コルサの毎日がヒルクライム

2010年09月

9月4~6日のサイクリングも最終日。
4、5日とも、ほぼ予定通り、順調に走る事が出来ました。
(角間峠は残念ながら断念したけど)
さあ、最終日の6日は、どうなるでしょう。


早朝、また車で移動して今回のスタート地点は長野県上田市下武石地区としました。
この周辺には小峠が点在しています。
峠が集中しているこの地域で6~8ヶ所程度の峠を一気に制覇の予定です(笑)
この辺り、小峠ながら古い歴史を持つ峠が多いのが特徴です。
例えば平井時峠などは旧峠直下に有料のトンネルが作られているように、かつては塩田平から中山道(中窪宿)の最短路としても盛んに利用されていたようです。



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車を停めたところから、すぐ北東の鳥屋峠(とや・とうげ)が最初の目的地です。
入り口を探していると散歩中のおじいさんに出会いました。
早速、峠の情報を収集します。

それによると・・・
①鳥屋峠は、もう利用する人もなく荒れはてている。
 特にあんたの格好では無理だろう(レーサーパンツ姿)
②所沢峠は途中まで舗装されているから何とか自転車でもいけるかもしれん。
③熊沢峠?知らんなぁ。どこやと地図をのぞき込むが・・・やっぱり判らん。聞いたことない。
④平井寺峠旧道は、もう通れんだろうなぁ、トンネルから行った方がええ。
とのことでした。

とりあえず鳥屋峠の行ける所まで行ってみます、と言うと散歩コースの途中なので
入口まで案内してくださるとのこと。
自転車を押しながら、さらに地元の話を聞くことにします。

画像は早朝の霧にけむる鳥屋峠(南側より)


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鳥屋の集落から、いきなり、この道ですから、やはり先は楽観出来そうにありません(笑)
この画像のお地蔵さん以外にも道祖神など、いろいろ見かけましたから、やはり古い峠道のようです。


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地元のおじいさんと別れて進むとすぐにこんな感じ。
でも、この程度の道が、もう少し続くなら峠の標高もそれほど高くないので、
もしかしたら峠まで行けるかもと期待して進みます。


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しかし、すぐに希望は打ち砕かれます(笑)
このブッシュをレーサーパンツ姿で進む根性は持ち合わせていません!
(長ズボンでもあきらめたと思いますが)
朝一で挑んだ鳥屋峠は・・・早速、あきらめます。


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それではと次の所沢峠(鳥屋峠の西側)に向かいます。
地形図の表示から鳥屋峠、所沢峠、熊沢峠の中では一番、楽に越えられると思われる峠です。

ところが・・・入口から、この看板。
反射して貼紙が読みにくいと思いますが「落石のため林道通行止め」とあります。
「やれやれ、ここもダメかよ」(笑)


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とりあえず、行ける所まで行ってみようと登って行くと特に問題なく峠に到着。
どうやら落石ヶ所は峠の北側のようです。
画像は所沢峠を南側から見たところ。


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峠を越して下り始めてもこんな感じ。
落石場所さえクリア出来るなら一気に下れるかも。
時間も短縮出来そう・・・。


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ところが間もなく舗装は途切れダートに。
そういえば、入口や峠の標識から考えるに、どうやら峠の北と南では管理、管轄が違うらしい・・・
なにやら不安、まさか途中で林道が終わってるなんてことないよね(笑)


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所沢峠は結局、途中、荒れているところはあったものの、たいした落石ヶ所はなく
(道の三分の一程度に石が落ちている所はあった。でも絵にならないぐらいの規模だったので画像はなし)
無事に虚空蔵近くの集落まで降りる事が出来ました。
画像の左手が所沢峠、右手に平井寺峠があるはず。
画像の奥方向は国道254号線で三才山トンネルを通り松本市に至ります。


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平井寺峠は地形図にも破線ながら、はっきり書かれています。
すぐに入口もわかるだろうと、たかをくくっていましたが・・・見つかりません。
画像の地点を登ると・・・お墓でした。


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私有地への入口と思っていたトンネルの、すぐ東側の道。
(トンネル南側の入口が写っています)
画像左手のガードレールの奥は建物があるけど行止り、ハズレ。

右手にも少し道はあるもののブッシュで断念。
地形図とは位置関係が合わない様な気もしますが、後で考えると、やはり、旧道入口は、
このあたりだったのかもしれません。
いずれにしても周辺は既に踏み跡も見当たらないほど草に埋もれていました。

仕方ありません。
南側からは、もう手掛かりがありませんしブッシュをかき分け行けたとしても時間もかかりそうですから
北側のルートに期待して平井寺峠、南側からの旧道探索は、あきらめます。
有料トンネルを通って北側に回りこみましょう。

※続く

秋の古典ロード走行会のお知らせです。

今回は集合場所が変更になっていますので、ご注意ください。
(ちなみに春は、今後とも今までと同じ、昭和の森にしようと思っています)

※日時    2010年 10月24日(日)
         9時30分集合 簡単な自己紹介後、10時頃スタート予定

※集合場所  愛知県田原市芦町
         「サンテパルク田原」駐車場西側(駐車場から池、建物を見て右側方向) 
         集合場所にトイレ、自販機などあり。
       
※集合場所地図  (駐車場位置イメージの為、写真表示になっていますが地図案内を
            クリックしていただければ表示が変わります)
→ http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=34.64452124825417&lon=137.19842830617253&z=19&mode=aero&pointer=on&datum=wgs&fa=ks&home=on&hlat=34.654371102416&hlon=137.1785316797&layout=&ei=utf-8&p=
 
※走行コース ・渥美半島を予定。サイクリングコースなどを利用し出来るだけ国道走行は避けます。
          ・昼食は渥美半島伊良湖岬周辺の食堂で予定しています。
          ・海岸線ですからアップダウンはそれほどではありません。
           (伊良湖岬周辺に一ヶ所?だけ、やや登りがあります)
          ・伊良湖岬、灯台の風景が楽しめます。
           その他、参加者の、ご希望により戦争遺跡、縄文遺跡、句碑など、ご案内。


※古典ロード走行会  基本規則

車種としては古いロードレーサーが対象となります。
今回は、まだ?第5回として、あまり詳細な規定は設けませんが、
下記を基本的な条件として考えていますので、よろしくお願いいたします。

車輌規定
1988年以前の生産、製作のロードレーサー(フレーム)で、
フレーム年代に準じた部品構成が望ましい(出来たら)。
(新しいフレームに古典部品という車輌は不可・・・現在のところ正規には認めていません。すみません)

アウターブレーキワイヤーがブレーキレバー上部から出ていること。
トウクリップ&ストラップ着用(ビンディングペダル不可)
Rエンド幅が126mmまで
Wレバー&バーコン仕様(ロッド式とかはもちろんOK)
タイヤはチューブラでもWOでもOK。

服装、シューズは自由
ヘルメット&グローブ着用が望ましい(最新のメットでOK)
ヘルメットの着用の件ですがレースイベントではなくサイクリングですので
「自己責任においてカスク、レーサーキャップでの参加を認めます」

・参加車輌について
 高級外車?でないと「参加できないのでは」、「参加しにくい」という、ご意見をいただきました。
 まったく、そんな事はありません。
 かえって、皆さんが学生の頃、「乗っていた」、「購入を検討した」というような、懐かしい
 国産普及ロード車での御参加、大歓迎いたします。
(BSユーラシア、ナショナル エスプレッソ、富士オリンピックなどなど見たいですね)
 もちろん、すごーい外車、珍車?も大歓迎。

・前記のように、参加車輌の規定を設けていますが基本的には・・・
 「規定は設けていますが今のところ細かいことは気にしません(言いません)から古いロードを
 お持ちの方は集まって一緒に走って、お互いの自転車を見て楽しみましょうよ」
 というぐらいの感じの気楽なイベントです。
 ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしております。

・古典ロード以外で様子?を見にきていただくことも問題ありません。ぜひ、どうぞ。

※過去の走行会の様子、参加車輌は 当ブログの書庫「古典ロード走行会」にて。


参加、ご希望の方はコメント欄に事前に書き込んで、いただけると嬉しいな(笑)
もちろん、初参加の方、歓迎いたします。

※参加予定者
・kokoさん
・たきちゃん
・田爺さん
・すーさん
・メカJBさん
・ま・はろみつるさん
・oos*gi*さん
・Yさん
・benapleuさん
・はね馬さん
・コルサ

前回の記事から「トーエイ オーナーズ ミーティング」や「新城ラリー2010」の
様子をはさんでしまい約一週間ぶりのサイクリング報告再開です(笑)

前回は群馬県と長野県の県境にある峠、車坂峠(標高1973m)から湯の丸高峰林道
に入ったところまででした。


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湯の丸高峰林道の途中、「池の平」にコマクサ峠(2040m)があります。
車坂峠から、ずいぶん登った(標高を稼いだ)と思いましたが67m高いだけでした。
途中、下ったり登ったりしましたから結局、この程度の標高差だったんですね。
でも2000m超の峠コレクション?、またひとつ増えました(笑)

このコマクサ峠、2040mと高いのですが車坂峠から西の○○峠に向かう途中にあるので意外と楽です?(笑)


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コマクサ峠、西側から東側(浅間山方向)を見たところ。


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コマクサ峠、東側から西側を見たところ。


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コマクサ峠を過ぎると広くはないものの舗装道路になりました。
もうすぐ、次の峠に出るはずです。


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湯の丸高峰林道を西に進むと湯の丸高原、地蔵峠(1732m)に出ます。
ここもキャンプ場、冬はスキー場と観光開発に力を入れた場所なので、
騒がしく絵にならない峠ですねぇ(笑)
画像は長野県側から群馬県側を見たところ。


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長野県小県郡東部町から、ここ地蔵峠を越え群馬県嬬恋村、(旧)鹿沢温泉に至る道を古くから
「湯道」と言ったそうです。
その道すがら百体の観音様が祀られており地蔵峠の由来になったようです。
ちなみに、これらの観音様などが作られたのは江戸時代末期から明治時代とのことでした。
旧鹿沢温泉、古くは「加沢の湯」、「山の湯」とも呼ばれ千年以上の歴史があるそうです。
(新鹿沢温泉が近年、北側に出来た)


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地蔵峠には八十番目(十一面観音)が祀られていました。
長野県側から、はじまって峠を超え百番目は旧鹿沢温泉になります。


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それにしても気になる峠のお店、「どれだけソフトクリームに力、入れてるんや!」(笑)
これ以外にも、このお店にはソフトクリーム看板、ありました(笑)


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地蔵峠 群馬県側から長野県側を見たところ。


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地蔵峠から北の群馬県側に下ります。
途中、「鹿沢温泉から西に入る道」があるはずです・・・
どうやら、ここのようですね。

画像の案内板は読みにくいかもしれませんが右から
「角間峠」、「角間山頂」、「湯の丸山頂」そして「登山道入口」とあります。

もちろん、角間峠に行きたいのですが、どうやら登山の領域のようです(笑)
画像の右隅にも登山に使われたと、おぼしき杖がわりの木の枝が何本も見えます。
ほんの少し登ってみましたが、簡単に峠までは行けそうにないので今回は断念。
(地形図で見ると傾斜は緩く標高差もそれほどではないようで簡単そうにも見えますが)
この峠、西の角間渓谷側から入る手もありそうです。

角間峠を、あっさりあきらめれば国道144号線までは楽しい下り。
国道に出たら西に進み、次の峠を目指します。


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鳥居峠(1362m)も古い歴史のある峠だそうです。


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鳥居峠 長野県側から群馬県側を見たところ
左手に見える未舗装路は、すぐにゲートあり。
右には舗装路があり田代集落近くに抜けられるようです。
帰りは、こちらに向かうことにします。


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国道の南側の、この道は農道でした。
「その1」も書いたとおり、高原キャベツの畑が続きます。
奥に見えるは浅間山でしょうか?
もう、軽井沢も近いんですね。

結局、本日の走行距離は53キロでしたが田代湖の一周をのぞけば約50キロ。
50キロで4ヶ所の有名峠を越えられる、このコース、お徳です?(笑)
そうそうタイトルでは「有名峠5ヶ所を制覇?なんて書きましたが結局4峠しか行けませんでした」

※明日は最終日、この二日間は順調にきましたが明日は・・・

後編では新城ラリー(9月25日)のラリーショー会場のデモランの様子を。


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これらの車がデモラン参加車輌です。
あれ、一番奥に怪しい車が見えますよ・・・


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おおっ、これはモンスター田島氏の駆る
バイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム車ではありませんか!
「これは、まさか走らんよなぁ・・・」


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「おお出てきたぞ!走るんだ!」


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モンスター田島氏、実はデモラン、2回とも最後に登場したのですが、最も派手でしたねぇ。
ホコリだけでなく砂利をもろに被ったギャラリーも、けっこういたんじゃないのかなぁ。
サービス精神旺盛というか、ちょっと、やり過ぎ!?の感もあり(笑)


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後ろにバックネットが見えます。普段は野球のグランド(+その他運動に使用)なんです、ここは。
走行前には散水車がけっこう、水を撒いたんですけど、このホコリ(笑)
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「毎週がヒルクライム」も、ついに第8週目になりました(笑)
(毎週、どこか登っていると言う話のことです)

今週は新城ラリーを観戦(9月25日)に行ってきました。
「えっ、ラリー観戦がヒルクライムなの?」と言われるかもしれませんが、
もちろん豊橋市から会場の新城市には自転車で峠越えしていきましたよ(笑)


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豊橋の東のはずれから新城市に向かうところにある北山峠。
豊橋市側から新城市方面を見たところ。
この峠、もともとの地形より近年、ずいぶん掘り下げられたと思われます。
この峠について詳細は不明ですが、峠の位置から見て、その昔、豊橋から遠く信州につながる街道、
別所街道の一部(時代によって利用された可能性)または近道の可能性もありそうです。


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嬉しいことに、ちゃんとした峠名の看板があります。
今日は久々に?BSモールトンで出撃しました。


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ラリーショー会場には三菱の旧車ブースもあります。
ここには知り合いの方も見えるのでテントの日陰、椅子、パン、お茶、御菓子付のVIP待遇?
(お世話になりました)


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ラリースタート風景。
地元、愛知県岡崎市の三菱自動車、コルトがスタートします。
ちなみに、右、MCの女性とレースクィーンの女の子が地元出身かは未確認(爆)


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ボンネットのイラストに注目。
ラリー界にも、いわゆる「痛車」発見!
この車輌以外にも「Melonbooks メロン号」とか、いましたよ。


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スペシャルステージ、スタート前の新井選手のデモラン。
SSは登りだけですが新井選手はデモランで3往復ほどしてくれての大サービスでした。
この狭いコースで、この姿勢!、速!


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インテグラ タイプRは、まだまだ多数参戦していました。
あのエンジンは素晴らしいエンジンでしたからねぇ!


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ヘタな画像で恥ずかしいのですが・・・参加車輌の画像を何枚か。


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サービスパークの様子。
MR-2とMR-S、新旧トヨタ ミッドシップ。
MR-Sはエンジンフードの形状からみてノンターボですね。
私はMR-2のターボ仕様に乗っていましたが操縦性はトリッキーでしたねぇ。
アンダーから急激にオーバーステアに転じて修正も間に合わず・・・

「その2」ではラリーショー会場での大迫力!デモランの様子を。

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