先日、知人からオークション代理出品の依頼があり、自転車部品、用品を預かりました。
前回は、その中からサンツアーのRDを紹介させていただきました。
前回は、その中からサンツアーのRDを紹介させていただきました。
今回はシマノの変速機を何点か紹介させていただきます。
廉価版ゆえ、趣味性は低い物ですが、かえって珍しいかと思います。
前回にも書いたとおり、これらは近々、オークションに出品させていただきます。
もし、ご興味のある方は、是非ご入札お願いいたします(笑)
(一部は私のコレクションですからオークションに出品されない物もあります)
廉価版ゆえ、趣味性は低い物ですが、かえって珍しいかと思います。
もし、ご興味のある方は、是非ご入札お願いいたします(笑)
(一部は私のコレクションですからオークションに出品されない物もあります)


「シマノ POSITRON FH」
今のシマノSISにつながる位置決めシフターの初期の製品。これは2代目ぐらいの物か?
最初期の製品(ポジトロン)は1975年前後に発表されたと思います。

このように「ポジトロンFH」にはRD本体に位置決め機構があります。
右側の横長赤丸部分にはクリック溝が5個あります。
合計6個のクリックがあることから6段に対応していたものと思われます。

「シマノ POSITRON」の文字の入ったFD。
まだフロント変速機には位置決め機構はないようですが「ポジトロン FH」 RDと
組合せて使ったと思われるFD。

POSITRON FDの取付バンド。
1982年頃の「サンツアー エンドレス クランプ」にそっくり。
私の記憶では、このシステムの採用はサンツアーの方が早かったと思うのですが。
(フレームパイプ全体に締め付けるので薄いパイプにも変形が少ない取付方法)

「シマノ ALTUS A20」
MTB系RDのデザインのワイドキャパシティRD。

「シマノ ALTUS C10」
こちらもALTUS A20と同様のワイドキャパシティRD。


シマノ LAKE Mini
シマノのミニサイクル用RD、「ラークミニ」
画像では良くわからないと思いますが非常にコンパクトなRD。
プーリーが通常、10Tのところ、このRDは9Tになっています。
70年代、シマノの一般用RDに「SKY LAKE」という変速機があり、それに対して
小型のRDということで「ラークミニ」となったのか「ミニサイクル向けだったからか」
あるいは両方?(スカイラークもミニと同様、縦型のメカだった)
小型のRDということで「ラークミニ」となったのか「ミニサイクル向けだったからか」
あるいは両方?(スカイラークもミニと同様、縦型のメカだった)
ラークミニは時代的には前述の他の物より、ずっと古くて70年代中頃の製品だと思われます。
エンド取付金具が通常の物と逆になっていますが、これがオリジナルです。
安いミニサイクルなどはパイプをつぶして「割」を入れただけのリヤエンドになっています。
(別部品のエンドを溶接しない安価な作りのフレームの為)
こういったエンドは「割」が後ろに開いているので画像のようなエンド取付金具になっているのです。
安いミニサイクルなどはパイプをつぶして「割」を入れただけのリヤエンドになっています。
(別部品のエンドを溶接しない安価な作りのフレームの為)
こういったエンドは「割」が後ろに開いているので画像のようなエンド取付金具になっているのです。