コルサの毎日がヒルクライム

2012年07月

28日(土)は岡崎のショップさんのサイクリングに参加させていただきました。
今回のコースは、ほとんど走った事があるところですが15年ぶりぐらいなので、とても楽しみです。

スタートは長野県伊那の大芝公園。
ここから北上して辰野町あたりで国道153号線に入ります。
国道に入ると交通量が多く走りに気を使います。

辰野町の北部、小野地区から国道を離れ西に向かって県道254号線に入ります。
ちなみの国道153号線小野地区から東に向かうと小野峠(三沢峠とも呼ぶ)を超え岡谷へ、
小野地区から西に向かう道は牛首峠を超え桜沢を下って贄川に至ります。

この道は1601年、大久保長安によって開かれ(徳川家康の命)小野街道と呼ばれ
中山道の本道ともなったのだそうです。
この街道も大久保長安の死後、1615年頃には中山道が更に北の塩尻経由となり
廃道となったのだそうです。
ただ、中山道ではなくなったものの伊那谷北部から木曽に抜ける唯一のルートであった
牛首峠は、それなりに利用する人が多かったようです。
対して小野峠は沿道に集落もなかった為、利用する人もすくなかったようです。
(確かに以前、小野峠を通った際は道筋がはっきりせず不安な気持ちで地道を辿った記憶があります)

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小野地区から初期中山道(小野街道)に入ると
中山道「五十九里」(江戸から)の一里塚があります。
この道を西に進むと牛首峠に至ります。

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かつて街道として人々に利用されたおかげで潤っていたのでしょうか?
古いものの立派な家や蔵があります。

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旧家?の車庫でホンダ プレリュード発見!
これは1982年に発表された2代目ですね。
屋根付き車庫で程度も良く、無改造の様子・・・欲しい(笑)
「デートカー」なる言葉が生まれるほど若者に人気を博し
大ベストセラー(アメリカ輸出も多かった)になった、この車もまったくと
言っていいほど見かけなくなりました。
あまりの懐かしさに登りにもかかわらず、おもわずUターンして撮影しました。
(初代プレリュードに乗っていた私、この車は結局、買えなかったが淡い?思い出がある・・・)

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中山道六十里の一里塚も残っています。
(五十八里の一里塚も残っている由)

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集落を抜けると牛首峠への道はこんな感じ。

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初期中山道、牛首峠(1072m)
ここから4キロ弱ほど下れば1615年頃以降の一般的な中山道(初期中山道ではないという意味)に
出ます。

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牛首峠のお地蔵様。
古い歴史を表す様に埋もれかけています。

牛首峠から下り国道19号線へ。
国道19号線(中山道)に出たら南下、中山道、奈良井宿を目指します。

※つづく

<ダホン オビワン 8,8㎏への道>は今回で、ひとまず最終回。
最終回はフロントフォークの交換、そう、アルミ製フロントフォークをインストールします。


ダホン オビワン(中国国内仕様)の日本仕様、ビスク/ヴィスクが発表された時、
資料にはアルミフォークと書かれていました。

「中国仕様はスチールフォークで日本仕様はアルミフォークか~!」
と地団駄踏んだ、ものです。
ところが日本でビスク/ヴィスクが納車されると結局、中国仕様と同じスチールフォークだったので
私はホッとしたものです(笑)

まあ、来年あたりに「SL」とかの名称で日本でアルミフォーク仕様が売られることに
なるのかもしれませんが。


今年に入り、しばらくすると中国在住の知人から連絡が入りました。
「中国国内ではダホン用のアルミフロントフォークが単体で流通している」、
「それも、たいした金額ではない」
と言います。
早速、詳細を調べてもらいました。

それによると
①サイドに「SLIPSTREAM URO U7」、「TRIPLE BUTTED ALUMINUM」の文字が入っている。
②アルミ製のフロントフォークは当然、ブレードはもちろん、コラムまでアルミ製。
③オビワン(日本名ビスク/ヴィスク)に無加工で交換出来そう。
④フォーク固定の大きなボルトは、スチールとアルミのフォークではネジ径が違うので専用品が必要。
⑤上記の固定ボルトにはスチール製、アルミ製、チタン製の3種類がある。
⑥ヘッド小物の下玉押しのサイズは一緒なのでスチールフォークから、はずしてアルミフォークに
 取り付ければよい。
⑦フォークは日本円に換算して数千円、固定ボルトもチタンで数百円、合計、○千円で、
 300gほども軽くなる!!!!!

「○千円の投資で、重量が一気に300gほど?も軽くなる!!!!!」
これは、もう、やらない理由がありません?(笑)
軽量化と投資金額のバランスで考えればホイールより安価かもしれません。

早速、知人にアルミフォークの手配をお願いしました。
(実際は、以前、ご報告したライトプロホイールと同時に購入、発送してもらった)

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アルミフォークが届きました。
なるほど、サイドには
「SLIPSTREAM」、「URO U7 TRIPLE BUTTED ALUMINUM」
の文字が入っています。
がぞうではと見にくいと思いますがトリプルバテッドとありますね。

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スチールフォークとアルミフォークの比較。
手前(画像下)がアルミフォーク。
全体にアルミフォークの方が、ごつく?出来ています。
特にフォーククラウン部分、ブレーキ取り付け部、エンドはアルミの方が厚く出来ています。

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フォーククラウン部分比較。(左がアルミフォーク)

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フォークエンド部分とマグネット取り付け部分。(左がアルミフォーク)
フォークブレードの前後長がアルミフォークの方がボリュームがあるのがわかります。
エンドの大きな違いはスチールフォークのエンドが薄く、なおかつQR小物が当る部分以外のまわりが、
うず高くなっており脱落防止エンド形状となっていることです。
アルミフォークは全体に厚く脱落防止には下部に2ヶ所の「でっぱり」があるだけです。
画像では、突起は、すでに削り落とし白くペイント済み。
加工前(削る前)の形状は下の方に画像があります。

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ブレーキ取り付け部分の比較。(左がアルミフォーク)
ここもアルミフォークの方が、かなり力強い印象です。少々、アルミ溶接の跡は・・・汚いですが(笑)

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フォークコラムの比較。(左がアルミフォーク)
材質が違うので色が違います。
外径は、もちろん、同じですが内径(ネジ径)は違います。
アルミフォークの方は強度を確保する為でしょう、肉厚が厚くなっている事が
お分かりになるでしょうか?

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フォーク固定ボルトの比較。
一番左がアルミフォーク用のチタン製(鉄、アルミもあるという)、
中央がノーマルスチールフォーク用の鉄製ボルト。
右はスチールフォークに付いていた銅製?ワッシャー、これはアルミフォークにも組付けます。
奥はアルミフォーク、先ほどの画像より肉厚が厚いのが判りやすいですね?

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フォークエンドのアップ。
先にも書いたとおり、スチールエンドに比べて、かなり肉厚です。
そして先端に突起があり脱落防止になっています。
これを・・・

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脱落防止の突起は削り落としてしまいます。
キズを付けるといけないのでカバーして作業します。
せっかくのQRハブなのに、いちいちナットを緩めなければならないのでは意味がありませんから。
(私は車載の時、前輪を外すので。以前の記事で車載アタッチメントの記事あり)

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ヘッド小物の下玉押し・・・これは苦労しました。
宝山のプロ用専用工具もあるのですが下玉押しの形状が、工具のツメが入らない形状なのです。
良くある、「Uの字型」の簡易工具ではフォーククラウン部分形状の為に使えません。
その為、なかなか、外せなかったのです。
結局、薄く削ったマイナスドライバーを多方向から少しずつ叩き込んで、
やっと隙間を作り専用工具のツメをかませて外しました。
外してしまえば打ち込むのは簡単!(パークの専用工具で打ち込み)
さて、いよいよ、アルミフォークをダホンのフレームに取り付けます。
果たして、本当に無加工で装着出来るのでしょうか・・・・

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アルミフォークの装着は苦労の連続・・・ではなく、あっけなく完了しました。
まあ、あえて上げれば先ほどの「下玉押しの外し作業」と「チタンボルトの加工」でしょうか。
チタンボルトの加工とは六角穴。
整形が悪く六角レンチが奥まで入りませんでした。これはヤスリで少し削り六角レンチが
ピッタリ入るまで修正しました。

修正後は焼き付き防止(チタンボルトとアルミは焼き付き現象を起こしやすい)の為、
良質なグリス(専用のカッパーグリスもあります)をねじ山に丁寧に塗ってから組付けました。
焼き付き現象は低トルクでも発生する事があるのでチタン、アルミを組付ける時は仮組みでも
注意した方が良いと思います。(焼き付き現象、経験アリ)

最後に重量を書いておきます。
まず、スチールフォークが737.0g、スチールフォーク用の鉄ボルトが49.5gです。
そしてアルミフォークが430.0g、アルミフォーク用チタンボルトが22.5gでした。
アルミフォーク+チタンボルトに交換したことで
トータル334.0gほど軽量化できたことになります。

交換後の問題は特に発生しておらず(ハンドリングなど操縦性など含めて)、
あえて言えば同じ白色とは言え若干、色目が違うことぐらいでしょうか?
とは言っても組み付けてしまえば特に気になる事もなく忘れてしまいます。
見た人に色が違うとして記された事もありません。

アルミフォークへの交換、安価で軽量化の効果大(○千円で何と-334g)、
したがって大成功、大満足と言ってしまいましょう(笑)

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上は先日、ダホンのタイヤの記事の画像。
今回は、この場所について書きましょう。

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先日、久しぶりに田原市の畑の中を自転車で走っていると以前にはなかったはずの
標識が目に留まりました。
「御薗遺跡」(みそのいせき)とあります。
この時はロードレーサーだったので未舗装路を行くのも面倒でしたし靴も歩けない
レーサーシューズだったので後日、ダホンで訪ねてみました。

標識を見て考えたのは、どういった遺跡なのかと言うこと・・・
御薗(みその)と言う場所は「古代,中世の皇室や伊勢神宮などの大神社に付属する、
食料品調達にかかわる所領」と言う意味があります。
ここ愛知県田原市には海(伊良湖水道)をはさんでいるものの伊勢神宮の(かつての)
所領が多く存在しています。
また、この辺りに、かつて伊勢神宮の御薗が有ったらしいという事は知っていました。
だとすると

①伊勢神宮の御薗に関する遺跡でしょうか?

それとも、かつて御薗があり現在の地名が御薗なので

②伊勢神宮に直接はかかわりなく単に御園という地名にあるので名づけられた遺跡でしょうか?

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御薗遺跡、遠景(南部から北側に臨む)
中央の森の左側に見える茶色の大地が御薗遺跡の中心らしい。

右手奥の山が蔵王山。
台地の向こう側には川が流れています。

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御薗遺跡、案内板と、そのアップ。
弥生、平安、鎌倉の住居跡などが出た遺跡だったのですね。
「伊勢神宮の御薗の遺跡」ではなく「御薗の地名にある遺跡」でした。

台地の向こうには川が流れ低湿地があり(生活用水の確保+稲作に向いている)
そして周辺の台地上に集落を作る・・・・なるほど、なるほど。

そういえば田原市は縄文後期の貝塚遺跡(国指定の、よしご貝塚他、多数ある)が有名で、
ほとんど回った事がありますが
弥生時代の遺跡は、あまり知りません。

どのような弥生式土器が出たのか興味深いところです。
周辺を見回してみましたが土器片は拾えませんでした(笑)
調査地域では拾えなくて当たり前ですが農家の人は畑から出て来た土器片は単なる異物ですから、
あぜ道などに放り投げてあるのは、よくあることで、かつては、この辺りの縄文遺跡などでも、
よく拾えたのですが。
もちろん、土器片とは言え文化財ですから持ち帰りはダメですが厚み、土質、形状など
確認したかったのです。
この遺跡の出土品は、どこに保管されているのでしょう。
展示はされているのかなぁ。

先回、タイヤを軽量な物(パナ ミニッツライト)から、重量があり丈夫なものに
交換したことを書きました。
(せっかく軽量化したのに・・・やはり本来の使用目的では丈夫な物の方が安心なので)

言うまでもなく行先(走る場所)に応じて、その都度、タイヤを交換することは面倒なことです。

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↑↑ライトプロホイールにミニッツライトタイヤ仕様
↑ 純正ホイール+CST DUAL2 SPEED WAYタイヤを装着した初期の姿

実は、新しいホイールを買う際に考えていたのは2種類のホイールを使い分けることでした。
軽量な
①ライトプロ ホイールには軽量なタイヤ、ミニッツライト(20-1.25)を付け、
また
②ダホン購入時に付いていたホイールには比較的丈夫なCST DUAL2 SPEED WAY(20-1.35)を、
と、それぞれのホイールの性格にあったタイヤを装着しておき行く先、用途によって
ホイール毎に使い分けるつもりでした。


しかし、実際、試してみると問題点が発覚しました。

まず、リム幅の件です。
実測してみるとダホン オリジナルのホイールのリム幅は21.0ミリ前後、ライトプロホイールは
リム幅18.7ミリ前後でした。
このようにリム幅が2.3ミリほど違います。
まあ、この程度ならブレーキレバーに付いているワイヤーアジャストの調整で、
どうとでもなるだろうと、安易に考えていたのですが・・・

実際、試してみると「リム部2.3ミリほどの違い」はブレーキレバー部のアジャストボルトでは、
そのまま(リム部の違い)の変化ではなく
意外にも数ミリ(大雑把に見て5~6ミリ程度)の移動が必要と言うことに気が付きました。
そうなると、うまくブレーキレバーのアジャストボルトで調整できる範囲を超えてしまいそうです。

そこで考えて作ったのが下の小物。

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材料は一般車のブレーキなどに使われるアジャスト用小物。
これの片方のみを使用します。

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指で持っているのが、完成品。

一枚前の画像の中空ボルト状?の方の部品をベースに・・・
①割を入れて、②カットして、完成。

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これをライトプロホイールを使う時だけ、アジャストボルト部分に入れます。
そうすると結果的にアウターワイヤーがミリほど長くなったことになり、
ホイールを変えた事によるリム幅ミリの変化を調整する事が出来ます。

この小物を脱着することによりリム幅の違う2種類のホイールを簡単に
併用できるはずだったのですが・・・
(実際、ブレーキレバーのストロークレベルでは何とかなったのですが)

しかし、厳密に言うとワイヤーの引きしろ調整は可能になったものの
「リム幅が違うことによりブレーキゴムのリムへの当り角度が違ってくる」
ことが気になって、この方法は断念することにしました。


結局、ホイールを2種類、使い分けることは断念した現在はライトプロホイールに
2種類のタイヤを使い道、行く先に応じて使い分けることになりました(笑)

以前、軽量のホイール、ライトプロに交換した勢い?でタイヤも軽量な
パナレーサー ミニッツライトに交換した話を書きました。
パナレーサー ミニッツライトPT タイヤと ライトプロホイールに交換したことで
重量は軽くなり、また走りも軽快になりました。

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↑パナレーサー ミニッツライトPT タイヤ(20×1.25)
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↑パナレーサー ミニッツライトPT タイヤPTと
 ライトプロホイール。

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最初に書いたとおりホイール、タイヤを交換し重量は軽くなり、また走りも軽快になったのですが・・・

もちろん、これは、当然、良いことなのですが・・・。

そもそも、ダホン オビワン(日本名ビスク/ヴィスク)を導入した際、
考えていた使い道は自社仏閣、遺跡巡り、街中での足としての使い道でした。
(上の画像のように遺跡を訪ねて未舗装路の走行なども想定していたはずだった)
そんなことで当初は軽量でナーバスなホイール、タイヤは考えていませんでした。

しかし、駆動系部品の交換などで少し軽くなると結局は車体全体で、どのくらいまで軽量化出来るかと
ついつい?ホイールを変え軽量なタイヤに変えてしまったのでした。
(ネジなどをチタンやアルミに替えるまではいっていませんが)


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そして、(結局?)現在の姿・・・
ライトプロの軽量ホイールにタイヤは従来、使っていた一般的なスポーツ?タイヤ、
「CST DUAL2 SPEED WAY」(20×1.35)を装着。
(完成車の標準タイヤではなく新車時に見た目+未舗装路走行も考慮して交換したもの)
これなら重量も、そこそこあるので、丈夫でしょう。
少しくらいの未舗装路なら乗っていけます。
空気圧をマックスまで上げずに(適正空気圧の範囲で)適度に下げておけば乗り心地も
それほど悪くはならず我慢?出来ますし。

まあ、ライトプロ ホイールは、どうみても丈夫な部類とは言いにくい
(舗装路を走るのに必要にして十分な強度は確保されているはずですが)
ので扱いには注意が必要でしょうけど。

というわけで
普段は、しばらくCST DUAL2 SPEED WAYタイヤで走ることになりそうです。

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