コルサの毎日がヒルクライム

2010年06月

今回は昨年、訪ねながら諸般の事情で(単にものぐさだっただけ?)記事をアップできなかった
奈良県の史跡をご紹介していきます。
この企画は今回だけでなく、不定期にしばらく(時々)続くと思われます(笑)




今回は甘樫座神社(あまかしにいますじんじゃ)(2009年10月31日訪問)です。

日の出を甘樫丘で迎え今度は岡の北西側にある
甘樫座神社(あまかしにいますじんじゃ)を訪ねました。


イメージ 1

甘樫座神社正面から。
境内も狭く(撮影しているのは道路から)意外に小さい建物で驚きます。

帰宅してから書籍などを調べてみると、
やはり、いろいろ意見もあるようで下記のような文章を見つけました。
(下記は複数の資料の文章を簡単にまとめたもの)

それらによると
「延喜式神名帳では甘樫座神社四座とあり、それなりの大社であったはず」
「現在の境内地は狭く社殿も簡素で、ここを甘樫座神社四座とするには疑問も多い」
また「甘樫に有ったとされるのに現在の所在地は豊浦地区で甘樫地区ではないのだが・・」などでした。


イメージ 2

境内に入って撮影。
撮影の背後は、すでに境内境界で反対側も左隅奥に見える樹木までが現在の敷地のようです(狭い)

手前に見える石については後でふれます(笑)


イメージ 3

先の拝殿の左手に回ると塀で囲まれていましたが風のせいか扉が開いていました。
早速、内部に潜入してみます。
不勉強の私には良くわかりませんが拝殿の裏には、このような配置の社が建てられていました。
扉が開いていないと拝殿背後に付けられている高い塀で外からは、この場所は見えません。
ただ、偶然、扉が開いてなかったとしたら自分で開ける気には、なれない雰囲気がありました。

背後も崖がせまって境内地が狭い事がわかります。


イメージ 4

2枚目の画像で威容を誇っていた?石。
地元では「豊浦のコンピラさん」と呼ばれているという立石。

飛鳥一帯に存在する「謎の石造物のひとつ」に数えられます。
この立石は寺域、境内地などを示すという説も、あるようですが
実態、時代ともに詳しいことは判っていないようです。


イメージ 5

この甘樫座神社が有名なのは、この行事です。

案内板を補足すれば
「熱湯内に小石などを投げ入れ無事に取り出せた者は、その言動が正しい」と判定されたとのこと。

・今回終わり。

今回は昨年、訪ねながら諸般の事情で(単にものぐさだっただけ?)記事を
アップできなかった奈良県の史跡をご紹介していきます。

この企画は今回だけでなく、不定期にしばらく(時々)続くと思われます(笑)


今回は甘樫丘(2009年10月31日訪問)です。
甘樫丘(あまかしのおか 標高148m)というのは奈良県の奈良盆地南東部、明日香村の
西側にある丘陵です。
(その為、甘樫丘は飛鳥の西の防壁だったとも言われる)

ここ甘樫丘は7世紀、蘇我蝦夷とその子、入鹿が屋敷を並べ立てたと言われる場所です。

ちなみに645年の乙巳の変(大化の改新)で入鹿が命を落とした翌日、
蝦夷は屋敷に火を放って自害したといわれています。
近年の調査で甘樫丘南東部から「焼土層」が発見され蝦夷、入鹿の屋敷跡に関係するのではないか?
と言われる「甘樫丘東麓遺跡」も見つかっています。


イメージ 1

画像は入鹿が切られたと言う「伝 飛鳥板蓋宮」(いたぶきのみや)から見た甘樫丘。
(2009年9月18日撮影)

最近では見えている上層部分は「飛鳥浄御原宮跡」(きよみはらみや)で
中層部分に「板蓋宮」が埋まっている、
その他計4つの時代の宮が、ここに重なって埋まっているという説もあるようです。
(飛鳥岡本宮、後飛鳥岡本宮、飛鳥板蓋宮、飛鳥浄御原宮が連続して同じ場所に立てられたとする説)
(飛鳥浄御原宮以外の宮は全て火災で焼失したといわれ実際火災の跡も発見されている)


イメージ 2

それでは10月31日、早朝に登った甘樫丘の様子をご紹介しましょう。

甘樫丘は現在、丘陵全体が「国営飛鳥歴史公園 甘樫丘地区」として景観の維持が図られ
画像のような遊歩道が整備されています。
自転車の通行は、はっきり禁止されていますから歩きで登って行きます。


イメージ 3

訪ねたのが10月末でしたから、丘陵全体、その名のとおり樫の実だらけでした。


イメージ 4

甘樫丘北側にある万葉展望台から東側を見た景色。

日の出直前の明日香村。
(背後の山に遮られ明日香村の日の出は遅い)

中央手前に、わが国初の本格寺院とされる「飛鳥寺」があります。
この画像の左手には飛鳥座神社などもあります。


イメージ 5

上の画像とは逆に飛鳥寺から甘樫丘、万葉展望台側を見たところ。
(2009年9月18日撮影)

画像を撮影している付近は、かつての飛鳥寺西門付近。

「乙巳の変」の際は、中大兄皇子、中臣鎌足の軍勢は、ここに集結。
そして甘樫丘の蘇我蝦夷、入鹿の屋敷を、にらんでいたとされます。
中央に見えるのは蘇我入鹿の首塚(鎌倉時代に立てられたもの)


イメージ 6

ふたたび万葉展望台から北側を見ます。

中央奥が大和三山の耳成山(140m)
耳成山の手前(画像上は手前と言うより、やや左より)に藤原京、藤原宮がありました。
(大極殿跡なども発掘されています)


イメージ 7

同じく大和三山、天香久山(152m)
手前の水田では「大官大寺跡」なども発見されています。


イメージ 8

やっと日が昇りました。
展望台から西側を見ます。

大和三山の畝部山(198m)
画像では判りにくいと思いますが畝部山の左側に、うっすらと
「ふたこぶらくだのような」二上山のシルエットが見えています。

かつては大和三山(北に耳成山、東に天香久山そして西に畝部山)に藤原京は
囲まれていたと言われていましたが近年の発掘調査、研究では
藤原京の範囲は、実はもっと広大で藤原京の範囲の中に大和三山も、
すっぽり含まれていたようです。

セカンドカーが車検でした。
この時期、自動車税2台分、任意保険も2台ともこの時期なのに、
そのうえ車検でもう大変です(笑)

セカンドカーは輸入車で、そのうえ「超変わり者向け」のクルマなので扱っているお店も限られます。
10年以上前に購入して付き合っている、お店は岡崎市で私の住む豊橋市からだと
50キロ弱の距離になります。


いつもなら車検の行き帰りは電車を乗り継ぐことになりますが・・・
案外、馬鹿にならない?電車賃を節約して、なおかつトレーニング時間を
確保しようということで(笑)
自転車を利用することにしました。

まあ普通のクルマなら特に問題もおきない思いつきなのですが
うちのクルマの場合、それを実行するとなると簡単ではありません。

以前、分割式のBSモールトンに乗っていた時(現在あるのは非分割式)分割して載せようとしても、
どうしてもうまく載せる事が出来ず、助手席シートまで、はずしたのにダメで断念したほどの
小さなクルマなのです。


イメージ 1

それで、今回は以前から暖めていた方法?を実行することにしました。
それはトランクやテールゲートにフック付ベルトで取り付けて自転車を積載するキャリアを
利用するというものです。

しかし、対応車種が多い、そんなキャリアですら取付が簡単に行くようなクルマではありません。
ベニヤ板を利用したり、フックを引っ掛ける所がないので、いろいろ工夫しての作業の連続となります。

頭で考えていた時は、何とかなると持っていた事も、いざ実行すると位置や角度が悪かったりで、
なかなかはかどりません。
車検の時期も、どんどんせまってきて正直、あきらめかけましたが何とか積載できるめどがつきました。


ところがいざ、完成車を積載してみると・・・
車幅からはみだしています・・・まあ、実はこれは想定内です。
計測するまでもなくロードレーサーは大体ホイールベースが1000ミリ程度ですから、
これに車輪が付けば全長は1700ミリ程度です。
うちのクルマは車幅が1570ミリ程度ですから最初から、ある程度はみ出すことはわかっていました。

もう一つの問題は
ある程度キャリアの位置を上げて対策したつもりだったのですがナンバーの一部が
車輪に隠れてしまうのです。

2点とも街で見かけるキャンピングカーの中には、もっとひどいものもありますから
無視しようかと思いましたが、ただでさえ目に付くクルマです。
「自転車乗りの評判」を下げることは出来ません(笑)

それで面倒ですが車輪を前後輪とも外すことにしました。
そして最終的に後輪をロールバーと自転車のトップチューブに渡し水平に固定。
前輪はキャリアの後部に付けてみましたが、やはりナンバーにかかるのであきらめて助手席に。

とはいえ助手席に置くと転げ落ちてしまうのでサイドカーテン(脱着式の簡易ドア)を装着しました。
しかし、この時期、サイドカーテンをつけると大変なことになるのです。
それは・・・もともとこのチープなクルマには風を取り入れる空調すらないのです。
(エンジン熱を取り入れるヒーターだけはある)
サイドカーテンを付けてしまうとエンジンからの熱がコクピットにこもり、凄まじく熱くなるのです。
(エンジンとコクピットの間にはアルミの板が貼られているだけで断熱材は何もない)
せめてドライバー側のサイドカーテンはつけずに置くべきでした(笑)


イメージ 2

画像のように祭りの「お神輿状態」?で無事、車検に持ち込み帰りはトレーニングを兼ねて
自転車で走ってきました。
そして後日、車検終了したクルマを自転車で引き取りに行ったわけです。
トレーニング時間も確保できたし電車賃も節約できたし、めでたし、めでたし(笑)
(画像は引き取り時、自宅近くの埠頭にて)


イメージ 3

助手席に見えるホイール(シートの上においてある)の大きさからコクピットの狭さ、
車全体の大きさ(小さい)が、ご理解いただけることと思います。
ちなみに全長、336cm、幅157cm、高さ110cm、車輌重量530kg!


まあ、それにしても我ながら恥ずかしい格好だこと!
年中、この歳になってもバカばかり、やっている私ですが
一応、それぐらいの自覚は・・・あります(笑)

普段、目撃情報は滅多にないのですが自転車を積んでいた事がよほど目立ったのか
単に運が悪かったのか複数の知人から「お馬鹿な姿」を目撃したとの連絡が・・・・とほほ(笑)

ここのところ、BSモールトンとルイガノLGS MV Cという2台の
ミニベロの記事ばかり書いてきたので、今回は少し話題を変えましょう。

今回は携帯工具のお話です。


イメージ 1

今回のネタはパークツールのIB-3Cです。
いわゆる「折畳ナイフ型ツール」と呼ばれるタイプ。
最近の「これでもか」といった機能を盛り込んだものとは違い比較的、
シンプルな構成が好印象。

しかし、もともと私は、この手の集合ツールがあまり好きではありません(笑)
便利そうに見えて、いざとなると、一つ一つのツールが意外と使いづらかったりするからです。
でも、やっぱり、こうしてまとめてあると持参し忘れたり、なくしたりしにくいですし、
そういう点では、やはり便利かな、と考えて今回、購入してみました。


イメージ 2

一枚目の画像の反対側に、この黒いプレートがスライドして脱着出来るようになっています。
このプレートについては、後でふれるとしましょう。


イメージ 3

今回、購入に際して、どうしても欲しいと考えていた機能が「チェーンカッター」、
いわゆるチェン切りです。

というのは以前記事にアップしたので覚えて見える方もいるかもしれませんが
「山中で木の枝を巻き込みRDを破損する」というトラブルに巻き込まれた事があったからです。
幸い、同行者の一人がチェン切りを持参しておりRDを取り除いた分のチェーンを詰めて
不都合ながら、その日、予定通りのサイクリングを終える事が出来たのです。
もちろん、RDなしでしたからトラブル後の登りでは「押し」下りではギヤが軽すぎ
「スピードが出ない」と楽では有りませんでしたがチェン切りがなかったら、
その日の行程を消化するどころか車まで戻るにも、ずっと押して行かなければならなかったでしょう。

少し話がそれましたが画像の説明を。

奥にチェーンカッターがあります。一番手前には6ミリのヘキサゴンにアダプターが
被さっていて8ミリに対応しています。
他には5ミリ、1.5ミリ、2ミリのヘキサゴンがセットされています。
5ミリは良く使うサイズにもかかわらず画像でもおわかりになるとおもいますが非常に
短いのが気になります(使い勝手が悪そう)


イメージ 4

反対側は・・・4ミリ、3ミリ、2.5ミリの3種類のヘキサゴン。
最近増えているトルクスのT25サイズも用意されています。

そして残りはマイナスドライバーがセットされています。
ここで何かお気付きになりませんか?
そう、プラスドライバーがセットされていないのです。
そこで改めて最近の自転車を見てみると意外にプラスネジが使われていないのですね。
(泥除け、キャリア付車を除く)
変速の調整ネジはプラスだけでなくマイナスも併用出来るようになっているネジが
ほとんどなので、これで良いのかもしれませんが。


イメージ 5

それでは2枚目の画像に戻って黒いプレートについてみてみましょう。
プレート中央近くの左右に溝が切られています。
これはニップル回しになっています。
通常、国産車で使われている3.4ミリサイズと外国製のニップルに多い3.2ミリサイズに
なっているようです。

中央にあけられた6角の穴は8ミリのナットにも適応しますが実は大事な役目があります。
これについては後半で書きます。

6角の穴の前に、まずは、この黒いプレート自体の役割を次の画像で。


イメージ 6

そう、このプレート自体はタイヤレバーになっているんですね。
上の画像はイメージですが(笑)
「こんなもの使えるの?」と思って実際に試してみれば一本だけですから限界はありますが
意外に使えて便利でした。


イメージ 7

そして、この黒いプレート(の、6角の穴)の重要な役割を説明しましょう。
そう、皆さん最初から、お気付きだったと思いますがチェン切りのハンドルになるのですね。


イメージ 8

早速、これも使えるかどうか実際に試して見ましょう。
ちょうど、BSモールトンのチェーンが3000㌔以上走って、かなりのびていたので
交換することにします。


イメージ 9

本体の持ち方は、いろいろ考えられますが・・・
まず、普通に最近のシマノのチェーンを切る事が出来ました。
もちろん、つなぐ作業も問題なく完了しました。

ただ、最近(もうずいぶん前からですが)のシマノチェーンは、つないだ後の
コネクティングピンの不要部分を折らなければなりません。
普通ならプライヤーなどで折るところですがプライヤーまで持参することはまず有りません。
そこで・・・チェンカッターの隙間にはさんで折り取ることにしました(無事終了)


イメージ 10

さて、全体的には使いやすいとは、いいがたい(これは今回のパークに限らず)ものでしたが
機能が集約された携帯工具としてなら、まあ満足のいく製品でした。

他社の、この手の工具と比較しても精度が高そうなのは特に気に入った点です。

各工具が引き出しにくかったのはナットを緩めることによって適度な硬さに調整して解決しました。


さて、あと気になるのは、ずしりとした重量です。
カタログを見ると「180g」と書かれています。
「実際は、どのくらいあるのだろう」と計ってみたのが上の画像です。

自転車部品や完成車の重量のようにカタログより重いだろうと思っていたのですが
カタログ記載重量どおりでした(笑)
8ミリのヘキサゴンは使わなければアダプターをはずす事もできますが実際は数グラムしか
軽くなりません。
他の工具も使わない物ははずして・・・・
そんな事していると、いざというときに泣くんですよね(笑)

さて、前回までにルイガノLGS-MV Cの重量と部品構成について書いてきましたが
最後にロードインプレッションを。


イメージ 1

画像はサイクリング仕様?のルイガノLGS-MV C
まだ、サドルとチェンホイールを交換する前の仕様。
サドルバックにはスペアチューブ、ミニポンプ、工具類などを入れています。
サイクリング仕様と書きましたがトレーニングもこのスタイルですね。

余談ながらリクセンカウルのサドルバック・・・
シート角73.5度のフレームにつけても、こんなに後ろ下がり・・・
せめて75度くらいのシート角のフレームでサドルバック上部が水平になるくらいに
角度をつけて欲しいんですけど。


イメージ 2

私の住むところは豊橋でも田舎の方なので農道でトレーニングする事が多いのです。
道は広く有りませんが交通量が少ないので走りやすいと言えます。
ただ農家の人もモノ好きな自転車乗りが、すっ飛んでくる、なんて思っていませんから注意が必要です。

画像は緩いけど、そこそこ長い登りがはじまるところ。
ここは一気にアウターギヤ、ダンシングでクリア・・・出来るはず(笑)
こういった環境が私を鍛えてくれるのです?

(画像は日暮れまでの練習時間を惜しんで走りながら撮影しました。笑)


イメージ 3

ハンドルの前に、これだけしか前輪が見えない・・・ミニベロらしいですね。

初走行から約2週間、今までに、とりあえず500キロ以上を走行しました。
(画像、メーター下部の累積距離表示が500キロを越えています)
その中には低いとはいえ数度の峠越えもあり仲間とのハイスピードランもありました。
とりあえず実戦以外(レース)の、あらゆる走行パターンは体験できたと思います。
(田舎ゆえ、わずかながらもダート走行も経験)

もちろん最初の頃はポジションを探りながらでしたし不具合もあって思い切って走れない状態でした。
しかし数日前までに、ほぼセッティングもポジションも決まってきて走りは
問題ない状態になってきました。



では乗り味はどうだったのか?
実は当初、ポジションにうるさくない(悪く言えば鈍感)私が非常に違和感を感じていました。

なぜか腰高な感じに戸惑っていたのです。
また、うまくいえませんがシッティングで中間加速しにくくも感じていました。
(中速度域からの加速)

しかし、サドルを交換したり各部の調整を繰り返した結果、ほぼ違和感を感じなくなりました。
調整が、うまく行ったのか、あるいは体がフレーム特性に馴染んだのかもしれません(笑)


また乗り始め頃はダンシング時に入る時、振り向いた時などは若干、ふらつく気がしたものですが、
これは慣れれば問題ないレベルでした。

フレームの剛性は当然ながら非力な私に不足あるはずもありません。
ただ極端な前乗りでダンシングするとサイクルコンピューターのセンサーが
マグネットに触れていました。
これは薄く仕上げられたFフォークブレードが変形するのかホイールの変形によるものか、
はっきりはわかりません。

まあ、これは多かれ少なかれ他のフレームでもダンシング時に発生する事があるものですし
シッティングなら発生しないので気にすることもないでしょう。
緊急的にセンサーの位置を少し離してセッティングして対策しました。
(現状ではダンシングでも発生しない)。

またホイールの変形?対策として昨シーズンから使っているホイールのフレを
チェックしながらテンションをかなりあげておきました。
(かなりスポークテンションが下がっていたので全体にニップルを増し締めしておきました)


小径車といえばホイールが小さい為などで、乗り心地が悪い事が懸念されます。
(ホイール形が小さい為、またFフォークが短い為、相対的に剛性が高くショック吸収性が悪い)

実際、ルイガノMV Cの前は前後サスペンション付のBSモールトンばかり
(3ヶ月で2100キロほど)
乗っていましたから路面からの振動は比べ物になりません(笑)

ただ、カーボンFフォーク、カーボンフレームのせいか以前乗っていた
アルミFフォーク、アルミフレームのルイガノMV 3Sに比べて路面からの振動は、
わずかながら良好に感じます。
まあ、「カーボン素材だから振動減衰が良いはず」という気持ちの問題が
大きいのかもしれません(笑)


長々と思いつくまま書いてきたルイガノLGS-MV Cの感想をまとめれば・・・

・フレーム重量は軽量、
・適正なポジションの出せるスケルトン、
・スポーツ車として問題のないレベルの操縦性、
・安価ではないが適正な?価格(フレーム税込み10万5千円)

以上から非常に満足度が高いフレームです。
これと言って不満な点は特に見当たりません。
知人、友人が購入を迷っているなら自信を持って購入を勧める事が出来るフレームです(完成車も)。


ただ、このブログを見ていただいて「買おう」と決心された方が、もしいらしたとしても・・・・
すでに今年の販売予定分は、とっくに完売しているようですからショップ在庫車を
探すなどしなければ年内、入手は難しいようです。
(ルイガノに限らず高価なミニベロなどは数量限定で年間予定を販売すれば終わり、
と言うパターンが多い)
(ルイガノLGS-MV Cの年内、追加生産が有るかどうかは不明)

来年モデルを購入するとしても今年末ぐらいからショップさんに予約を入れておいた方が良いでしょう。
(ルイガノは例年、HPに年末頃、来年モデルの発表がある。ただし、実際の入荷は割とゆっくりめ)

このページのトップヘ