コルサの毎日がヒルクライム

2010年05月

新年、早々、発注しておいたフレームが、やっと届きました。(5月27日)

もっと速く届く予定だったのが延び延びになって、やっと国内入荷したようです。


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届いたのはルイガノ「LGS-MV C」フレーム!

「えっ、なんかバランスのおかしいフレームだって?」
そうなんです、これミニベロ(小径車)なんです。(また買っちゃった!笑)
ホイールサイズは20インチWO(いわゆる451サイズ)

「MV C」には完成車もありますが、私は以前乗っていた同じルイガノの「LGS-MV 3S」の
部品を載せかえるのでフレーム買いにしました。


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2010年から?ルイガノが展開している「リアルスポーツシリーズ」の
マークですね。

今までは「ルイ ガノ」と発音してきましたが、これは何と発音すればいいんでしょう?

「LOUIS GARNEAU・ルイガノ」から「LOUIS・ルイ」のロゴがなくなり
「GARNEAU」だけになったのですから「ガノ」?なんでしょうか?
なんか変、発音しにくいです~(笑)


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モデル名は「LG-S MV C」ですが、ここには「MV C」の文字だけ。
「LG-S」の文字は今回のモデル以外にも小径車に使われていますから
「ルイガノ スモールホイール」の略なのかもしれません。
では「MV C」は・・・ミニ ベロ カーボン?


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MV Cの特徴はカーボンパイプ+アルミラグで構成されたフレームであること。
もちろん、超軽量に仕上げられているはずです。
重量については実際に計測して、また記事に書くことにします。

それ以外にもシート角が立ってレーサーらしいポジションがとれる稀有なフレームであること。
(多くのミニベロがシート角が68~70度前後で作られています)

また、フロントフォークをはじめカーボンで作られていることなどから
振動減衰特性、乗り心地が少しは良くなっている事も期待されます。


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付属品
上段の4個はヘッドパーツ。
2段目の左、アウディのマークのようになっているのはアヘッド用スペーサー。
スペーサーは残念ながらカーボン製ではなくアルミ製。

中断、右はアヘッドステム用プラグ。

下段はFD取付用アタッチメント。
なぜか2種類、入っています。
FDの種類とかあるのでしょうか?詳細は確認中。
下段、一番右の部品は?FDの取付位置調整用ステー?



さて、最新鋭カーボンパイプフレームが届いたからには7月4日のレースでは
成績が悪くても「フレームのせいにして」言い訳できません!
今からでも、しっかり、練習しなければ!(笑)

前回までは私の最初のBSモールトン「BSM179型」について書きました。

この型はいうまでもないでしょうがBSモールトンの最初のモデルです。
その後、非分割フレーム+ドロップハンドルの「BSM179S型」が追加されます。

そして2005年7月頃だったと思いますがBSモールトンがモデルチェンジします。
そこで私は2006年に新型に乗り換えることにしました。


その理由は・・・
①英国製の小型スポーツカーのナビシート(助手席)に分割したBSモールトンを
載せようと思ったのですが乗らなかったことがまず、第一段階。
(シートを外してもナビシートスペースに載せられなかった)
これは、もちろんBSモールトンのせいではなく非常にタイトなスペースしか持たない
私のクルマのせい、なのですが。

では、輪行について考えて見ます。
私の場合、(鉄道)輪行もほとんどしないし、
もしするとしても重量も重いBSモールトンではなく他の自転車を選ぶだろうという理由もありました。
ということで「車に載せられないなら分割式のフレームでなくてもいいや」となったのです。

②そして当時の私はBSモールトンでも、とにかく速く走ることに重きを置いていました(笑)
それならば重量の重い分割式フレームよりも重量が少々でも軽くなる非分割フレームの方が
適していると考えていました。

③そして、もうひとつ重要な理由はモデルチェンジ後のBSモールトンの純正オプションに
「Fディレイラーマウント」が用意されたことです。
今までは社外品の高価なFDマウントを購入しなければフロントをダブル化する事が
できなかったのです。
(純正オプションも1万2千円と安くはなかったのですが)


上記の理由から2006年に「BSM-R9」に乗り換えます。
BSM-R9はBSモールトンの中でも廉価版で当初から部品はBSM179から
移植、交換するつもりでした。


車体注文時に、もちろん、純正オプションの「Fディレイラーマウント」も注文しましたが、
それ以外に新たにオプションとして用意された
「フロントサスハードキット」、「リヤクッション(ハード)」
も一緒に発注しておきました。


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これは私のBSM-R9の最終期の仕様。
最初に乗ったBSM179の最終段階でフロントダブル化は実施していませんでしたが
ドロップハンドル+STI化は実施していました。

その為、BSM-R9が届く前に、フロントダブル化に向けデュラエースのチェンホイールと
FD(手持ちのアルテグラ)を用意しておきました。

とりあえずBSM-R9が入庫した段階で分解、BSM179から部品を移しかえました。
その後、「Fディレイラーマウント」が入荷しましたので用意しておいた部品を使い
念願のフロントダブル化も実施しました。

そして「フロントサスハードキット」、「リヤクッション(ハード)」を組み込み、
乗り心地は少々、悪化したものの、それと引き換えに少しはダンシングもしやすくなり、
またリヤサス部の共振?(クランクを滑らかに回さないとリヤサスがばたつく現象)も
押さえられるようになりました。

この状態で速く走る為の仕様としては大変、満足行く結果を得られました。


改めて・・・
BSM-R9は最初から、ほぼ画像の姿(最終型)だったと思います。
そして、この仕様を、ほぼそのまま3台目のBSM-R9も引き継いでいます。
と言う事でカスタムの詳細については3台目のBSM-R9の画像で、
ご紹介していきたいと思いますが「Fディレイラーマウント」についてだけ
今回の記事でふれておきます。


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BS純正の「Fディレイラーマウント」を取り付けたBSM-R9


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反対側から見た図。
「Fディレイラーマウント」がなかなか凝った作りになっているのがわかります。

フロントギヤの大小に対応するようFDの位置を変えられるようスライド式になっていたり
前記の理由でマウントの角度を変えられるよう工夫されています。

ただ画像で見てもワイヤーの角度が少々ずれているのがお分かりになるでしょう。
これは後部から見た方向でもずれており、またワイヤーが通るパイプの角度も少々悪く
ワイヤーの抵抗が発生しています。

また調整機構があるにもかかわらず、全体的な角度位置が合っておらずフレームに
取り付けるには少々、ちからワザで修正する必要がありました。


なお、このマウントを購入しても旧型「BSM179」及び「BSM179S」には付きませんので、
ご注意を。

理由は・・・
FDワイヤーのアジャストボルトの下に見えるボルトがマウントをフレームに
固定しているのですが旧型フレームには、この穴があいていないのです。

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そうそう、今更ですが(笑)ご参考までにBSM R-9のBS純正仕様を、
ご確認いただけるよう画像をアップしておきます。
画像は2010年モデル(最終版)
ハンドルはフラットバーで
シマノの小径車用コンポ、カプレオが装備されています。
フロントはシングルです。
この車体を最初の画像のように組み替えるわけです。

つづく

前回、私にとっての最初のBSモールトンがBSM179だったと書きました。

BSM179はBSモールトンに限らず私にとって初めての本格的、ミニベロだった為、
改造も試行錯誤の繰り返し?でいろいろな段階がありました。

今回、ごく初期の段階でのBSM179のカスタム画像が見つかりましたので、ご紹介します。

※とは言え、まあ、これと言って珍しいことをしているわけでもありませんので
 あまり期待しないで読んでくださいね(笑)


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BSM179カスタムの第一段階、一応の完成形。

当初はドロップハンドル化は考えていませんでした。

また当時、フロントギヤ、ダブル化は社外品のFDアタッチメントを取り付けなければならず、
これも非常に興味はありましたがマイナーチェンジ後?の2台目を購入するまで実現は
出来ませんでした。


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チェンホイールはシマノ105がついていましたが中古のデュラエース(170ミリ)に交換しています。

チェンガードはBSオリジナル、ギヤは53Tでした。
この後、53Tでは軽いということで手持ちで大きなギヤを探したところ、
カンパ旧スーパーレコードの57Tがあり、これに交換します。
もちろんカンパとシマノではギヤ板のP.C.Dが違いますのでクランクは
サンツアー 旧シュパーブを使いました。
チェンガードは、なしとしましたが特に問題は有りませんでした。
(それでも2、3回は走行中、チェンが外れる経験をしましたが)

そうそう、旧スーパーレコードといえば時代的には5速、6速せいぜい7速時代の
製品です。
そのギヤ板に9速時代のチェーンの相性はどうだったのか?
結論的には、まったく問題ありませんでした。
チェーン離れが悪いといったことはなく普通に使えました。
まあ、フロントダブルとかになれば、うまく変速したかどうかは・・・・。

ペダルはタイムのMTB用、「A.T.A.C. CARBON」。
ロード用のタイムは良く使われていましたがMTB用はあまり見かけませんでした。
自分はシマノのSPDよりタイムの脱着のフィーリングが好きでした。


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ハンドルは当初、フラットバーで行くことにしました。
フラットバーでポジションを出す為には少々、遠く低くセットしたかったのですが
ヘッドパイプが長いのでピスト用ステムで、なんとか低めにセットしていました。

私の身長は170cm程度ですが、それから考えると私より低い身長の人がフラットバーで
スポーティなポジションにセットしようとするとハンドルが低く出来ないという
欠点がこのフレームにはあると思います。
(フロントショックユニット内蔵の為、現状では、これ以上ヘッドチューブを短く設計出来ない)


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ブレーキ本体はラージアーチが使われています。
純正はシマノRX-100でしたが品質感と効きに不満があった為、
当時のシマノ ラージアーチ最上級グレード「BR-R600」に交換しました。


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シマノのロードブレーキに対応するフラット用ハンドルブレーキレバーは当時、
「BL-R440」しかありませんでした。
しかし、これも品質感とデザインに不満がありました。

MTB用のレバーにはデザインも品質感も多少、良い物が用意されていましたがシマノでは
MTB用コンポとロード用コンポを混ぜて使うことは避けるようにアナウンスされていました。
しかし、たまたま、手持ちにMTB用のデオーレXTのレバーがあり、試しにつけて見ました。
ストローク、当たりの感触は悪くなく、これなら問題なく使えるんじゃないの?と試乗に
出かたところ・・・・効きは思った以上に悪く・・・・

効きが悪いのは、ある程度予測していて「効きが悪ければ、しっかり握れば」(笑)と
思っていたのですが、その範囲を超えていました(笑)

この件をシマノ通?の知人に聞いてみると実は裏ワザ?がありブレーキレバーの
ワイヤーのタイコの引っかける所にある小さな半月型のプラスチック部品を外すと
効果があるとのことでした。
早速、詳細を確認すると小さな半月型のプラスチックが2ヶついており、
これを外すとブレーキレバーを引いた時のレバー比?を変化させる事が出来るようです。

まずは一つ外して試乗、確実にブレーキの効きがアップしました。
結局、2個とも外して、ほぼ満足のいくブレーキの効きになりました。

この後、一度、ブレーキ本体をRX-100(ブレーキゴムはRB-R600付属の物)に
戻してテストしてみましたがRB-R600に比較すると効きは落ちましたので
アーチの剛性等も確実に効きに影響している事が確認できました。


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BSM179には105のRDがセットされていましたが、これはデュラエースに交換していました。


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これがフレーム分割時にワイヤーを分割する為のコネクター部分。

本来は金属部分がむき出しになっているので樹脂コーティングしてみました。

といっても簡単な作業です。
ホームセンターの電気工作用品売り場などで売られている熱収縮する
ビニールチューブで本来は配線などをまとめたりするためのものです。
被せておいてライターの火などで熱すると画像のようにピッタリ収縮するのです。
これで傷付きの心配も減るというものです。



私のBSM179の初期段階は、このような状態でした。
こののち、いくつかの部品を換えたりし、
そしてレースに使用する事も考えドロップハンドル+STI化して行くことになるのです。


この後の段階の画像が発見されない限りBSM179の改造記事は今回で終わりになりそうです(笑)

前回の記事で不用意に?(笑)
「3台目のモールトン」などと書いてしまった為、知人に会ったら
「1台目のモールトンは、どのモデルだったの?」と聞かれてしまいました。

記事の展開として1台目のことは、すっかり頭の中から欠落しており(笑)
画像なども当然用意していませんでした。
慌てて探しても、あまり良い画像がありません。
とりあえず初期のカスタムが終了した時期の完成車画像が見つかりましたのでアップしてみます。


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BSモールトンの最初のモデル「BSM179」が私にとっても最初のBSMでした。

購入は2003年頃だったと思います。
いつもお世話になっているショップさんの展示モデルを譲っていただいたものです。
BSモールトンがいつから販売されたかは、よく知りませんが購入時に既に
2,3年は経っていたのではないでしょうか?

ちなみにBSM179しか乗っていないカタログが手元にありますが
裏には「2000年12月15日現在」と書かれていますので、
これが(2000年末から2001年始め)デビューの頃でしょうか?

(BSM179Sという非分割フレーム、ドロップハンドル、バーコン仕様、泥除け、
 キャリアなし、が最初の追加モデルだったと記憶しています)


上の画像は私のBSM179としては、先にも書いたとおり初期の改造がすんだ段階になります。
この後、フロントギヤを大きくし・・・最後はドロップハンドルに・・・
詳細は、また後日書いてみたいと思います。

前回の記事で
「白いBSモールトン」から「青いBSモールトン」に変わったことについて、
いろいろ連絡、質問を頂いていることを書きました。


その内容を、再度、記すと・・・


① 「塗り替えたの?」
② 「事故って買い換えた?」
③ 「また買ったのか?」


その真実が、今回、ついに明らかに!!!(笑)


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この画像を見ていただければ上記①、②ではない事が明らかに?。
(事故車から部品を移しているように見えなくもありませんが。笑)
では③なのか?真実は、いかに???



そう、真実は「また買ったんです(笑)」

でも言い訳しておけば、そこには、やむにやまれぬ事情があったのです?


実は自転車に目覚めた知人が「BSモールトンを譲って欲しい」と言ってきたのです。

彼は今までスポーツ車には縁がなかったのですが最近の雑誌を見ていて、
どうやらBSモールトンに一目惚れした様なのです。
(そういえば学生の頃から惚れっぽいヤツだった)

自分のはBSモールトンといってもカタログモデルとはまったく違うといっていいほど改造した
カスタムBSモールトンなのでダメといっても聞きません。
「改造分の費用もだす」というので渋々、譲ることにしました。

まあ、本心では、ここらでフレームカラーを変えて気分一新できると喜んでいた
自分の気持ちの変化も否定はできませんけど(笑)


さて、BSモールトンに乗り始めた知人、一般車とは違う走行性能の高さに、
どんどん自転車の魅力に、はまってしまったようです。

学生時代、体育会系だった、その知人、速く走ることに惹かれだし・・・
ついに「最速の自転車に乗りたい」と言い出しました。
(そういえば学生の頃から、あきっぽいというか変わり身の早い?ヤツだった)

ということで彼はロードに乗り換えることになりBSモールトンが戻ってきてしまいました。

それでは、また自分が白いモールトンに乗ればすむことなのですがタイミングが悪く・・・
私は3台目のBSモールトンを既に発注、納車済みでした(笑)


当初は贅沢にもブルーのモデルを「現行パーツ中心の走り重視仕様」にし、
白いモデルは「旧カンパ レコードを中心にセットして古典風仕様」などと考えておりました。

しかし、その後、譲って欲しいという方が現れて白い方は手放すことになりました。


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メーカーからショップに届いた状態。
いわゆるママチャリ(一般車)などと同じくらいの長さ、幅で高さは
更に高い大型の段ボール箱に入っていました。

イメージ的には小径車なので一般車より小さな箱かな、と思っていたので驚きました。
箱を開けてみるとハンドルを90度曲げてペダルを取り付ければ乗れる状態になっていました。
その為に一般車より背の高い箱になっていたのですね。


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同じくメーカーからショップに届いた状態。

通常は、ここからショップさんが点検、最終調整してユーザーに渡る事になります。
私の場合、そのまま分解してカスタムするので、この状態でショップさんから引き取ってきました。
(車種やメーカーによっては、もっとバラバラ状態で発送されてくる場合もあります)

実は私、「自転車安全整備士」、「自転車組立整備士」の
両方の資格を持っているのでショップさんも理解してくださったのです。


余談ながら自転車屋さんを開業するのに資格は必ずしも必要はありません。
ただ、マスプロメーカーは「有資格者が組立、点検を行うこと」などを条件に
販売店契約しているところがあるようです。
また「TSマーク」などは有資格者が点検しなければ発行(自転車に貼り付け)できないことに
なっています。

脱線ついでに・・・
では、上記のように自転車組立関係の資格が、
なぜ二つも、あるのでしょうか?
また、なぜ、ひとつに統一できなかったのでしょうか?

その理由は・・・察しの良い方なら、既にお気付きかもしれませんが、
職場、天下り先を作りたい人達の事情があるのでしょう、多分(私の妄想かもしれません 笑)

おっと、口が滑りすぎました。
でも、ふたつともタダで取れる資格ではありませんから
(というか資料の購入、受験料など高額と言ってもいいのでは)
自転車販売関係者が不満に思っていることは事実のはずです。
(私が受験した数年前から、もし事情が変化、改善しているのなら、すみません)


BSモールトンの記事は今後も不定期ですが続けていきます・・・多分ね(笑)

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