コルサの毎日がヒルクライム

2011年09月

29日夜、名古屋のU氏から電話があり30日、会社の同僚、
お二人と渥美半島にサイクリングに来られるとの事。
渥美半島なら地元なのでスタート地点まで移動時間はかからないし・・・
思い切って仕事を放り出し同行することにしました(笑)
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天気が心配されましたが走り終わって車に戻るまで、
ぱらつく事もなく一日、楽しく走る事が出来ました。

さあ、今から仕事しなくっちゃ!明日もね(笑)

またまた買ってしまった中古のピストフレーム、ビバロ スペシャル。
1983年製のようなのでビバロの日下氏が独立して数年後のものです。
(日下氏はカワムラサイクル オーダー車部門から1978年に独立、ビバロを起こしたとのこと)

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すでに数台のピストフレームを持ち、もう、これ以上、必要ないのに?
なぜピストフレームを、また買ってしまったのか?

たまたま、知人が売却希望で持ち込んできた、このフレーム、サイズもピッタリ?
パイプは石渡019だし、細部の仕上げもなかなか良かったからなのです。
シルバーの精悍な塗装に肉抜き部などに入れられた赤いペイントも似合ってるし
もうカッコよく見えて(笑)
トップチューブの、わずかなヘコミや、サビ、キズも、すでに目に入らない状態・・・(笑)

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早速、手持ちの部品と今までツノダ ピストで使っていたホイールで組上げました。
ピストは部品点数も少なくブレーキやシフトワイヤーがないので、その気になれば、すぐ完成。
でも、純粋な競技車ですから回転部の調整とかは特に気を使いますし
バンクでのトラブルは大きな事故につながるので慎重に仕上げます。

それではフレーム各部を見ていきましょう。

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小さく薄く削り込まれたヘッドラグ。
ヘッドパーツは競輪では一般的なハッタ スワン スーパーデラックス。

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BBラグまわり。
BBラグ後ろ側は不思議な形の肉抜き。
(これって、何かかたどっているんでしょうか?)
BBラグ、シートステイブリッジ補強版の肉抜きには赤色のペイントが入れられています。
BBもヘッド小物と同じくハッタ製。
ハッタは一般的には、あまり知られていませんが競輪用としては多く使われる高級部品です。

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BBラグ下側。
(製造ナンバーは画像処理で消しています)
ここにも肉抜きが施され赤色のペイントが入れられています。
上側の丸い刻印は競輪認可のNJS刻印。

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シートラグまわり。
ラグは小さく削り込まれたロストワックス製、シートピンは、この頃、お約束のスギノ製。
シートステーのフタはステンレス製と聞きますが、本当なんでしょうか?
確かに輝きはメッキではなさそうなんですが?
ここもVIVALOの文字に赤いペイントが入れられています。

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フォーククラウン部分。
ロストワックス製の、いわゆる二段型丸フォーク用フォーククラウン。
ここにもきっちり赤いペイントが。
ビバロには現在、自社工房内に塗装ブースも有るそうですが、この頃、はどうだったのでしょう?
(独立1978~このフレームが作られた1983年頃)
塗装外注時代は有ったのでしょうか?

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シートステーブリッジ。
見逃してしまいがちですがピストのシートステー丸パイプには大きく2種類あります。
それは外径の違いで、ビバロはロードレーサーと同じがっしりとした10㍉径です。
もう1種類は8㍉径の、やや細いパイプでピストには多く使われます。
余談ながら、もし、ビルダーに依頼してブレーキを付けられるように加工するには
8ミリでは細すぎ10ミリでないと加工出来ません。
(どうしてもという場合は8ミリパイプを取り去り10ミリパイプに替える)

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リヤエンドはシマノ UFP 10、エンド。
エンド巾は120ミリ。
ナットの当る部分のみ、きれいにメッキ出しされています。

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シートチューブ下部に貼られた石渡019のステッカー。
(他にフロントフォークにも貼られています)


さて、初めて乗ったビバロの走りはどうだったのか?
正直言って久しぶりのバンク走行。
ここのところ走ってはいるものの、ヒルクライム主体の峠サイクリングがほとんど。
乗り方がまったく違うのでフレームが、どうこう言うような脚ではありません。
感想は、これから乗り込んで、と言う事で(笑)

まあ、自分なりに絶好調のピスト脚の時?だったとしても
私なんかが競輪に使われていた
本物の競技フレームを、どうこう言えるレベルではないんですけどね(笑)

主要部品
CW    サンツアーシュパーブプロ
BB    ハッタ R9400
ハブ   サンツアーシュパーブプロ 24H
リム   アラヤADX-5
タイヤ  ビットリア ピスト
ステム  日東パール
ハンドル 日東ピストB125AA
ピラー  サンツアーシュパーブプロ 
サドル  セライタリア C-2
ペダル  シマノ ルックタイプ

今朝は久しぶりにバンク(競輪場)にトレーニングに行ってきました。

昨晩、記録を見て前回いつバンクに行ったのか確認したのですが、なんと7月10日でした。
サイクリングばかり(雨で、あきらめた事も)に行って、
ずいぶん朝バンクに行っていなかったのですね。

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今回は、また新しいピストで走ってきました。
とは言っても新車ではなく最近、知人から譲り受けた1983年製のビバロ スペシャル ピストです。
(前回、7月10日も初走行のシルク R1-R ピストでした)
これは売ってほしいと持ち込まれたフレームだったのですがサイズが自分にちょうど良かったことと
細かい作りが気に入って私が譲り受けることにしてしまいました。
(またピストを買ってしまった! 笑)
久しぶりのバンク走行は・・・
このところサイクリングばかりで走り方がサイクリング タイプになってしまい、
バンク走行は、いまひとつでした(笑)
でも、やっぱり固定ギヤのダイレクト感とバンク走行の緊張感は、いいですねぇ!

※ビバロ ピストの詳細は後日。

TOM(トーエイ オーナーズ ミーティング)の楽しい夜も明け今日も一人で峠を走ります。

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野辺山から車で30キロほど移動して佐久市臼田町田口地区から自転車で走り出し県道93号線を
東に長野県と群馬県境近くの峠まで登って行きます。

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雨川砂防ダム。不思議な色の水をたたえていました。
(上流側から見た画像)

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雰囲気も良く交通量の少ない気持ちの良い道を登っていきます。
それほど急傾斜の場所もなく結局、ノンストップで登りきりました。
(この画像は下りに撮ったもの)

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峠はトンネルになっています。
ちなみにトンネルの名前は両側とも「第一隧道」(昭和50年3月竣工)となっていました。

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この峠は田口峠(1175m)と言います。
峠は実は県境ではなくトンネルの東も、しばらくは長野県なのだそうです。

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峠の西と東は(長野県側と群馬県側)山の雰囲気が違います。
東側には険しい岩山が多くそびえています。
これは兜岩山でしょうか?

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峠からは適当な周回コースが取れませんので折り返します。
田口まで下って街中を探索すると木造ながら立派な神社がありました。
ここは新海三社神社(しんかいさんしゃじんじゃ)といい
佐久郡伴野庄・平賀庄・大井庄の三庄の総社で3つの神殿があり、
よって新海三社神社と呼ばれているとのこと。

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TOMに行ったといいながら走っているのは、いつものリッチーばかりではないのか?
と知人に言われてしまいましたが・・・
手持ちのトーエイは画像のように1964年製の古い物。
もちろん、普通に走る事は出来ますがギヤ比、ブレーキなどパスハンには向きません。
今回はトーエイは展示のみに持参しました。
(画像は昨年のTOMの物)


さあ、今日のサイクリングは短いのですが、これで帰ることにします。
(サイクリングも三日目ですし明日からの仕事にも備えないと)
今回は長年行きたいと思っていた長野、群馬県境付近の峠、
入山峠、碓氷峠、旧碓氷峠、新和美峠、和美峠、内山峠、田口峠に行く事が出来ました。
(矢川峠(香坂越)、志賀越は、すぐ近くまで行きながら特定できなかったけど)
来年のTOMは、どこになるのでしょうか?
うまく未踏の峠が近くにあるところだといいのですが(笑)

※TOMおわり。

今日からTOM(トーエイ オーナーズ ミーティング)ですが、とりあえず夕方のチェックインまで
自分一人で、またまた上信国境(群馬県、長野県)の峠を走ります。

18日は新和美峠、和美峠、内山峠に行く事が出来ました。
矢川峠(香坂越)、志賀越は、すぐ近くまで行ったものの残念ながら峠の位置を特定できませんでした。
しかし、予定したルートを雨に降られず(昼前には好天になった)順調に走る事が出来、満足です。

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内山峠から下っていくと道は山道から国道に出ます。峠の名前にもなっている麓の集落、
内山を過ぎた所から近道の為、山越えして志賀地区に向かうことにします。
画像は内山から志賀を隔てる小さな尾根。

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名もない?峠に、たどり着きました。
とっても静かな雰囲気に見えると思いますが右手に射撃場がある為、実は結構、うるさい峠なのです。

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小峠の切通しの上には、石碑?観音様??らしき物も見えましたので古い峠なのかもしれません。

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小峠の北側。
こちらは意外に標高差があるようです。
見えているのは志賀の集落だと思われます。

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車を置かせてもらった英多神社(えたじんじゃ)に戻ると朝はなかった、
お神輿が鳥居の前に置かれていました。
ただ人は誰もおらず、お話を伺うことは出来ませんでした。

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この神社は鳥居脇の石柱にもあるように延喜式式内社に比定されている古社のようです。
ただし境内にも説明板などはなく詳細は不明。

18日のサイクリングは、これで終了して南佐久郡北相木村の北相木村考古博物館に
寄ってから野辺山のTOMが行われる宿に向かうことにします。

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これが有名な?国指定遺跡 栃原岩陰遺跡(とちばらいわかげいせき)です。
遺跡を簡単にご説明すれば
縄文草創期~早期(約1万年~7千年前)の遺跡です。
自然に出来た崖の岩陰(浅い洞窟)を住居にしていた10体以上の人骨、
また多くの遺物が発見された非常に貴重な遺跡です。
(酸性土壌の日本の場合、貝塚、石灰岩地帯以外に古い骨が残ることはほとんどない)
ここから2~3キロほど離れた南佐久郡北相木村の(北相木村役場裏)北相木村考古博物館には
立派な展示施設があります。
考古学に(特に縄文時代)関心のある方は大変、興味深い展示かとおもいますので、ぜひ。

北相木村考古博物館→ http://vill.kitaaiki.nagano.jp/museum/

ぜひ、再訪(15年くらい前、やはりサイクリング中、一度寄った事がある)したいと
思っていた考古博物館に立ち寄る事も出来、いよいよTOM会場に向かうことにします。

TOMの様子は熱心な参加者のHPやブログに紹介されていると思うので・・・
ごくごく、簡単に(笑)

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座敷にずらりと並んだトーエイ車たち。

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2011年TOMの記念バッジ。

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購入した記念限定グッズ。
アルミボトルと専用ケージ。
ボトルは市販品を利用してプリントした物ですが、そこはTOM記念グッズ。
キャップはアルミ削り出し製のカバーが取り付け(ト-エイのTマーク入り)られています。
ケージは良く見ると中央の部分がヘッドマークの「T」をかたどった凝った物です。


そして、宴も盛り上がったきて、いよいよ、お待ちかね抽選会・・・
皆さんの最大の狙いは「トーエイ オブジェ」
以前、なかなか、当たらないベテランが、どうしても欲しいとトーエイ車にオーダーしようとしたところ、
「これはTOMの抽選で当った方だけの物で、お金をいただいても作る訳にはいかない」と、
お断りされたというもの。

今回、私が当ったのではないかと思わせるような画像を載せましたが、
あれは以前、知人が、いただいた物。
私が当った物は、いよいよ、カラー画像にて、この後、公開!!!


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実は私が当ったのは、この光り輝く素晴らしい仕上げの「トーエイ謹製 滑車式チドリ」でした。
トーエイ社様、ありがとうございます!!!
これでは、いよいよ、このチドリが似合うトーエイ フレームをオーダーしなければなりませんね!
オーダー記念に来年は、ぜひ「トーエイ オブジェ」もいただきたい(笑)

※TOM初日終わり。二日目に続く。

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