになったものとのこと。
二人とも20cmぐらいの大きさと想像していたものの実物を見るとその
大きさに驚く。
実際には高さ約75㎝、長さ約52㎝もありました。
やっぱり実物を見ないとね!

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これまた見事な金製品。

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これは・・・被葬者用の仮面なのだそうです。

一部を抜粋しても興味深い展示会なのがお分かりいただけたと思います。
最初にも書きましたが古代文明に興味がある方には絶対、おすすめの
展示会です。

※ほとんどは撮影可能でしたがミイラなど一部は撮影できません。