コルサの毎日がヒルクライム

2013年04月

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今回、取り上げるのはスギノのプロダイナミック クランクです。
国産5ピンクランクとしては、もっとも知られ流通しているモデルでしょう。
(他に国産5ピンクランクはシマノ、高木製などがあります)

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プロダイナミッククランクの(大雑把な)バリエーションは・・・

コッタードタイプとコッターレスタイプの2種類。
クランク長が165ミリしかなかったので大雑把なバリエーションは、これだけしかありません・・・
多分(笑)
※当方の間違いなどありましたら、ご教授いただければ幸いです。

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クランクの裏側には、このような刻印があるものもあります。
画像はコッターレスタイプの、かなり古い物でスギノのSマークの他に「67.6」の刻印があります。
これは1967年6月の製造を現しているものだと思います。
ちなみに古いコッタードタイプは裏に何も刻印がないものが多く、コッターレスタイプも
新しいものは年式の刻印が入らなくなります。


さて、ギヤ板のバリエーションは・・・・

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一般的な(旧型)パターン→「T」パターン?。
これをTパターンと呼んで良いのか、わかりませんが下記の画像を根拠に
私はTパターンと呼んでいます。

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古いカタログ「Vol.1」(多分、1976年版)にある、この画像を見ると・・・
クランクはプロダイナミックではなく、いわゆるマキシィタイプのギヤ板ですが、
直線基調の右が「Tパターン」、
通称ルネパターンと呼ばれる曲線基調のデザインの左の方が「Cパターン」と
書かれています。

上の画像の「Tパターン」の方はチェンガードが付いていてギヤ板パターンが
見にくいので下の画像で補足します。

話はそれますがギヤ板のパターンはNo.23ぐらい(年代不明)のカタログになると
十数種類の表記があります。(この話は、また別の機会に)

話を戻すと、この画像を根拠にプロダイナミックのギヤ板もTタイプとCタイプと呼ぶことにします。

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上記のほかにプロダイナミックには後にTA ツーリストに、
そっくりのプロダイナミック6と呼ばれるPパターンのギヤ板が販売されます。

このギヤ板が販売された背景を推測すると・・・
従来のTパターン、CパターンともPCDの関係(両者は同じPCD)で最小インナーが32Tどまりの
為ではないかと思います。

Pパターンは32T以下も取り付けることができ
30T、28T、26Tの歯数が用意されていました。(偶数歯のみ)

このように書くと・・・
事情通の方から「専用アダプターを使えば28Tも付くのでは?」
と突込みが入りそうですが・・・
それは次回に(笑)

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もうひとつ、ギヤ板のバリェーションです。
一見、ピカピカの仕上げのTタイプに見えますが
(画像では仕上げの良さがわかりにくいと思いますが)
良く見るとインナーギヤの取り付け穴がありませんのでシングル用になります。
また歯の厚さも違い、1/8、通称、厚歯と呼ばれる物になります。
(普通のロード用は3/32、通称、薄歯)

これはコッタードクランク時代のピスト競技用と思われます。
プロダイナミックチェンホイールは1965年頃のカタログに「プロ競輪使用許可」と書かれています。
ただ、これはコッタード時代だけのようでコッターレスになってからはピスト競技は
考慮されていないと思われます。
理由はプロダイナミック コッターレス専用BBシャフトはダブル用のPWタイプと、
トリプル用のPTタイプしかなくシングル用のPSタイプ?は市販されていないからです。

ただ、「このギヤ板をピスト競技専用と言い切れるか?」と突っ込まれると確証はありません。
なぜなら60年代ですとツーリング車も厚歯フリーのリヤ3段なんていう仕様もありましたので
厚歯シングル、フロントチェンリングがツーリング用であった可能性もあるのです。
(今回のサンプルにBIAなど、競輪認可を示す刻印はありません)

※2013/4/26追記
1969年発行のトモダ ワールドパーツカタログ画像説明に
「コッターレスシャフト プロダイ S.W.T.」
の記述があり、これが事実だとすると「PS」(シングル用)シャフトが存在していた
可能性があります。

※コメント、いただいたようにプロダイナミック5ピンクランクにはドミフォンレース用の
 5アーム形状の特大ギヤ板があるのをすっかり忘れていました。 
 今後、機会が、あれば画像をアップしたいと思います。

※更に、もう一点、スギノの5ピンギヤ板のバリエーションをご指摘いただきました。
 それは・・・5ピンのパターンレスギヤ板です。
 厳密に言えば素材とはいえバリエーションに含まないといけませんね。



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うちにある1964年式のトーエイに取り付けられたTパターンのプロダイナミック チェーンホイール。
クランクはコッタードタイプ、歯数は47-36T。
(このクランクは当時組まれたそのもの)

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こちらは1980年式ではないかと思われるシルク キャンピングに付けられた物。
(もともとはスーパーマキシィ5アームが付いていたが最小ギヤが34Tまでしか付かない為、交換)
プロダイナミック コッターレス クランクにはTAツーリストのギヤ板。
(ちなみにTAの歯数は48-42-30T)
70年代から80年代頃には、このような使い方も多かったと思います。
TA以外の外国製ギヤ板の組み合わせですとサンプレックスなどもオーダーランドナーなどに
使われており、とても素敵に思えました。


さて、次回はプロダイナミックのトリプル チェンホイールの中では、
あまり知られていないタイプをご紹介したいと思います。

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今回は、いかにも、おめでたい、お正月用お箸セット・・・・
な、訳もなく(笑)
鉛筆です。

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良く見ると・・・赤い部分には「片倉のシルク号自転車」とあり、

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白い部分には・・・「オリンピック連続出場車」の文字があります。

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上側の鉛筆を見ると・・・
JIS規格で作られたHBの濃さの鉛筆と言うことは判りますが、
鉛筆を製造したメーカー?「W.S.P.」?については良くわかりません。
製作年代は60年代後半から70年代初め頃でしょうか?

白、赤の組み合わせは言うまでもない日本の国旗(ナショナルカラー)でもありますし、
シルク好きなら、「白い車体色に赤の胴抜き」=「シルク レーサー」
とピンとくるはずです。


このサンプルは熱烈な「シルク好き」で一部に知られる?(笑)
「くさやん」さんより、いただいた物。

粟ヶ岳を下って南下、やがて旧東海道と交差します。

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茶畑を走ると旧東海道へ。
ここは菊川坂、背中側に行けば金谷坂。
発掘された石畳(江戸時代のもの)+再建された石畳の旧道。

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石畳の旧道脇には現在の菊川坂。
こちらもなかなか険しい坂です。

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菊川坂を下ると待ち構えているのが小夜の中山の急坂。
車の為、左に迂回路がありますが急な坂です。

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小夜の中山の激坂を上から見たところ。

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その激坂をノンストップで登り切ったたきちゃんとデローザ、ヒルクライム仕様。
たきちゃんはこの坂を今回こそはノンストップで登り切るために
ワイドレシオのデローザで来たらしい。
私は、この激坂がコースに含まれているとは聞かされておらず自転車も(ギヤ比)普通?
だったので足を着いてしまいました・・・

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峠近くにある久延寺(きゅうえんじ)、大名行列が通る時は茶の接待に使われたそうだ。
また境内には有名な昔話?の「夜泣き石」があります。

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通称、小夜の中山峠にある江戸時代から続くと言う「扇屋」さん。
画像は西側から見たところ。

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地形上の峠部分を西側から見たところ(旧東海道)。
先ほどの扇屋さんはほんの少し東に下った部分にあります。



旧東海道を西に進むと金谷坂、菊川坂、小夜の中山より、はるかに急な難所、日坂があります。
(旧東海道、日坂宿「にっさか」の西側の激坂。日本坂とは違います)
どれほどの激坂かと言うと・・・

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最初の下り込みを上から。
ここから左に曲がりこみながら急に落ち込み・・・

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ぐいっと回り込み・・・

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この落差!!!!
登るなんてとんでもない、自転車で下るのも腰をうんと後ろに引いて
後輪荷重にしないと前転しそう。

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レーサーシューズでは道を横切るのでさえ、怖いほど。
4輪車でも雨が降ったら滑り落ちるんじゃないかなぁ、と思うほどの激坂でした。
まあ、私の画像では激坂の凄さを表現できていませんので興味のある方は、
ぜひ自ら足を運んで挑戦していただきたい(笑)

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そんな激坂、日坂には日乃坂神社がありました。
坂を下りきったところにある日坂宿は山間の小さな宿で東海道五十三次でも
「坂ノ下、由比」についで小さな宿だったのだそうです。
それにしても今回、実際走ってみるまで天下の往来、東海道の金谷宿から日坂宿までの
間がこんなに急坂の続く険しい区間だと走りませんでした。
かつての旅人が難儀した区間と聞いていても実際に行ってみて、やっと実感がわきました。
また、今度は反対側から走って(激坂は歩いて)みたいものです。

先週の日曜日、3月31日は古典ロード走行会でした(雨でしたが)

実は前日の30日も走りに行きました。
相棒はたきちゃん、たきちゃんの袋井のアパートから二人で掛川の
粟ヶ岳周辺を走ってきました。

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で、いきなり粟ヶ岳(532m)
私は予備知識がなかったのですが、こんなに高い山だとは思いませんでした(笑)
標高も532m・・・
自転車乗りの感想としてはあと1m低いと良かったのに(531でしょ・笑)

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粟ヶ岳空の景色。
この日は花曇?のせいか、展望はいまひとつでした。
晴れていれば素晴らしい景色だったでしょう。

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道幅は狭く、傾斜は結構きつい。
でも地元周辺の自転車乗りの格好のトレーニングコース(サイクリングコース)と
なっており頂上の駐車場には立派な自転車スタンドが造られていました。
食堂内のノートには登ってきたサイクリストが記名するようになっており
登坂回数も書き込むようになっていました。
(サイクリング用だけではなくモーターサイクル、ハイカー用のノートもあるらしい)
最高登坂回数は1千回を越えている人もいるそうで百回越えくらいでは普通のようでした。
(5月には食堂のおばちゃんによる表彰もあるらしい)

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粟ヶ岳登り口での、たきちゃんのデローザ(本人によるとヒルクライム仕様)
背景の山の斜面に見える「茶」の字に注目。
そう、ここは静岡茶の産地なのです。

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下りで撮影した画像。
「茶」の文字、実は「茶の木」ではありません(笑)

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少し離れた所から見た粟ヶ岳、はっきりと「茶」の文字が見えます。
こちらのデローザはコルサのサイクリング仕様(笑)

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当然、周辺は茶畑ばかり。

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茶畑を南下していくと旧東海道に交差。
ここは菊川坂、背中側に行けば金谷坂。
発掘された石畳(江戸時代のもの)+再建された石畳の旧道。


粟ヶ岳の登りは長く大変でしたが・・・
このあと、旧東海道の峠道(坂)は短いものの想像以上の激坂続きで・・・

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今回はDE ROSAのネームの入った物。(2種類あります)
ただ、よほどのデローザ ファンでも、これをお持ちの方は、まずいないでしょう。


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それぞれの裏面です。
裏面にはデローザなのに「だるま自転車」がデザインされています。
同じ英文ですがロゴは微妙に違います。


もう、ほとんどの方は、これが何か、お分かりになったかと思いますが・・・
そう、これはDE ROSAのマッチなのです!!!!!


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側面にはUSHIKAWAの文字があり「53-○○○○」の電話番号があります。

これは、かつて愛知県豊橋市牛川町(USHIKAWA)にあった喫茶店のマッチなのです。
この喫茶店、少し前に道路建設区画にあたってしまい、それを機に閉店してしまいました。
喫茶店「DE ROSA」は共同経営でスタートしましたがオーナー二人ともDE ROSAオーナーではなく、
また開店当時の店の客にもDE ROSAオーナーは一人もいなかったそうです(笑)
(開店は30年以上前のことで、当然?DE ROSAの許可は取っていなかったでしょう)

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