コルサの毎日がヒルクライム

2010年10月

今回は古典、片倉シルク ピストの「シートピラー」をご紹介します。
(次回はサドルかな) 


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右が60年代?片倉シルク ピストについていたシートピラー
左が比較用として用意した「藤田」のシートピラーです。
両者とも「やぐら」のない、いわゆる「一本ピラー」と言われるタイプです。

材質は両者ともアルミ製でした。


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上部から見てみると藤田は上部が、ふさがれていませんが「60シルク」の物は、ふさがれています。


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内部にメジャーを入れてみると穴の深さは約115ミリ・・・外側にメジャーを当てて比較してみます。
(メジャーの位置は内部の空洞部分に、ほぼ合わせて置いています)
すると「60シルク」のピラーの上部、細く加工されている部分は「ムク」になっている事がわかりました。

外部から見た各部の仕上げもエッジの効いたものでプレスではなく機械加工だろうと
思われましたが、このことから「60シルク」のピラーは丸棒から機械加工で
削りだされたもので間違いないようです。

当時、サンプルの藤田のようにアルミをプレスで作る技術がなかったのか?
それともプレスに向いたアルミ材料が一般的でなかったのか?(高価だった?)
(当時スチールの一本ピラーは出回っていたと思う)


両者を重量を比較すれば(全長、肉厚の違いは無視するが)
アルミプレスの藤田が101g、「60シルク」が124gほどでした。
やはり「60シルク」が重いのは仕方ありません。

ヤグラではさまれる部分がムクだと言うことで重いのは仕方ないとしても
逆に、この部分をヤグラで強く締め付けてもパイプのようにへこんでしまう事がないのは
メリットかもしれません。
(出来の悪い?やぐらで取り付けたサドルが動いてしまうのでナットを
  強く締め付けたらアルミ製ピラーがへこんだ経験があります)

まさか、その対策に、わざわざ機械加工でアルミ丸棒から削りだしで作られたのでしょうか?

毎週、週末にどこかを登ると言う「毎週がヒルクライム」
(ブログタイトルの「毎日がヒルクライム」とまでは行きませんが)も第12週目。

第12週目は天狗党カップの山岳周回雨山ステージ。

結果は結局、クラス4位。
1、2位は自分より一回り以上若いので、仕方ないとして・・・
3位のN島さんは、自分より、ずいぶん年上。
最後、追い込んだものの100m程度の差で負けてしまった。
N島さん、つえぇ~(笑)

今回は画像もなく、これで終わり(笑)
明日にでも部品ネタをアップしたい・・・

毎週末にヒルクライムをするという「毎週がヒルクライム」も第11週になりました。

「えっ、第10週じゃないのかって」(誰もそんなこと気にしていないと思うけど)

実は第1週の前の週にも地元、蔵王山のヒルクライムをやっていたのでカウントが
1週ずつ、ずれて今週は「毎週がヒルクライム 第11週」ということになりました(笑)

ところが今回、10月9日(土)は大雨で走れず。10日(日)には雨は上がったものの
耐久レースに参加。

耐久レースのコースは標高差50cm!程度のフラットコース、これではヒルクライムとはいえません。
これで「毎週がヒルクラ」も、これで終わりかと思いましたが・・・
幸い、翌月曜日は旗日のうえ、快晴。仕事はあるものの午前中、少し走りに行くことにしました。


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コースは渥美半島。
ただ、自由になる時間は2時間少々。
そこで登りコース?近くまで車で移動し自転車での走行は1時間ほどとしました。

車内にはミニベロ、2台。
向かって左は10日のレースで乗ったルイガノ MV C。
右が今日(11日)乗ったBSモールトン。

今日の走行のテーマは「渥美半島にあるトンネルふたつ」
実は渥美半島にはふたつのトンネルがあるのですが隣の豊橋市の住人はともかく地
元の田原市の人にも知らない人がけっこういるのです。
地元の人でも知らない人がいる・・・と言うことは少なからぬ税金を使って作っても無駄な・・・
とは言いませんが(笑)
まあ、この記事では今回、有益なのか無駄なのかの判断はしませんが、
とりあえずふたつのトンネルを紹介しながらトンネルに至る登りを走ってきましょう。


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車を田原市芦町のサンテパルクの駐車場に停めてスタートします。
まずは「あつみ大山トンネル」です。

画像は北側から「あつみ大山トンネル」がある「越戸の大山(おっとのおおやま)」を
見ているところです。
(越戸は地名。ちなみに大山は渥美半島最高峰?頂上までは徒歩のみ)
このトンネルは田原市の伊川津から太平洋岸に抜ける道の途中にあります。
まあ、三河湾側(国道259号線)から太平洋側(国道42号線)に抜けることを考えると
多少の意味はあるとは思いますが・・・利用している車は非常に少ないと思います。



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「あつみ大山トンネル」北側。
今日はBSモールトン。
サスペンションのせいでダンシングが、しにくいのでシッティングで
リズミカルに登っていきます。


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「あつみ大山トンネル」の南側。
南側の道が意外に急勾配で登ってくるのがわかります。


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「あつみ大山トンネル」から国道42号線に下り東に走ります。
そして「赤羽根トンネル」へ。
このトンネルは・・・「あつみ大山トンネル」より、もっと存在価値が・・・
車は、ほとんど来ませんから、のんびり撮影できます(笑)
画像は「赤羽根トンネル」西側。



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今回のテーマの二つのトンネルに行き、目標達成?(笑)
最後にサンテパルクの近くにある神社に寄って行く事にします。

この神社は「阿志神社」と言うのですが奈良県明日香村の於美阿志神社(おみあし・じんじゃ)が
もとだそうです。

この阿志神社、延喜式神名帳に「渥美郡一座阿志神社」とあり郡内唯一の式内社だそうです。
歴史のある神社ですが平成11年に建て直されたようです。
(それ以前にも明治時代に立て替え)
この周辺の地名は「芦町」と言い、芦が池という池もありますから、もともと湿地帯で
芦が生えていたので芦という地名になったのかと思っていましたが阿志神社に関係する
地名なのかもしれません(私の勝手な推測)

10月10日は「豊橋万場クリテリウムロードレース大会」の4時間耐久レースに参加しました。

昨夜の豪雨は思いのほか早く上がってくれて朝7時過ぎには陽が差してきました。
雨を覚悟していたのですが良かった良かった(笑)

今回、私は訳有って昨年の優勝チームから離脱、他のチームから出走します。
私のチームは「天狗党 南風」メンバーは3人(N島さん、ノブリン、私、コルサ)です。

朝9時30分、レーススタート。
私は第2ライダーです。まずはN島さんが走ります。

今回は4時間を3人で走りますので一人の担当は1時間20分ということになります。
ぶっ通しの1時間20分では平均速度が下がりますので一回に40分を目安で交替という作戦です。

さて、レース経過時間が40分近くなってきた頃、我がチームはクラス1位、
ただし、クラス2位は同じ集団で走っています。
そのうえライバルチームも40分で交替する予定とのこと。
と言うことは一緒にピットに入っているということです(ピットは隣どおし)。

そして40分経過、クラス、1、2位一緒にピットインです。
ピット作業は、わずかに我々の方が早く先にピットから出ましたがタイム差はありません。
すぐに一緒になり走ります。
そこへ速いペースのロードの数人がきました。
そこへ合流、必死に付いて行きますが私は3周目でグループから切れてしまいます。
ライバルは後で聞くと、もう少し付いて行ったとのこと。

私は集団から切れてから、ちょうど良い速度の集団に合流できず、ほぼ独走。
向かい風のきつかった、この日、これはきつい!
ここで平均速度を下げてしまいクラストップとは数十秒の差がついてしまいました。

なんとか40分走りきり3番手のノブリンに交替。
ノブリンの相手(ライバルチームライダー)となるクラストップは病み上がりの?M隊長。
病気療養で体力が落ちたそうなのでノブリンのがんばり次第ではN島さんとコルサで
後半逆転できるかとも思ったのですが・・・
ノブリンが大ブレーキ!!(笑)

M隊長は「病気療養で体力が落ちた」と言っていたのに衰えを感じさせない走り。
数十秒だった差が一気に開いてしまいました。

その後、2回目のN島氏、コルサの走りも好調だったのですが(速い集団に入りペースアップ)
残念ながらクラス2位に終わりました。


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天狗党で表彰台独占!!
2位は先ほども書いたとおり、私が所属する「天狗党 南風」
そしてクラス1位は「天狗党 チームM部」でした。

そうライバルチームも天狗党だったんです。

では3位は・・・実は今回、このクラス、2チームしかエントリーしていなかったんです(笑)
(我々がエントリーしたクラスはロード+MTBを除く車種混成チーム)
このクラス、過去ずっと天狗党が強かったので皆さん、このクラスにエントリーを避けたのか(笑)

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スタートシーン。
中央で手を上げている、お調子者は(失礼)某議員さん(笑)
天狗党2チームは、ちゃんと先頭集団に姿が見えます。

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選手の交代。
脚に周回順位チェック用のセンサーをつけています。

選手の交代にはヘルメットカバーとセンサーをリレーします。
ここでの要領の良さがレースでは大切です。


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クラス1、2位を争う天狗党チーム。
1台はロードですが車種混成クラスですからロード+ミニベロと言ったチームもOKです。
(この大会はリカンベント、ママチャリなどの組み合わせも可)


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11日の中日新聞、県内版の記事の写真にも写っていた(コメントもあり)M隊長。
頭が低いフォームが特徴。


このレース(特に耐久)なら、初心者も参加しやすい雰囲気、レベルです。
来年は皆さんもどうです?
(もちろん、本気の人もOK)

以前、「古典ピスト シルク その○」として古いピストを、ご紹介していました。
その記事も例によって途中で中断したまま、もう一年ほど経ってしまいました(笑)


その際、各部部品を一通り、ご紹介するつもりだったのですが結局、木リムや三光舎のハブ、
固定ギヤなどをご紹介した程度で、そのままになっていました。


このシリーズ、また、いつ、どうなるか(笑)わかりませんが
今回は古典シルクピストのハンドル回りをご紹介します。


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一年前に取上げていた田爺さんの片倉シルクピスト。
では、このピストと一緒に入手したと言われる部品類を見ていきましょう。


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シルクのハンドルまわり。
全体にサビが出てしまって自転車部品と言うよりは民族資料館にでも展示されている
古い農具のような風合いになってしまっています。
もちろん、もともとは綺麗にメッキがかけられていたのだと思われます。
ハンドルの形状は微妙に違うような同じような・・・良くわかりません(笑)


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ステムの画像を良く見ていただくと突き出し部分が脱着出来る、
いわゆる天返しステムになっている事がわかります。

一番上のボルトによってステムポスト部をフォークに固定します。
そして、その下の大振なナットで突き出し部分をポスト部に固定するようになっています。
このあたりは、比較的、良く見かける日東のアルミ製天返しステムの方が時代が新しい分、
良く考えられています。


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突き出し部分のアップ。突き出し部分の長さが違うせいなのかメーカーが違うのか
理由はわかりませんが形状が微妙に違っています。

長い方は、ぎごちなく?曲げられて角度が付けられています。
手前の方にはメッキ部分の痕跡が、極わずかですが残っています。


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ハンドル固定ボルトの形状も違います。下の物は普通の六角ボルト形状ですが上側の物は
二面を回す形状になっています。(四面形状ではありません)


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突き出し部分とポスト部分には切り欠きがあり、位置決め及び、動かないように、
しっかり固定されるようになっています。
ただ、良く似た、この二点も微妙に形状が違い互換性がありません。
実際はどうだったのかわかりませんが、いかにも手作りっぽいですね(手加工っぽい)。


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ステム2点とポスト部。
2点のステムの置き方が違う為、角度がわかりにくいかもしれませんが比較するとメッキの
綺麗に残っている方はピスト用としては、かなり角度が浅いようです。
これではフレームにセットした場合、水平より前上がりになってしまいそうです。


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ステムのアップ。
ポスト部のみではなくハンドルクランプ部分も分解できるようになっています。

この複雑で重量がかさむと思われる形状にした狙いは何だったのでしょうか?
ハンドル部分だけ外して輪行する?
ハンドル部分だけ簡単に交換する?(ピストなら、それほど必要ない)、
ハンドルクランプ部を逆にして上につければポジションの調整幅が増える?
考えてみても、このようなつくりにした理由は浮かびません。
いずれにしても手作り感あふれる作りです。


さて、古いシルクピストにセットされた(予備部品含む)ハンドル、ステムをご紹介してきましたが、
いったいこれはどこの製品なのでしょうか?
残念ながら部品のどこにもメーカーの手掛かりになるような刻印などはありません。
(刻印らしき痕跡はハンドルに一ヶ所あるが)

最後にアップでご紹介したステムは以前、小さな写真で見たことのある「マチヤマ」のものに
良く似ているように見えました。
どなたか、ご存知の方がお見えになりましたら、ご教授いただければ幸いです。


番外編(笑)
ハンドルには2種類のゴム製グリップが付けられていました。
60年代当時の物ではないかもしれませんが画像をアップしておきます。
(それでも古いことは古そう)

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これは「レーサースリーブ」などと呼ばれ競輪選手が使うハンドルグリップです。
表面の四角錐の模様は新品だと意外に硬く鋭くて手袋ナシでは痛いくらいのものです。
絶対に手が滑ったりしないプロの部品なんですね。
青い方の「ソーヨータイヤ」のカタカナ文字がいいですね。
そう、このグリップはタイヤで有名だったソーヨーの製品なんです。

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