先日、○○さんから、私のブログに下記のような、ご質問をいただきました。
(○○さん、勝手に引用、記事にしてごめんなさい)
(○○さん、勝手に引用、記事にしてごめんなさい)
ご質問は・・・
Q:Zefalの空気入れのパッキンが破損しています。修理方法をご存知であれば、
教えていただけないでしょうか?
Q:Zefalの空気入れのパッキンが破損しています。修理方法をご存知であれば、
教えていただけないでしょうか?
僕の場合はこんな風にしたのですが、コルサさんはどうされていますか?
⇒パッキンの留め方がポンプによって多少の違いがあると思いますが、
かって僕がブルーメルを直した時は、
1回は厚手の皮を買って来て、接着剤で3,4枚を貼り合せて整形し、直した覚えがあります。
具合は80点くらい。
2度目は、会社の机の上に敷く透明のビニールのデスクパット、この処分予定品の端を貰ってきて、
同じく重ねて自作しました。
これは結構具合良く作動してくれました。
⇒パッキンの留め方がポンプによって多少の違いがあると思いますが、
かって僕がブルーメルを直した時は、
1回は厚手の皮を買って来て、接着剤で3,4枚を貼り合せて整形し、直した覚えがあります。
具合は80点くらい。
2度目は、会社の机の上に敷く透明のビニールのデスクパット、この処分予定品の端を貰ってきて、
同じく重ねて自作しました。
これは結構具合良く作動してくれました。
最初に、お断りしておきますがコルサの場合、工夫してポンプパッキンを
直したという経験がありません。
幸い、フレーム用ポンプパッキンの手持ちがあって、それを使って直した事があるという程度なのです。
その為、お役に立てる情報は残念ながら、ありません。
直したという経験がありません。
幸い、フレーム用ポンプパッキンの手持ちがあって、それを使って直した事があるという程度なのです。
その為、お役に立てる情報は残念ながら、ありません。
そこで、今回はフレームポンプの構造を少し見てみることにしました。

サイクリストに愛用されているゼァールのフレームポンプです。
銀色と赤い物は一般的なソリブロック、中央のカラフルな物は少し古い物で
コンペティションと名前が付いています。
両者の時代は少し違いますがパッキン部分の構造はほぼ同じです。

ちょうど良いことに?圧縮の抜けたソリブロックが手元にありましたので早速、分解してみます。
下手な画像でわかりにくいかもしれませんが「あめ色」に見えるのがパッキン部分です。
硬化して手前部分が欠けているのがおわかりになるでしょうか?
ゼファールのパッキンは一般的な革製ではなく樹脂製のようです。
ゼファールの場合、古いコンペティションや比較的、新しいソリブロックも共に同じような構造で
同じようにパッキンが硬化してしまうという欠点があるようです。
とここまで書いて、ふと思ったのですが今までポンプが駄目になってからしか分解してみた事が
ありません。
新品時には、このパッキンはどんな質感なんでしょうか?
パッキンなのですから比較的柔らかく隙間をなくせる柔軟な材質の筈なのですが・・・
ありません。
新品時には、このパッキンはどんな質感なんでしょうか?
パッキンなのですから比較的柔らかく隙間をなくせる柔軟な材質の筈なのですが・・・
以前、運よくコンペティションのデッドストックを何本か発見したのですがパッキン樹脂が粉々に
砕けているかポンプ内壁に固着していました。
固着しているものも動かせば粉々に砕けてしまいました。
その際、「古いコンペティションを使えるようにするにはどうしたら良いですか?」と先輩方に
聞いたところ「新しいソリブロックも構造は一緒だからサイズが短いやつの安売りを見つけて
パッキンを交換しちゃいな」(笑)という答えでした。
砕けているかポンプ内壁に固着していました。
固着しているものも動かせば粉々に砕けてしまいました。
その際、「古いコンペティションを使えるようにするにはどうしたら良いですか?」と先輩方に
聞いたところ「新しいソリブロックも構造は一緒だからサイズが短いやつの安売りを見つけて
パッキンを交換しちゃいな」(笑)という答えでした。

記事を一通り書いてから、うちにもう一本、ソリブロックがあったことを思い出しました(笑)
早速あちこち探してみると、ありました。うちでは比較的新しい物ですが、
それでも買ったのは10年以上前?
とりあえず、バラして見ると・・・・あれぇ~構造は一緒のようですがパッキンが
ごく普通のゴムになっていますよ(笑)
先輩方が言っていたのは、このゴムのパッキンを使えと言うことだったのでしょうか?
ごく普通のゴムになっていますよ(笑)
先輩方が言っていたのは、このゴムのパッキンを使えと言うことだったのでしょうか?

まあ、残念ながら「安売りのソリブロック」は見つかりませんでしたので他の修理方法を取ります。
これは2枚目の画像とは別のソリブロックの物ですがシャフトの腐食がひどいですね。
雨でも溜まっていたのでしょうか?
それはさておき、とりあえず、硬化したパッキンを取去った画像です。
さて、修復の話ですが画像に写っているパッキンが幸い手元にありましたのでパッキンを
自作することもなく修復できます。
ただし、ポンプの凸部の径に対してパッキンの穴が小さいので、これが簡単には、はまりません。
とはいえ安直にパッキンの穴を大きくするとポンプの中で取れてしまう危険性もあります。
そこでパッキンにグリスを塗って、適当なパイプ(当然、小さすぎては駄目だし、かといって
大きすぎても駄目)で押し込みます。これで、修復完了です。
自作することもなく修復できます。
ただし、ポンプの凸部の径に対してパッキンの穴が小さいので、これが簡単には、はまりません。
とはいえ安直にパッキンの穴を大きくするとポンプの中で取れてしまう危険性もあります。
そこでパッキンにグリスを塗って、適当なパイプ(当然、小さすぎては駄目だし、かといって
大きすぎても駄目)で押し込みます。これで、修復完了です。

ところで、他のフレームポンプの構造はどうなっているのでしょうか?
まずは、○○さんも修理されたというブルーメル、この樹脂ボディが特徴のタイプでしょうか?
これはパッキンがマイナスネジでとめられているようです。
これなら径のあうパッキンさえ手に入れば簡単に修復できそうですね。
それにしても画像のブルーメルのパッキン、未使用のデッドストックなのですが結構貧弱ですね。

そういえば、先日、知り合いのショップさんで頂いたフランスのラピーズもあったはず、
探してバラして見ると構造はゼファールと一緒でした。
パッキンもゴム製です。
試しにラピーズのパッキンを古いゼファールに使ってみると完璧に作動します。
このラピーズ、「サイズが短いやつの安売り」で問屋さんから格安で仕入れたんだよね、
といっていたはず・・・・
「これを安く買えばゼファールの古いポンプを直せる!!」と、(どこかで聞いたような話・・・)
といっていたはず・・・・
「これを安く買えばゼファールの古いポンプを直せる!!」と、(どこかで聞いたような話・・・)
早速、ショップさんを訪ねて問屋さんから、まとめって「安く」買ってもらおうかなぁ(笑)

あれれ、ラピーズってゼファールのブランドだったんでしたっけ?別会社だったような
記憶があるんですが。
ラベルに「ゼファール」、「ラピーズ」の両方の文字が見えるんですけど・・・

さて、今度はイタリアのポンプを見てみましょうか?
かつて一世を風靡したフレームポンプと言えば「シリカ」でしょう。
内部を見てみると中古ポンプですが先のブルーメルに比較してパッキンが肉厚で
しっかりしているように見えます。
このポンプはプラスネジではずせますからスペアパッキンが入手できれば簡単に交換できます。
実は他にもアドホック、REG他のポンプもバラして見たのですが、ポンプのパッキンの
画像を延々と並べて見てもどうかと思いこのへんで自主規制?しておきました。
画像を延々と並べて見てもどうかと思いこのへんで自主規制?しておきました。
さて、画像に出てきたパッキン単体部品はどこの製品だったのでしょうか?
以前はショップさんで簡単に手に入ったのですが最近見かけませんね。
以前はショップさんで簡単に手に入ったのですが最近見かけませんね。
シリカポンプのパッキンと見比べるとエッジの仕上げなどが、そっくりに見えます。
これはシリカのスペア部品だったのでしょうか?
シリカだとしたら(シリカでなくても良いのですが)、これは今でも手に入るのでしょうか?
いずれにしても今度見つけたら、買っておかなければいけませんね。
これはシリカのスペア部品だったのでしょうか?
シリカだとしたら(シリカでなくても良いのですが)、これは今でも手に入るのでしょうか?
いずれにしても今度見つけたら、買っておかなければいけませんね。