明日、あさってと、
「第11回豊橋エコテクノレース」が開催されます。
(バッテリーとモーターを使ったエコラン競技)
(30日予選、31日決勝)
「第11回豊橋エコテクノレース」が開催されます。
(バッテリーとモーターを使ったエコラン競技)
(30日予選、31日決勝)
コルサは2001年(第3回大会)の初参加から、ずっと何らかの形で参加してきたのですが
今年の参加を断念しました。
今年の参加を断念しました。
理由は、まず第一に昨年まで一緒にやってきたスポンサー様が不参加の為。
(スポンサーといっても事業所内の有志が個人レベルで資金を出しあってくれていた)
(スポンサーといっても事業所内の有志が個人レベルで資金を出しあってくれていた)
もちろん、コルサ個人で参加する手もあったのですが・・・
(当初は全て自費で参加してきた)
しかし、昨年、用意したマシンは極限設計で、あまりに狭く、コルサでは乗る事が出来ません。
また、乗れるような小柄なライダーが見つからなかったことで泣く泣く今年の参戦をあきらめました。
(当初は全て自費で参加してきた)
しかし、昨年、用意したマシンは極限設計で、あまりに狭く、コルサでは乗る事が出来ません。
また、乗れるような小柄なライダーが見つからなかったことで泣く泣く今年の参戦をあきらめました。
2008年のレースは序盤、3位をうかがいながら4位を走行していたところ、
不運にもパンク、リタイアでした。
久しぶりに表彰台を狙えるレベルのマシンを用意できていただけに非常に残念な結果でした。
不運にもパンク、リタイアでした。
久しぶりに表彰台を狙えるレベルのマシンを用意できていただけに非常に残念な結果でした。
そこで今年は2008年の車輌を他のチームに、ゆだね「間接的」にではありますが
参加することにしました。
参加することにしました。
2008年の車輌。
かなり、小ぶりな事がわかっていただけると思います。
後輪前の、わずかなフラップから出した爪先でバランスを取って停止しスタートを
待っているところです。
フラップは爪先を持ち上げると自動的に持ち上がり走行中の空気抵抗を抑えます。
右はホンダ アクセスさんの社内有志チーム(チームエンドレスさん)が作った車輌。
この車輌が極端な乗車姿勢をとる2輪エコランカーの先駆けで、
この車輌が圧倒的な強さで勝利をあげたことでコルサの車輌も含め他のチームに
模倣されることになります。
ここからは、豊橋エコテクノレースでのコルサの過去の画像を紹介させていただきます。
これが2001年、初出場初優勝した時のマシン「南風2001」(コルサが乗りました)
見ての通り、ロードレーサーをベースにしたもの。
画像は2002年のもので左の女性ライダーを起用。
ただ、スポーツ車に不慣れな彼女の為に「空気抵抗低減に効果はあったが
操縦安定性を著しく損なう(笑)ハンドルマウントのカウルを取去った」こと、
また「電装系の変更」などで効率が少々悪くなったようで
前年に比べ記録も、やや落ち入賞を逃します。
2002年、コルサはこの「南風2002」に乗りました。
ロードレーサースタイルからリカンベントスタイルに変更して大幅に空気抵抗を
減らし記録アップを狙ったのですが、テスト段階で昨年レベルの記録すら出せず大慌て。
結局、モーター内部に問題を抱えていたらしく修理、対策に手間取り
カウルの製作が間に合わず・・・格好悪い(笑)
結局、この年、決勝4位で表彰台を逃す。
カウルの製作が間に合わず・・・格好悪い(笑)
結局、この年、決勝4位で表彰台を逃す。
上部のボディ内に頭部を除く体は、すっぽり納まっています。
下部に突き出しているカバー内にはモーター、バッテリー、駆動系が収まっています。
下部に突き出しているカバー内にはモーター、バッテリー、駆動系が収まっています。
2003年
画像はテストディのもの。
2001年の優勝車輌には2003年も女性ライダーに乗車してもらいました。
モーターなど基本的には2002年と変わりませんが
前輪にはニッセキ カーボン ディープリム、リヤにはカンパのディスクが入れられています。
(このホイール、後輩から中古を安く手に入れたもの)
2003年には車輪だけでなくヘルメットにも新兵器?を導入して
空気抵抗低減を狙いました(笑)
このヘルメット、ちゃちな作りなのに、すごーく高いんですよ!
(あまりにちゃちで安全性の問題か公認が取れず日本の公式自転車レースにも使えなかった)
もちろん、コルサの私物ではなく友人からの借り物ですが。
2003年は大忙しでした。
某TV番組でも紹介された「女子学生」を中心にしたチームを率いて(実態はアシストして)
3、4輪クラスにも参加しました。
(そのうえレース直前、他のチームの緊急修理を何件も頼まれて)
下側の写真の手前側にあるのが3輪車輌(全然わかりませんね 笑)。
学生達がパスを口元に持っていっているのは金メダルをかじるマネですね(笑)
この年は「金メダル」を獲得できませんでしたが、この車輌は後年、燃料電池を搭載して
表彰台の一番高い所(クラス優勝)に登りました。
(その時も予選終了後に、後輪、モーター等を組み替えて睡眠時間をかなり削った・・・)
学生達がパスを口元に持っていっているのは金メダルをかじるマネですね(笑)
この年は「金メダル」を獲得できませんでしたが、この車輌は後年、燃料電池を搭載して
表彰台の一番高い所(クラス優勝)に登りました。
(その時も予選終了後に、後輪、モーター等を組み替えて睡眠時間をかなり削った・・・)
グレーのベスト着用がコルサ、天狗党ジャージ着用は助っ人、ノブリン。
2004年の車輌「南風2004」、ライダーはコルサ。
リカンベントより更に空気抵抗を減らす狙いの「スーパーマン スタイル」に。
車高を低くして前面投影面積を減らす為、20インチのエコラン専用タイヤを採用。
フロントに飛び出る黒い物はエコラン専用モーター。
ギヤ駆動フロントドライブ(FF式)で駆動系をコンパクトにまとめています。
前輪と後輪を含むフレーム部分とは別々のカウルになっていますがフロントカウルを
フロントフォークに直付けしていて横風の影響をもろに受けるうえ、この姿勢なので
操縦性は超スリリングでした。
その為、体重が軽い女性ドライバーに乗ってもらうことは、あきらめ自ら責任を
取って走行することになりました(笑)
フロントフォークに直付けしていて横風の影響をもろに受けるうえ、この姿勢なので
操縦性は超スリリングでした。
その為、体重が軽い女性ドライバーに乗ってもらうことは、あきらめ自ら責任を
取って走行することになりました(笑)
前面からの画像でスリムな車体が、お分かりいただけると思います。
ライダーをカウル内に入れることはあきらめライダーが一番空気抵抗が少ないと
思われる状態(体勢)で車輌に乗せています。
ヘルメットは自転車用ではなく丸っこいタイプの物の方が空気抵抗的低減には、
よかったですね。
ライダーをカウル内に入れることはあきらめライダーが一番空気抵抗が少ないと
思われる状態(体勢)で車輌に乗せています。
ヘルメットは自転車用ではなく丸っこいタイプの物の方が空気抵抗的低減には、
よかったですね。
2004年に、もう一台エントリーさせた「南風2003」。
2003年用として製作。
2003年は決勝当日、強風の為、カウル上部を装着せず出走しました。
これは「自転車の基本フォームのまま空気抵抗を低減して記録を狙った」車輌。
ライダーは製作も手伝ってくれたS君。
タイヤは20インチ、チューブラー。
ライダーは製作も手伝ってくれたS君。
タイヤは20インチ、チューブラー。
「南風2003」の製作風景。
凝り過ぎた作りで丈夫ではあったが重すぎたかも(笑)
DHハンドルはカウルなし状態でのテスト用。
2001年の優勝から、しばらく表彰台を逃していたコルサが久々に
スピードを取り戻し2位表彰台に上がった2005年の車輌、「南風2005」
(その間も製作を手伝ったり、車輪を手がけた他チームの車輌は、数多くが優勝、入賞していたが 笑)
こんなカウルでも空気抵抗低減の効果は非常に大きくカウルを装着するだけで
速度は数キロアップした。
この車輌は稚拙な作りながらコンセプト自体はエコカー界の大御所たちの評価も良く、
某大学の教授キムヒデ先生のレポートにも画像が載りました。
速度は数キロアップした。
この車輌は稚拙な作りながらコンセプト自体はエコカー界の大御所たちの評価も良く、
某大学の教授キムヒデ先生のレポートにも画像が載りました。
下記のHPで優勝したチームエンドレスの車輌(その他も)と
比較できます(仕上がりは雲泥の差ですね)。
比較できます(仕上がりは雲泥の差ですね)。
これが「南風2005」の製作中の画像、テストライダーのコルサ(笑)
車輪は20インチHEサイズのミシュラン、エコラン専用タイヤ。
後輪部分中心にあるのがモーターで直接ギヤで駆動しています。
(ギヤ駆動はチェーン駆動より効率が良いといわれますが製作に精度が必要)
シートの下にはバッテリーを搭載しています。
このフレーム、ショートホイールベースの割に安定が良く低速での片手離しも簡単でした。
(2002年のリカンベントは安定性が良くなかった)
(2002年のリカンベントは安定性が良くなかった)
さあ、明日からのレース、「南風2008改」が2005年から久しぶりの表彰台を
取ってくれるのか?
○○チームの皆さん、ちゃんとマシンの整備、セッティングは済んでいますか?(笑)
取ってくれるのか?
○○チームの皆さん、ちゃんとマシンの整備、セッティングは済んでいますか?(笑)