コルサの毎日がヒルクライム

2013年04月

29日はトライアスロンチーム、RIPPLEさんのメンバーの依頼で
伊良湖岬(渥美半島)を、ご一緒しました。

女性メンバーさんが5人みえて、正直、大丈夫なのかなぁ?と思っていましたが・・・・
皆さん、とてもパワフル、走りながらでも、おしゃべりする余裕があるほど。
90キロほどの距離を走りましたが、最後には、こちらの方が消耗していたかも?(笑)
ところがゴールした後、さらに女性を含む数名が更にランニングに・・・・
トライアスリートの皆さんはパワーがありますね~、恐れ入りました。

私の趣味で少々の歴史ネタをはさみ、
そして連休中ということで極力、街中、信号のある路線を避け普通の人は、
まず通らない交通量の少ないルートをご案内させていただきました。
皆さんには、少し変わった伊良湖サイクリングを楽しんでいただけたでしょうか。

当方は、4月の走行目標をかなり下回っていたので今回の長距離ランは、
かなり挽回できて助かりました。
(それでも1~4月累計走行目標を・・・マイナス59キロかぁ)

参加の皆さん、お疲れ様でした!
Sさん、今度は絶対ご一緒しましょうね!
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昨日は奥武蔵グリーンラインを中心に走りその後、車中泊(貧乏旅行なので)

そして、20日は早朝から関戸橋フリマに出展です。
ここで余剰パーツを売り今回の遠征費用を稼ぎ出しました。

この後、友人知人は京王閣フリマに移動するそうですが・・・
私は京王閣フリマに行くと物欲を抑えられなくなると思い(笑)
関東の方にいろいろ情報を教えていただき峠に向かうことにしました。


中央自動車道相模湖インターを降り県道522号に入り路肩に車を止めて走行開始。

ところが、ここで恐れていた事態に・・・小雨が降り出してきました。
ただ、合羽を着て走るほどではないとウィンドブレーカーを羽織って登りつづけました。
少々登った所でカメラを忘れてしまったことに気が付きましたが・・・
これ以上雨が強くなるのを心配しあきらめて登り続ける事にしました。

結局、カメラがないので途中撮影で止まる必要もありませんし、
何より雨がひどくなるのを恐れてノンストップで峠まで登りました。

その峠は「東京近郊のサイクリストなら一度は登る?」と言う和田峠(700m)です。
(本当は八王子側から登ってタイムアタックしたかった・笑)

この日、雨の為かサイクリストには数人しか会いませんでしたが和田峠には多くの
ハイカーがいたのには驚きました。

和田峠に到着すると急に雨が強くなり出しましたので、早々に下り始めます。
すると、登りの小雨にあたったジャージが意外に濡れており、また低い気温もあり、
むちゃくちゃ寒く感じました。
(この日、国道20号線の温度表示は11度、山中湖周辺は4度だった)


登っている途中には、この後、大垂水峠、牧馬峠に登るつもりでしたが・・・
この段階で、もう気持ちが切れました(笑)

車に戻り、今日は、あきらめて帰還することにしました。
次はいつ、ここまで来ることができるでしょうか・・・
(終わり)

奥武蔵グリーンラインの刈場坂峠から下ります。

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下る途中にある虚空蔵峠。
画像は虚空蔵峠から見た刈場坂峠からの下りの道。
現在の道から見ると虚空蔵峠の位置はピンと来ませんが・・・
現在の道とは違った道筋があったようです。

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刈場坂峠からの下りで見た山肌は桜の花で覆われていました。

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刈場坂峠から下り国道に出る直前から今度は次の峠に向かいます。
右が刈場坂峠から下って来た道、背中側が国道、そして向かうは左側の登りです。
比較的傾斜のゆるい走りやすい道で向かう峠は・・・

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高校生の頃から自転車雑誌のサイクリング日記などでよく見かけた名前、
正丸峠(636m)についにやってくることが出来ました。

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正丸峠を通過し次の峠へ。

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まもなく?到着したのは山伏峠。

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峠名入り看板は期待していなかったものの意外にも立派な看板が。

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山伏峠から折り返し、また正丸峠に向かいます。
今日は、これで名前のある峠だけで
①顔振峠、②傘杉峠、③花立松ノ峠、④飯盛峠、⑤ぶな峠、⑥刈場坂峠、⑦虚空蔵峠、⑧正丸峠、⑨山伏峠、
そして2回目の正丸峠(笑)

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本日、2回目の正丸峠、左の階段を登ると旧正丸峠に至ると書いてあったので
自転車を置いて偵察に行くと、まだ結構距離があるようで断念(笑)
こんな階段を登ったのに・・・

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正丸峠からの景色。
何度もいうが・・・本当に埼玉の山は険しく深い・・・

さあ、後は下り基調の国道をとばして車に戻りましょう。
それにしても・・・夕方になり気温も下がり指切りグローブで握るブレーキレバーが
冷たくてかないません(泣)

本日は終わり、明日は・・・

先週のことになりますが関東の峠にカーサイクリング+車中泊で遠征してきました。

友人知人が4月20日の関戸橋フリマ+京王閣フリマに行くと言うので私もそれに合わせ、
ついでに関東の峠を登りに行くことにしました。
19日に峠を走り20日のフリマで余剰パーツを売って今回の遠征費用を稼ぎ出し(笑)
余力があれば20日午後もいくつか峠を登ってこようという作戦です。

まずは埼玉県飯能市、吾野駅近くまで車をとばし(約350㌔)林道入り口の路肩に
車を止めて走り出します。

ここまで書けば関東の方なら「あそこだな」とピンと来るかもしれません。
そう、目的地は奥武蔵グリーンラインです。

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数キロ登れば、まずは顔振峠(502m)に到着するはず・・・。
ところが峠に近づくにつれ何かにぎやか(にぎやか過ぎる?)と言うか喧騒状態。
郊外学習なのか小学生が道いっぱいに広がり通りがかったハイカーや車も大迷惑状態。
とりあえず峠名が入った画像を取って退散。

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顔振峠周辺からの景色。
今ひとつぱっとしない・・・天気が良くて空気が澄んでいれば。
それにしても埼玉県って凄い山間地域があるんですね~。

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基本、尾根伝いの道、奥武蔵グリーンラインを進んでいくとまもなく傘杉峠(550m)。


傘杉峠から2㌔強ほどの地点の道路分岐あたりが花立松ノ峠というらしいのですが、
ここには標識はなく画像を取り損なってしまいました。

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高山不動尊入り口辺りから見た山々。

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気持ちの良い道。

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そして飯盛峠(770m)。

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飯盛峠の周辺を探索。
尾根伝いに伸びる奥武蔵グリーンラインを横切るように
古道の峠道があったはずで・・・
このような道が、かつての峠道のひとつなのでしょうか(?)

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続いて、ぶな峠。あまり見かけない、この字を「ぶな」と読むそうです。

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広い峠が見えてきました・・・

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到着した刈場坂峠(818m)
見る方向によっては空の峠とも言える明るい峠です。

陽もさし桜も所々咲いている画像からは暖かい感じがするかもしれませんが・・・
この日、前日とは打って変わって冷え込み、そのうえ吹き荒れた強風と、
それなりの標高で、かなり寒い。
厚手の冬用とウィンドブレーカー持参は正解でしたがスタート時の麓の暖かさで、
つい指切りグローブで来てしまった事をおおいに後悔することに(笑)

刈場坂峠の先にも尾根伝いに道が続き、まだまだ峠がありますが・・・
今回は刈場坂峠から西側に下ります。

※つづく

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今回、ご紹介するのはスギノ プロダイナミック コッタレスクランクに取り付けられた
トリプルギヤです。
ちなみに歯数は48-40-28Tになります。

当時は、あまり興味を持ちませんでしたが今、こうしてみると、
なかなかメカニカル?で力強く、その造形に惹かれてしまいます(笑)
(このCWを中心に当時の国産部品で何か一台組みたくなってしまう・・・)

ぱっと見「ああ、プロダイのトリプルなんだね」と言われる方が多いかと思いますが・・・
実はこのトリプル、たとえばTAシクロツーリストのトリプルなどのような簡単な
構造ではないことを、ご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか?
(逆に言えばTAはシンプルな構造で26Tから組める優れた設計だと言うこと)

前回の記事で「TA ツーリストに、そっくりのプロダイナミック6(Pパターン)」を
ご紹介した際の文章を下記にそのままコピーしましょう。



※従来のTパターン、CパターンともPCDの関係で最小インナーが32Tどまりの為で
はないかと思います。
  Pパターンは最小26Tまで取り付けることができ、
  30T、28T、26Tの歯数が用意されていました。(偶数歯のみ)



今回のトリプル(Cパターン)は最小インナー28Tが付いているのですが・・・
そうすると上記の文章とは矛盾が生じてしまいます。
その種明かしをしていきましょう。

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TA ツーリストに、そっくりのプロダイナミック6(Pパターン)ギヤ板を
製造販売する前にスギノが従来のTパターン、Cパターンアウターギヤ板(ともに最小歯数は32T)に
最小歯数28Tを付けられるよう考え出されたのが、このアダプター。

下側の画像をよく見ると内側に円形状のヘコミがついています。
これには重要な意味があるのが、このあと判ってくるはずです。
(画像は裏表、微妙な違いがあります)

私は以前、このアダプターを見つけ何気なく入手しておきました。
ただ、このアダプターと28Tのギヤ板が有っても簡単には取り付けることが出来ないのです。

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ここで中心近くの裏表のアップ画像。
この時点では、28Tギヤ用アダプターの、特殊性があまり判らないかもしれません。

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とりあえず、展開してみましょう。
クランクとアウターギヤ、28Tアダプターは5ピンで共締めされています。
アダプターにある円形の、へこみにクランクの短いアーム?が入る設計です。
(アダプターの「へこみ」は、この為の物だったんですね)
今回、記事の最初の画像の完成状態のチェンホイールからの分解は外側の
3ピンをはずし、
次に5ピンを、はずさないとクランクとギヤ類を分離できません。

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アウターとクランクをはずしたインナー+センター+28Tアダプターの裏表。
アウターとセンターの間に比較的、大径のスペーサーが使われていることと、
その内側に28Tを付ける為に特殊な頭(小判型?)のネジが使われていることがわかります。

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インナーを固定する特殊な小判型の頭を持つネジは他と干渉しないよう非常に薄く作られています。
スパナで慎重に作業するしかありませんが他と接触してスパナに角度が付いてしまうので
薄い頭のネジをなめてしまいそうです。
スパナを曲げるなどして専用工具を作りたいところですが・・・
滅多に作業することはありませんしね(笑)
(当時、専用工具は用意されていたのでしょうか?)

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小判型の薄ネジの反対側は、こんなネジですから大きなマイナスドライバーで回すぐらいしか
手がありませんが、ただ、こちらもなめそうですね。

もうひとつ、この画像には特殊なネジが写っています。
クランクを留める5ピンですが28Tギヤ(スペーサー)に干渉しないよう六角の一面が
カットされ五角形になっています。

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センター+28Tアダプターからインナーギヤをはずしてみると、ここにも
スペーサーが入っています。
この画像だけ見るとスペーサーの内径が大径過ぎるように感じますが、
これはギヤ固定の雌ネジが入るためです。

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トリプルギヤ板完成状態ですが・・・
この状態まで組み上げてしまうとクランクは取り付け不可能なのです。
くどいようですが、もう一度、ご説明するとアウターとアダプターの隙間にクランクの
短いアームが挟み込まれる設計なので、この状態ではクランクを組みつけられません。
組み付けるには、今回の6枚目の画像まで分解しなければなりません。

以上のように28Tアダプターには28Tのギヤ板(当然ですね)以外にも特殊なネジ、
スペーサーが必要な上に組み付けがとても複雑、普通の工具ではネジも必要なトルクまで
なかなか締め付けることが出来ないのです。
(コツと工夫が必要だと思います)

アウター、センターをそのまま使い+28Tを付けられるようにする・・・
その為に、よく考えたものだとは思いますが、やはり部品類のコストと組み付けの煩雑さが
ショップさんやユーザーに受け入れられず
(複雑なチェーンホイールの組み付けに当時、ショップさんを悩ましたと聞きます)
結局、あまり支持されなかったのではないでしょうか。

その為、結局はTAツーリスト、そっくりのプロダイナミック6(PROD-6)(パターンP)
を販売することになったのではないでしょうか?

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※追記2013/4/26
関西のYさんからご指摘いただきました。
添付画像(トモダ ワールドパーツカタログ1969年発行)に
28Tアダプター+28Tギヤ+マキシィギヤのチェンホイール及び、それを用いた完成車の
画像が掲載されていました。
また改めて手持ちのカタログなどを確認するとトモダ ワールドパーツ76にも
28Tアダプター+28Tギヤ+マキシィギヤのトリプルリングの画像が載っていました。
メーカー画像ではないものの大規模販売店のトモダさんのカタログですから信頼性は
間違いなく、この使い方も正規であったということにお詫びして訂正させていただきます。
また、シャフトに関しても69年発行のカタログに
「コッターレスシャフト プロダイ S.W.T.」とあることから「S」(シングル)シャフト
が存在していた可能性があります。

最後に本来の使い方ではない28Tアダプター使用法の一例。
アダプターのアーム長は、マキシィ系のギヤ板に適合するので・・・
このようにアダプターに直接、マキシィ系のギヤ板を取り付けることが出来ます。
(アーム先端の3ピンのみ使用)
そして、このまま5ピンクランクに取り付ければ
「マキシィ系のギヤ板+アダプター+プロダイナミッククランク」
と言う組み合わせで使用できるでしょう。
もちろん、スペーサーの厚みなどを調整すればダブル、トリプルの使用も可能?。
ただ、使えると言うだけで、わざわざ、このような組み合わせに需要があるとは思えませんけど(笑)

そして、もうひとつ先ほどは(アーム先端の3ピンのみ使用)で考えましたが
内側の3ピン位置を使えば28Tのギヤ板が取り付けられるのでは・・・
アーム長の外側3ピンと内側の3ピンと部品点数の増加とデザイン的にも、うるさくなるし
内側3品にはスペーサーもネジも長い物がいるのでしょうけど・・・
まあ、これは考えるだけにしておきましょう。
(説明がわかりにくくてすみません。まあ無視してくださっても)


※当方の間違いなど、お気づきの点がございましたらご指摘いただければと思います。
※次回は、また違うアダプターのお話です。(以前にも記事に書いたけど)

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