
今日は雨のせいでクラブのヒルクライムレースが中止になってしまった。
そこで以前から予定していたピスト用の練習ホイールにタイヤをはることに。
チューブラタイヤは、やはり「はる」という言葉が似合う。
リムセメントという接着剤ではるからだ。
最近のレーサーはWOがほとんどで、チューブラを知らない人も多い。
でもチューブラタイヤは構造上、軽量であり乗り心地も優れている。
ぜひ、一度は味わってもらいたいと思う。

話はそれたが、画像の手前が今シーズン初めから使っている決戦用のタイヤ、奥が今回、準備した練習用のタイヤだ。決戦タイヤもあまり乗ってないので、ほとんど磨耗していない。
1枚目の画像と合わせて見ていただくと手前の決戦タイヤが細く、ハイト(タイヤ高)も低い事が画像でもお判りになると思う。
重量ももちろん、手前の方が軽量だ。
カタログ重量で比較すると手前が130グラム!!程度、練習用が300グラムだ。
本来、練習も同じタイヤでやるほうが加速感、グリップなどに違いがなく望ましいと思う。
ただ、それを、したくてもしないのはコストの問題(笑)。
決戦用は約1万円前後!! トレーニング用は2千円程度だ。(いずれも一本の値段)
決戦用タイヤは薄く、軽量に仕上げられている為、寿命は極端に短い。その為、練習には安くて寿命が長いタイヤを用意した。


決戦用のリム、タイヤ
リムは生産中止になって久しい「アラヤADX-5」カタログ重量約280グラムと軽量だ。
タイヤは「ソーヨー30AⅡ」で高圧にも耐えられ転がり抵抗が少ない。
(ソーヨータイヤは最近はあまり流通していない?)
リム幅約17.5ミリ、タイヤ幅約18.0ミリ。


練習用のリム、タイヤ
リムはイタリア製(80年代)のフィアメ 赤ラベルの青色(ややこしい)約330グラム。
タイヤはパナレーサーの「クールス21W」。パターンはいわゆる絹目。
普及品だがビットリア フォーミュラ1などより、しなやかで、真円度も高いように思う。
リム、タイヤ幅とも、一般的な約21.0ミリほど。
ハブは今でもデュラエースよりシュパーブの方が回転部分は良いと競輪選手、実業団選手に人気の高いサンツアー シュパーブのカスタム メイド。玉当たり部分を矯正研磨して高精度に仕上げられたハブだ。手前がレース用で24H(ラジアル組み)、練習用が28H(6本組み)。スポーク数が少ない分、剛性は低いはずだが比較的、体重も軽量で超非力な自分には十分なはず。
フロントは車載時に便利なようにQRに交換している。
(Qレバーハブは実業団レース等には使用出来ない事もあるので注意が必要)
さあ、10月28日のレースに向けて新しいタイヤでガンガン練習するぞ。絶対、多分、きっと・・・?