コルサの毎日がヒルクライム

2011年02月

タキちゃんのデローザ チタニオ、今回はブレーキ本体まわり。


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ブレーキ本体は1998年のカンパ レコード。
ブレーキシュー固定ボルトは2006年レコードのチタン製ボルトに交換。
またワイヤーアジャスト(黒いゴム付き円盤状の部品)はスチール製の為、
こちらも2006年レコードのアルミ製に交換済みです。
ついでにフレーム固定ナットも2006年レコードのチタン製に交換です。


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さて、次の部品、実は、今回、コルサのガレージで交換したばかりなのです。
ブレーキのワイヤー固定ボルトまわり一式。

左の組んであるのが1998年レコード純正のスチール製の物。
画像には固定クリップが写っていませんが構成部品4点全てがスチール製です。

右の展開(分解)してあるのが現行スーパーレコードの物。
右の2点の部品はスチール製のままですが左の2点はチタン製です。
左上の複雑な形状のパーツもチタン素材を加工して作られています。

ちなみに左の1998年純正(全スチール)は12.5g、右の現行スーパーレコードが6.5gでした。
ということで軽量化は・・・6.0gでした。(前後で-12.0g)

この部品は一台分(前後)で10,618円!!とのことですから
この部分で「1gを軽量化するのに885円のコスト」が掛かったことになります。
(ただし、タキちゃんは旧価格の時代に買ったらしい・・・それでも、そんなに安くはなかったはず?)

ブレーキ本体や、まして自転車全体で掛かったコストは・・・
計算したり、あまり考えないほうが良いでしょう(笑)

先日、タキちゃんのデローザ チタニオ(95年製)をご紹介しましたが
今回はディレイラーをみてみましょう。

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95年デローザ チタニオは、チタンフレームとはいえ、それほど軽いとはいえません。
(残念ながらフレーム、フォーク重量は未計測)
プロロードレースでの使用を前提とした肉厚で頑丈なパイプを使用していますし
フォークはまだクロモリの時代です。
そうであっても、すこしでも軽量化したいと思うのは自転車乗りの性でしょう(笑)

そうそう、「シルバーのホイールの方が似合うのでは?」とのコメントも
いただきましたが、そこのところを、タキちゃんに聞いてみると・・・
「もちろんシルバーのホイールも持っているけどチタニオというとシルバーのホイールを
 つけている車体ばかりなので、あえてブラックのホイールをつけている」
とのことでした。

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FDは96年のカンパ レコード。
フレーム固定ボルト、ワイヤー固定ボルトなどの小ネジ類はチタン製の物に交換しています。
タキちゃんのこだわりで社外品は使用せず現行スーパーレコードの物を取寄せ使用しています。

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RDは98年のレコード。
こちらも現行スーパーレコードのチタン製ワイヤー固定ボルトに交換しています。
レコードRDのピポットボルトは純正でチタンボルトが使われていますが、
タキちゃんからの情報によると、
このチタンボルトは97年と98年では形状が違うそうのだそうです。

9速のスプロケットはレコードでロー側3枚がチタン製です。
高価になるものの希望すればオールチタンの物もあったとのこと。
ロックリングもオプション?のチタン製だそうです。

※次回はブレーキ本体を予定しています。

先日、タキちゃんのデローザ チタニオ(95年製)をご紹介しましたが
今回は詳細(部品)をみてみましょう。

まず気になるのはサドルでしょうか。

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わかる人にはわかると言う珍しいカンパニョーロ製のサドル、
「ELECTA TITANIUM GR5」(エレクタ チタニウムGR5)です。
その名のとおり、このカンパ エレクタサドルはチタニウム材のベースワイヤーが使われています。
その他、スタンダード版もあり、そちらはスチールのベースワイヤーでした。

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後部の左右にはメッキのプレートが付けられています。

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フロント部にもリヤとイメージを合わせたメッキプレートが付いています。
ん?なんか変ですよ・・・
(それは後で説明しますね)

ピラーはフレーム材質に合わせてチタン製を使っています。
もちろんカンパ レコードで1999年モデルです。
DE ROSAのステッカーは、たきちゃんが後で貼ったものですが、
デローザ輸入元の日直商会さんがレース会場で配布していた物とのことですから
デローザ純正のステッカーなのでしょう。

またピラー回りのフレームパイプ(シートチューブ)の肉厚がかなりあるのが
お判りになるでしょうか?

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フロント下部をよーく見てください。

なんとフレンチバルブが付いていますよ!!!
サドルにフレンチバルブ???

そう、このカンパ エレクタサドル、ニューマティックシステムといいエアーが入るのです!
空気によって良好な乗り心地を確保、またエアー圧を変更することによって
好みに対応できるようになっているのです。
(血圧測定に使うゴムのポンプのような物が付属します)
実際、どのくらいの空気圧を設定できるのかは、覚えがありませんが、このサドルにタイヤに
空気を入れるポンプで空気を入れたところバーストして駄目にしたと言う話も聞いた事があります。
ですから、それほどの(高圧)ではないのでしょう。
(普段はタイヤのバルブキャップと同じ樹脂のキャップを被せておきます)

いずれにしても、このカンパのサドル、失敗作で販売数も少数だと思われます。

6日は、「御前崎オフ」に参加させていただきました。
(このオフ、5、6日のイベントですが事情により6日のみの参加)

御前崎オフの様子は、あちこちにアップされていると思いますので・・・
ごく簡単に(笑い)
(当方は6日しか参加していないし)

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お茶所、静岡らしい茶畑のある丘陵のアップダウンが楽しい?
「あまり登りはない」
と聞いていたのですが、何ヶ所か、そこそこの登りがあり
大人気ないとは思いながらも、ついついダッシュしてしまいました(笑)

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通称、サンゴ山と呼ばれる山。
名前の由来は多くのサンゴ化石が出ることから。
(私有地につき近くでの観察は難しいとのこと)

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前々から行きたかった「相良油田油井」(さがら ゆでん ゆせい)
相良は地名。

ここは、わが国、太平洋岸唯一の石油産地なのだそうだ。
ピーク時の明治17年で年産721キロリットルを産出したとのこと。
ここは機械掘りの跡ですが、当時、手掘り坑も多く、奥に写る建物は坑内に空気を送る
「たたら」と呼ばれる施設がある。
(大きな板状のシーソーのような物で新鮮な空気を送り込む送風装置)

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ゴール地点近くの蓬莱橋(ほうらいばし)
ここは橋脚部分のコンクリート以外は木造で「世界一の長さを誇る木造歩道橋」なのだそうだ。
(全長897,4m。有料で歩行者と自転車の専用橋)
実は、ここ、ずっと昔から知っているのですが何度も近くを通るものの未だに渡った事がありません。
今回も下を通り抜けるのみ(笑)

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今回、コルサが乗っていったサンジェ。
本人が持っているのを時々、忘れるぐらいですから(笑)
顔見知りに「こんなの持っていたの?」と言われること、言われること。
(日本一、冷遇されているサンジェかも)


突っ込みどころが多い適当な部品構成ですが、
あえて言えば・・・
日本のアレックス サンジェ ファンは泥除けやキャリアが付いた
ツーリングモデル好きの方が多いようなのでクルスルート(ロードレーサー)は比較的珍しいかも。
(一応、隠し止めでガードが付くように細工されていますが)

タキちゃんが昨年、1995年モデルと思われる
デローザ チタニオ(フレーム)を買いました。

1995年モデルを2010年に買ったと言うと中古車か、
と思われる方もいるかもしれませんが(普通、そう思いますよね)実は、
うらやましいことにデッドストックの未使用車なのです。
このフレーム、某ショップの倉庫にある事は私も数年前に嗅ぎつけていたのですが(笑)
サイズが僅かに小さい為(本当はお金がなかった)購入をあきらめていたのです。

このデローザが、タキちゃんのデローザ コレクション?の何台目か・・・
と言う話は今回しませんが(笑)
これから不定期で、このデローザの各部を紹介していこうと思います。
(詳しくはアップしませんよ。タキちゃんの拘りポイント?のみです)


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デローザ チタニオ (1995年)
フレームはチタニウムでFフォークはクロモリスチール製。
最近なら間違いなくカーボンフォークでしょうがクロモリフォークと言うところに時代を感じさせます。

フレーム買いでパーツは年式の近いものをタキちゃんがアッセンブルしたもの。
(メインパーツは95~99年カンパレコード)


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トップチューブには「Giro d‘Italia」の文字が入っています。
(ピントがトップでなくダウンチューブに合っているのは、ご愛嬌と言うことで)
これは1994年、エフゲニー ベルズィンがジロデイタリアでデローザ チタニオを
駆り総合優勝したことを記念したものだと思われます。

ちなみにベルズィンがジロデイタリアで乗ったデローザ チタニオには、
この部分に「DE ROSA」と入っていたはずです。

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