コルサの毎日がヒルクライム

2012年05月

ダホン オビワン(日本名 ヴィスク/ビスク)のカスタム後の重量が
8,80kgに収まったのは前回ご報告しました。
(重量計測時、メーカーカタログなどと同じくペダル、スタンドは装着せず)

今回はタイヤ、チューブに付いて書きます。
(ホイールについては次回)

今回のカスタムは中国国内で軽量ホイールが安く手に入ると聞いたことから始まりました。
ホイールを軽い物に変えるとなると・・・
やはり、それまで我慢していましたが(笑)
タイヤ、チューブも軽い物に交換したくなってしまいました。


ここで、ダホンを買った頃を思い出してみましょう。
そもそも、ダホンは自社仏閣、遺跡などを探索する為に導入したのでした。
(もちろん、いろいろカスタムして楽しもうと言う気持ちも大きかったのですが)
こういった場所は未舗装の道も多く、ある程度、丈夫で乗り心地の良い、そこそこの
太さのあるタイヤにしておこうと考えていたのでした。
その為、タイヤは当初から極端に細く軽いものは避けるつもりでした。
しかし、シートポスト、駆動系からブレーキ、ハンドル、サドルなどを交換していくにつれ、
車重は、どんどん軽くなってきたのでした。
それでも、「まあ、これまでだな」と考えていたのですが
知人が「俺のは9キロ台の半ばになった」と言うのを聞いたり、
更にまた、「中国国内で軽量ホイールも安価で手に入るけど、どうする?」なんて聞かれると・・・
自分の財布の軽さもかえりみず「えーい、とことん軽くしてやる」と、なってしまったのでした。


話がそれました。タイヤとチューブの話に戻ります。
軽いタイヤに変えると決めた当初は、シュワルベのデュラノを考えていました。
シュワルベは以前、ステルビオやコジャックなどを使っており、好印象だったのです。
早速調べてみるとシュワルベ デュラノのサイズは20-1.10と細く重量は190gです。
念の為?、他の製品を調べてみるとパナレーサーのミニッツライトPTはサイズ表示は20-1.25と
デュラノに比べて、やや太いものの重量は170gと軽くなっているではありませんか!
ミニッツライトはレース用の小径車、ルイガノMV Cで使っており、これも好印象のタイヤです。
迷った末に軽い(なんと言っても表示重量で一本、20gも軽いのですから)、
パナレーサーのミニッツライトPTにしたのでした。
チューブも、ついでにパナレーサーの高性能チューブ、R-AIR(Rエアー)を選びました。

イメージ 1

タイヤはパナレーサーのミニッツライトPT、前後1台分2本、
チューブはパナレーサーのR-AIR(Rエアー)でリム形状がエアロタイプになるので
ロングバルブを選んでおきました。
チューブは予備を含めて3本購入。

タイヤに170g(ave.)明記されていますしチューブにも55g(ave.)と
書かれていますので早速、計量してみます。

結果は表示重量170gに対して2本とも169.0gと正確でした。
続いてチューブも測定してみます。
表示重量は55gですが54.0g、54.5g、54.5gと、これまた正確でした。

これまで付けていたCSTのタイヤが267g、271gでしたからタイヤだけで
マイナス200gになりました。

チューブは付けていたシュワルベが87.5g、87.0gでしたから、こちらもチューブだけで
マイナス65.5gを達成したことになります。
(タイヤ、チューブ合計で265.5gの軽量化)

イメージ 2

タイヤ、チューブの回転部分の軽量化は他の部分を軽量化したより判りやすいので、
これはかなり嬉しい結果です。
(その分、走る路面には気を使わされることにはなりますが)

さて、次回は、いよいよ、軽量ホイールについてです。

27日はレーシングチームの仲間と伊良湖岬を走ってきました。
レーシングチームの仲間と言っても2軍?の、おじさんばかりなので、
途中の千切りあいとかはほとんどなし。
(別チームのゲスト、1名参加あり)
とは言え、私は最後の海岸線の丘で我慢できずにアタックしてしまいましたが(笑)
それまで道案内でストレスがたまっていたので?

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伊良湖岬を望む、いつもの場所で。

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地元の魚港で上がったばかりの魚を使ったミックス フライ定食。
「ミックス」は海老、2本付き(笑)

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地元、渥美半島育ちの乳牛のミルクで作ったジェラート。
ちなみにラムレーズン味

良い天気に恵まれ楽しい仲間と、おいしく?走ってきました(笑)

ダホン オビワン(日本名 ヴィスク/ビスク)のカスタム後の
重量が8.80kgに収まったのは前回ご報告しました。
(重量計測時、メーカーカタログなどと同じくペダル、スタンドは装着せず)

今回から、しばらくは中間仕様から更に重量を削る為に交換した部品について書いていきます。

第一回の今回は、サドルです。
サドルは特別な物を除き、互換性とか、あまり問題になることはなく
(専用ピラーを必要とする物も、まれにありますが)
重量を確認しながら自分の予算と相談しながら選べば良いので記事に
することもないかとも思いましたが・・・一応、書くことにします。
(サドルの座り心地が自分のお尻に合うかどうかというリスクはあるけど)

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今回、選んだのは・・・・セラ イタリアのSLR Flowと言うタイプ。
カタログ重量は160gと軽い物です。
(乗り心地を考えると、もう少し重い物の方が良いかと思ったのですが軽さの魅力には・・・)
もっと軽い物もありますがカーボンなどの剥き出しが多く、
それでは乗り心地が心配です。
まあ、そういったタイプは価格も極端に高く自分の予算では手が出なかったのですが。
セラ イタリア SLR Flowは、かなり軽い部類に入りますが少しはクッションが
入っていますし価格も、それほど高くはなかったので今回、選択しました。

それにしても最近のセライタリアのパッケージは・・・
分厚いプラスチィックにヤグラ金具のような物でネジ止めしてあります。
しかし、このプラスチック、紙が貼られていたりしてリサイクルには出しにくく、
処分もしにくいと時流に合っていない、あまり感心しないと思うのは私だけでしょうか。
(お店としては管理しやすいなどのメリットがあるのでしょうか?)

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早速、重量を計測してみます。
パッケージのSLR Flowの文字の下に160gと小さいものの、はっきり書かれています。
で、実測値は?というと・・・182.5gでした。表示より10%以上オーバーしていますが・・・
表面の革か接着剤は160gに含まれていないのかもしれません。
(その昔、カンパのリムは表示重量より、かなり重く輸入元がカンパに聞いたところハトメは
重量に含まれないと回答したと言う。もちろんハトメはリムに、かしめられていて商品では
外せないのですが)

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ダホンにセットしたところ。
見るからに薄っぺらく軽量そう(その分、乗り心地も悪そう)
入手して最初に確認したのは重量より、クッション材が入っているかどうか、でした(笑)
軽くても、お尻に合わなくて乗れないのでは仕方ありませんからね。
でも、幸い、非常に薄いもののクッション材がはさまれていました。

このサドルにするまでにダホンには、いろいろなサドルをつけていました。
中にはブルックス プロフェッショナルなどの革サドルも付けていたことはあります。
ブルプロはともかくメインに使っていたサンマルコ ロールスと比較してみましょう。
私が使っていたのは80年代のごく普通のロールスで重量は実測、371.5gでした。
今回、導入したセラ イタリア SLR Flowが先に書いたとおり182.5gですから、
サドルで189g、軽量化したことになります。

さて、軽くすることには大きく貢献した、このサドルですが使用感(乗り心地)は、
どうだったのでしょう。
乗り始めの頃は中間部分の幅が広く感じられたのですが、
それにも慣れた最近では違和感なく乗っています。

軽量化に貢献、見た目もカッコ良く?、乗り心地も問題ない。
今回のサドル交換は成功でした。

「今度は山梨県の峠だぁ」とタイトルをつけて柳沢峠、太良峠、笹子峠の記事をアップしてきました。
最後は山梨県内の峠ではなく富士五湖のひとつ山中湖近くの峠に登ってきました。


笹子峠に登り、更に山梨の峠を登りに行きたいところですが・・・
山中湖湖畔に用事があるので、そちらに向かわなければなりません。
ただ、用事は短めに切り上げて山中湖周辺の峠に向かうことにしました。

山中湖周辺には、いくつかの峠がありますが、今回は三国峠と明神峠に行って見ることにしました。
明神峠は下から登ると、かなりタフな峠と聞いたので登ってみたかったのですが
時間的な余裕と脚の余裕(笑)がありませんので今回はあきらめます。

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まずは用事のあった山中湖湖畔に車を停めて自転車でスタートします。
県道730号線に入ると道は登り始めます。
ただ登りはじめると山中湖、そして富士山が見えてきます。
そう、この道は富士山絶景ポイントの一つ?三国峠への登りなのです。

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三国峠(1170m)、「富士山絶景ポイント、三国峠」と言われますが実際は、
峠からは富士山は見えません。
富士山が見えるのは峠から山中湖側へ少し下ったところなのです。

さて、更に南に進むと明神峠と言う峠があります。
三国峠から明神峠までは距離にして約3キロ、標高差は約270mほどの下りです。
ですから明神峠に行くのは簡単なのですが帰りは登ってこなければなりません。
それも凄い登りらしいのですが・・・

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明神峠(900m)
明神峠は画像のように舗装道路の下りにあります。写っているバス停にも明神峠とあります。
少し、おかしいようですが・・・
南の静岡県駿東郡小山町から登ってきて、画像の北側に延びる林道が峠道になり、
その為、登ってきて反対側(北側)に下る、ここが明神峠になるのです。
(画像の奥に延びる林道。現在は自転車等通行止め)
ここ、明神峠も静岡県神奈川県境になるようです。
(画像手前は静岡県、画像奥は神奈川県)
上の画像で三国峠からの舗装道路は凄い傾斜だとお判りいただけると思います。

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富士箱根トレイルの案内板。
画像では小さくて読めないでしょうが左の柱に「明神峠」の文字が見えます。

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とりあえず明神峠に辿りついたので?帰途につくことにします。
三国峠からは標高差270mほどと先に書きましたが・・・実は楽な登りではありません。
最大傾斜16%の登りがあるのです。やれやれ(笑)

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明神峠周辺からは駿東郡小山町が見えます。
エンジン音が響いてくるのは画像のように富士スピードウェイがあるからなのです。
今日の爆音?は走行会?それともレース開催日?

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明神峠から三国峠に戻るには静岡県神奈川県境を通ります。
雑誌、「 自転車人2011Autumn 025」の記事には、ここが明神峠とありますが、
今まで書いたとおり(画像の通り)違うと思います。

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この日、2度目の三国峠(笑)
ここからは山梨県ですからわずか1.6キロで静岡県、神奈川県に、ついで3県走破?(笑)

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三国峠から山中湖側に下っていくと再度、富士山が見えてきます。
曇っていますが富士山はしっかり見えています。
天気が良かったら、さらに素晴らしい景色だったでしょう、残念です。
まあ、でも、富士山の全景が見えているのですから贅沢でしょうか?(笑)

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山中湖へ向かって一気に下っていく道・・・

イメージ 13

最後に、もう一枚、富士山の写真を撮って(笑)

これで、今回のサイクリング(5月19日~20日)は終了です。
次は、どこの峠に登ろうかなぁ・・・

MOM=マスプロ車オーナーズミーティングに夜だけ参加して・・・
翌日(20日)は、またまた皆とは別行動。
一人、山梨県甲州市大和町に向かいます。

今度の目的地は山梨県甲州市大和町と山梨県大月市笹子町にまたがる
旧甲州街道、笹子峠です。
スタート地点は甲州市大和町側を選びました。

現在の甲州街道、国道20号線から旧甲州街道に入ります・・・
ところが、いきなり入口に「通行止め」の標識が!!

どうやら昨年、秋に道路の崩落があったようです。
また文面から判断するに遮断されているゲートは峠より、こちら側です!
「こちらから登って行って峠まで行けずに引き返すことになったら・・・」、
「国道20号線のトンネルで反対側から登る」方が確実か?
迷った末に、このまま行ける所まで大和町側から進んで見ることにします。

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国道20号線から旧甲州街道に入ると、すぐに甲州街道、駒飼宿(こまかいじゅく)があります。
(画像は少し登って振り返り、駒飼宿を見たところ)
本陣、脇本陣も有りますし甲州街道の要衝だったと言う割には意外に、
こじんまりとした感じの宿場町です。

帰りに出会った旧街道を歩いているという方に、そのあたりを伺ってみたところ、
甲州街道を利用する大名は三藩しかなかったし一般の通行も東海道などと比較すると少なく、
宿場町といっても小規模なのだそうです。
「なるほどね」

画像では判りづらいのですが画像、奥に国道20号線と中央自動車道が左右に走っています。

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それほど登らないうちに・・・
実は手前で出合ったハイカーに「人、自転車なら何とか通れます」との情報を聞いていたのでした。

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ここは問題の崩壊場所ではありません。
ここは清水橋という所で、何年か前に、ここから旧峠までの道が整備されたのだそうです。
(もちろん、歩きで通れるように)

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こんな雰囲気の良い道を登っていきます。

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峠まで約1.6㌔ぐらいのところだったと思います。
勾配は、それほど、きつい所はなかったのですが、やはり、けっこうな標高を登ってきていました。

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笹子峠は、向かいの山ではなくて、こちら方向のようです。

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やがて笹子峠(ささごとうげ 1096m)笹子隧道に到着。

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しかし・・・古道の峠の入口を見つけてしまいました(笑)
隧道まで登れば笹子峠に登ったと言えるでしょうが・・・
雰囲気の良い古道の入り口です・・・これは行かねばならないでしょう。

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古道の峠への道。
季節も良く、とても感じの良い楽しい道が続いていました。

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古道の笹子峠。
とても良い雰囲気の峠でした。
上、北側から南を見たところ。
下、南側から北を見たところ。

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峠は尾根伝いの道と十字路?になっていました。
右が大月市側、左が登って来た甲州市側

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峠、北東にあった天神祠。
江戸時代から峠を通る人馬の安全を祈る場所だったのでしょう。

さて、峠からはどうしましょうか?
登って来た反対側に下って現在の国道20号線のトンネルを通って
帰りたいと考えていたのですが・・・
新笹子トンネルは3キロほどもある長いトンネルです。
自転車ではかなり怖い思いをしそうです。
悩んだ末に来た道を引き返すことにしました。

ここからは、また車で移動して富士五湖の一つ、山中湖の近くに有る峠に行くつもりです。
(山梨県の峠では有りませんが)

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