コルサの毎日がヒルクライム

2013年07月

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今回はイタリアのタイヤメーカー、クレメンのワッペン(ワッペンと呼んでいいのかなぁ)

この手の布ワッペン、古い物は刺繍の物が多く、とても手が掛かっているような気がして
なんとなくありがたかった?のですが今回のサンプル(時代はわかりませんが)は印刷です。

クレメンは70年代から80年代初め頃まで自転車レース用のタイヤとして絶大な信頼と人気でした。
(その後、ビットリアなどが台頭してくる)

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フックや画鋲などでぶら下げて展示販売できるようにビニール袋の上部に
台紙が付いて販売されていました。


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1991年12月発行の日本向けクレメン社のカタログ。
小さくて見にくいと思いますが注目していただきたいのは中央の
「PIRELLI  Group」
の文字。

ほとんど知られていませんがこの時期のクレメンはピレリの傘下にあったのです。
その為、日本総輸入元はピレリタイヤ輸入元の阿部商会さんでした。

ピレリといえば現在、自動車レース、フォーミュラ1のタイヤとして知られていますが
当時はスーパーカーの足元を支えた傑作タイヤP7、P6、CN36などで有名でした。

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91年当時の日本向けクレメンタイヤのラインナップ。

ロードレース用14種(24、26インチ2種4モデル含む)、トライアスロン用2種、
トレーニング用2種(この2種のみWOなのが時代を感じさせます)、シクロクロス用4種。
クレメンには多くのピスト用タイヤもあったはずですが阿部商会さんでは
輸入していなかったようです。

一番高価なヌーボスーパー・セタエキストラ(ロード用)は何と一本、18,000円でした。
クレメンのなかでは一般的な?ストラーダ66は10,500円、スカットは8,400円でした。

反対に安価なのはトレーニング用のブラボーケブラー(WO)3,000円、
チューブラで一番安価なのはロード用のスーパーコンドル3,600円でした。

なお、シクロクロス用は6,500円から10,500円となっています。

シクロクロス用のグリホネーベ(10,500円)は私もシクロクロスレースに参加していた頃、
よく使っていました。
ただ、シクロクロス用といってもトレッドのゴムが少し厚い程度で(もちろんパターンは違う)
タイヤサイドはロード用とこれといって変わらず(オープンサイドのまま)石や岩で簡単に
タイヤサイドが切れて使えなくなってしまうのでした。
定価10,500円もする高価なタイヤが簡単にタイヤサイドが切れて使えなくなるのは、
とても悲しいことでした(笑)

このロードタイヤと変わらぬ構造から考えるとヨーロッパでのシクロクロスコースは
砂、泥、土の路面しか考えていなかったのでしょう。
(砂、泥、土の路面ならオープンサイドでも、なんとかもつ?)
あるいは石などでサイドカットして使えなくなればピットでどんどん車体交換すれば
よいということだったのでしょうか。

先日、仕事の間に空き時間が出来たので家の近くの貯水池の公園に
トレーニングに出かけました。
(愛知県豊橋市南部の万場貯水池)
トレーニングを終わって貯水池近くまで戻ってくるとヘリコプターが近づいてきて
貯水池の上を飛んでいます。
「事件???」
と思うところですが・・・
実は以前にも経験しているので愛知県警の訓練と、すぐにわかりました。
(はじめて見た時は何かの事件か?と驚いた記憶があります)
愛知県警ヘリJA6781「あさやけ1号」による水難吊り上げ 救助訓練なのでした。

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貯水池の周りの遊歩道でも一周2.6キロほどですから、かなり近くから
見ることが出来ます。

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すでに池の中央には水難者のダミー人形が下ろされており、そこへ近づいていきます。

ちなみに一緒に飛行してきたスタッフが水難吊り上げ 救助訓練前に一名?地上に
降りて訓練の様子を見守って?います。

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隊員が中吊状態で
水難者のダミー人形に向かってアプローチしていくところ。

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救援者が水面におり、水難者のダミー人形に接触。
ローターからの風圧で水面が激しく波立っています。
水面に降りている隊員の人は、とても大変なことでしょう。

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水難者のダミー人形を救出したところ。

水難者のダミー人形を救出すると、もう一度、ダミー人形を水面に下ろし旋回し
最初から訓練を繰り返します。

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再度、訓練を繰り返す際、旋回する飛行コースに一番近い所まで移動。
ほぼ、目の前を旋回していきます。

古くてチープなデジカメしか持っていませんでしたが、ここまで大きくしっかり写りました。
ヘリコプターには詳しくありませんが、どうやら川崎BK117B-2のようです。

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何度か旋回し水難吊り上げ 救助訓練を繰り返した後、一度だけ水面近くを飛行しました。
(土手にいる自分の方が位置が高いくらい低く飛んでいます)
ただ、よく見ると左下水面にダミー人形が見えますので、まだ訓練は終了ではないようです。

この後、地上から訓練を観察していたスタッフの方へいったん、戻ったようです。
私は仕事へ戻る時間なので・・・これで、現場を離れました。

いやー、いざという時の人命救助の為に危険な訓練をする警察の人達、
とても頼もしく、かっこ良く見えました!

前回、ご報告した「バイクナビGP」の様子、今回は、その際、
使用した自転車をご紹介します。

この3時間耐久(耐久に話を絞ります)レースには、いろいろなクラスがあります。
大雑把に言えば・・・
まずはチーム内の出場者が男女混合であればという「Mixedチーム」に参加できます。
それ以外には車種によってクラスが設定されています。

一般的には
ロードレーサーのみの編成のクラス、①「Menロードチーム」、
そしてロードレーサー+MTB、ミニベロ、クロスバイクなどの複数の車種でチームを編成する
②車種混成チームです。

今回、私が用意したのは、この車種混成チームに参加する為の
フラットバーロードレーサーです。
このバイクナビGPにはフラットバーロードという個人レースカテゴリーがあります。
もともとはクロスバイクを対象にしたのではないかと思われますが、
レースシリーズ始まりの当初から
バリバリのロードレーサー、
アルミはもちろん、チタン、カーボンのフレームのロードをフラットバーに
改造しただけのレーサーたちの戦いになっています?


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ということで・・・うちにある一番、競争向きの車種をベースに選びます。
うちにはカーボンパイプ+アルミラグフレーム、ドロップハンドルのミニベロレーサー、
ルイガノ MV Cもありますが今回は700Cのホイールで走りたいと
思いデローザ アバント(2007年式)にしました。
(新城のコースは攻めるとテクニカルなので小径より700Cの方が安心感がある)

デローザでありながらシマノのパーツがメインなのは大人の事情によるもので。

それにしても「しぶっい!」
タイヤからサドル、バーテープに至るまでオールブラック!
(ペダルの赤はデローザマークの赤に合わせている、おっしゃれ~・笑)
たいした走りも出来ないので昨今の派手なレーサーには気恥ずかしくて乗れません。
(購入直前、デローザに乗るからには恥ずかしくない走りを!と練習したのが懐かしい)

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デローザ アバント ハンドル回り。
デローザでありながらシマノ プロのステム、日東のハンドルなのは先ほども
書いたとおり大人の事情によるものです?(笑)

それにしてもミドルグレードのカーボンフレーム、デローザにアシストブレーキレバーが
付いている個体は世界中にも、ほとんどないのでは(笑)
ただ、このアシストブレーキレバー、もともと体が固いうえに腰痛持ち、
そしてハンドルの上を持って景色を見ながら走りたいサイクリストには
大変、便利なものなのです。
(街乗りにも有効)


さて、ハンドル回りをごそっと外し・・・フラットバーに変更します。
(またドロップハンドルに戻す予定)

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いきなり、フラットバー変更後。
ステムをロードの時より20ミリほど長いものに変更、取り付け位置も一番低くセットします。
レース仕様(使用)と言うことを考えれば、ハンドル位置は、もう少し低く
遠い方がよかったかもしれません。

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ハンドルバーはBSモールトンの純正品。
MTBなどのものより狭く切らなくても脇が締まったポジションがとれます。
ステムクランプ径もMTB系バーが25.4ミリが多いなか、
これは26.0ミリ径で作られているのでロード用ステムにもぴったり。

走りを考えたら・・・
バーエンドにつけるアタッチメントでポジションを増やしたいところですが
それは止めておきました。
そこまで、やってしまうとフラットバーと言えるのか?
と自制したのです。
まあ、大人の対応ですね?(笑)
(実際にはレース参加者で付けている人はいましたが)

そして変速機などはシマノをそのまま使うのでシマノのフラットバーコンポの
10速シフターを使います。
ブレーキレバーもフラットバーコンポ用のもの。
これは形が似ているからといってもMTB系のレバーを使うことは出来ませんのでご注意を。
(ロード用ブレーキ本体にはフラットバーコンポグループのブレーキレバーを)

ずっとフラットバーで使うならブレーキレバー、シフトレバーもブラックカラーを選び
ハンドルもカーボン素材の物か黒色着色の物を使うという手もありましたが・・・
いずれドロップハンドルに戻すのでシルバーカラーの部品を使いました。

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タイヤは一枚目の画像ではミシュラン プロ3でしたが磨耗が進んでいたので
ビットリア OPEN CORSA EVO CXに変更しました。
このタイヤは設計、コンパウンドなどもバリバリの現行レース用タイヤです。
ただ、このタイヤサイドが黄色のタイプは見た目が大人しく旧車にも似合いそうな
クリンチャータイヤです。
私はクロモリフレームのネオクラッシクな自転車用に購入しておきました。
色の加減か太く見えるのですが実測してみると意外やミシュラン プロ3より細いくらいでした。
(表示サイズは、ともに23c)
適応空気圧は8~10気圧と表示されていますが普段、レース以外で乗るのなら
7気圧程度でも良いような気がします。(体重59キロ台)


さて、乗車時のポジション(の多様さ=走行条件の有利さ)を考えると早急に
ドロップハンドルに戻したいところですが・・・
なかなか面倒くさいので(笑)

7月21日は新城市で行われた
バイクナビGP 2013
「ツール ド 新城の3時間エンデューロ」
(耐久レース)に参加しました。

例年ですとミニベロクラス(チーム)で表彰台を狙って走っていたのですが
今年はチームメンバーが揃いそうもありません。
(結局、今年は3時間エンデューロにミニベロのみのクラスはなかった?)

そこで他のクラスにエントリーすることになりました。
といっても単純にロードレーサーでエントリーすると強豪を多数含む多くのチームの中で
戦うことになります。

入賞はあきらめているとしても、少しでもクラス順位を良くしたい(笑)

そこで、考えたのが「Mixedチーム」、これは女子選手を含むチーム戦。
しかし参加希望の女の子は運動能力は高いものの自転車経験が浅い。
いくら耐久レースでも新城のコースでは無理だろうと断念。

そうなると・・・あとは車種混成チームクラスしかないでしょう。
これはロードレーサー以外にミニベロ、MTB、クロスバイクなどの車種を混ぜたチーム編成。
自分がロードレーサー以外の車種で出場することにしてエントリーしました。
(このレース用自転車については後日、記事に書きます?)


さてチーム編成は・・・
N氏、K君、F君に私コルサの4人。
3時間のレースに4人は多い気もしますがN氏、F君が仕事が忙しいとのことで
万一、参加できない時の為に4人エントリーとしました。
(不安材料としては平均年齢が、ざっと計算して45歳以上なこと)
ただ、この新城のコースはピットイン(選手交代)に入るとタイムロスが大きいため、
作戦に迷う・・・

とりあえずN氏に、いけるところまで走ってもらい、
そのあと私が出て短めの走行時間でも、そこそこのペース(速め)で走りポジションをあげて?
若手のK君、F君につなぎ、その時点で残り時間を考えて、
もう一度、私かK君がゴールまで走るという作戦にする(笑)

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とりあえず、ローラーでアップする私。
先週までは調子が良かったものの・・・
調子にのって?練習しすぎ(仕事帰りの夕方まで練習した)体調を崩してしまった為、
「まともに走れなかったら、どう言い訳しようと」緊張しています(笑)

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ゼッケン「470-1」
470はチーム番号、そのあとの「1」はチームのエースナンバー・・・
ではなく単にエントリー名簿順(4人チームなら1~4まであり)のようです(笑)

さて、1時間経過時のクラス順位は21チーム中、11位でした。
正直、もう少し上かと思っていましたので、ちょっとショック。
まあ、平均45歳以上のおっさんチームとしてはよくやっている、としましょう。
しかし、よくよく資料を見ると同一周回数のチームが8チームもいます。
(同一周回のチームの中では7番目だった)

N氏は、なかなか良いペースで走っていたのですが
あとで聞いたところ、登りでチェーンがはずれ、それがインナーギヤとフレームの間に脱落、
修復まで、かなりの時間をロスしたとのこと。これがなければ(笑)

そして、私とK君が走った(レース経過時間50分くらいから2時間めぐらいまで)
2時間経過時の順位は21チーム中6位!!にジャンプアップ?していました。

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画像はK君の走り。

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そしてレース時間、2時間少々経過、K君からF君へ交代。

残り時間も、わずかとなりましたが、ここで、もう一回、選手交代の必要があります。
私が走るか、K君が走るか、迷いに迷う。
自分も1回目の走行の後、走り足らない?気もするし調子も良くなってきた感じがありました。

6位のポジションを死守するには(そんな大げさな)・・・
K君に走ってもらうことにしました。

K君は自分より年齢的に一回り以上も若いし、何より順位が下がった時には
「K君のせい」にすることができるという深い考えがあっての苦渋の決断でした(爆)

そして3時間のレースが終わり・・・
なんとかクラス6位で表彰台に立つことができたのでした。
優勝を狙っていての2位などは、とても悔しいものですが
入賞をそれほど考えていなかった今回は6位でも表彰台は、とても嬉しいものでした。

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右端、3人が「天狗党レーシングチーム 南風」
我々は表彰台慣れしているので?(笑)レース終了から時間がたっていても、
ちゃんと表彰式にはチームウェアを再度、着用しています。

右から3人目のキャップを被っているのが私。
4人メンバーのうちのF君は自宅から自走の為、すでに帰路に。

「つんつんツノダのテーユー(T.U)号」というテレビコマーシャルで一世風靡した
「ツノダ」が今回のテーマ。


ツノダ商店として創業、ツノダ自転車(株)などの名前をへて今は
(株)ツノダと言う社名になっています。


愛知県小牧市に本社を置き現在は不動産賃貸および自転車販売を行う企業で
自転車の製造からは撤退しているようです。

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今回のサンプルは、そのツノダの「ツンツン友の会」のバッジ。

「ツンツン友の会」とはどういう会だったのか、何年ごろにあったのか、またその入会資格は?

など詳細は不明です。

年代は、まあ70年代以前だったと思うのですが?

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